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代表取締役社長とCEOの役割分担について直接インタビューしてみました!

私、経営推進本部の公平(きみひら)が当社ホットリンクの経営陣である代表取締役社長の内山さん(以下、代表内山)と執行役員CEOの桧野さん(以下、桧野CEO)へ「社長とCEOってどう違うの!?」というお題でインタビューをしましたのでご紹介します。


ちなみに私は入社以来ずっと内山さんのことを「内山社長」と呼んでいましたが、今は「内山さん」と呼んでいます。それは、ホットリンクのフランクな社風を体現するために内山さんから全社員向けに『今後は内山社長と呼ばないで欲しい!内山さんで大丈夫!』と宣言されたという経緯があったからです。個人的には社長を「さん付け」で呼ぶことに最初は抵抗がありましたが、社長自らが望んでいるのだからと、徐々に呼び方を切替えた思い出があります。


公平:早速ですが、お二人は「代表取締役社長」と「執行役員CEO」という役職ですよね。他社では 「代表取締役CEO」という役職をみかけることも多いのですが、ホットリンクでは「代表取締役社長」と「CEO」の役割をどのように分けているのでしょうか。

代表内山:当社の経営は、取締役と執行役で役割を分担する経営体制をとっています。「経営」と「執行」の分離と表現される場合がありますが、私は「分離」というと少しニュアンスが違うと思っていて、私たちは「取締役」と「執行役」全体で「経営」をしているという考えに立っています。

 どういうことかと言うと、やっぱり事業のことを1番理解しているのは執行役なんです。なので、CEO、CFOなど当社の執行役が顧客や事業、市場や競合を見ながら戦略を立て、それを取締役に提案するのがよいと思うんです。取締役はやはり直接現場を正しくわかっていないことがあるんですよね。ただ、色々な知識や経験がある取締役がいるので、執行役が提出してきた戦略に対して、欠けている視点を補ったり、監査役も含めて監査的なチェックをしたりして、取締役と執行役が協力しあって経営しているということができます。

 そして私は代表取締役ですので、あくまで取締役会の代表ということになってくるわけです。桧野さんは執行役員CEOですので、執行役員最高経営責任者ということになり、すべての業務執行を統括し、責任を持つことになります。このようにそれぞれの立場で協力する体制をとっています。

 そして、実は私は正直そんなにマネジメントは得意ではないなと思っているんです。

桧野CEO:それ、書かなくてもいいよ(笑)

代表内山:いいんです。私は、大きな目標やビジョンを描き、旗を掲げることのほうが得意だと思っていて、そこに向かうみんなをまとめることは実はそれほど得意ではないんですよね。その点、桧野さんはみんなをまとめるのがとても得意なんですよ。

 よくいろいろな企業の社長たちは「社員を引っ張る」社長という風に言われることがあると思いますけど、私はそういうスタイルではなく、私は私の得意なところを担い、私の苦手な所は得意な人に担ってもらう、そういうチームで経営する体制を作っていきたいと思っています。

桧野CEO:私がマネジメントが得意かは別としても、例えるならば、内山さんは囲碁が得意で、私は将棋が得意というイメージなんです。囲碁というのは布石を一つ一つ打っていくんですが、一見、ばらばらに打っているように見える時があっても、それは確実にゴールに繋がって行くんです。(これは内山さんの役割です。)

 私が内山さんによく言うのは、一つの碁石の上に将棋盤が乗っていると思って欲しいということなんです。一つ碁石を打つとそこから局地戦が始まっていくので、そう簡単に囲碁のようにパチパチと打つことはないんです。一つ打った碁石から勝負が始まっていくというイメージです。そして、この布石を打つということは内山さんが得意なことで、その戦略の上で戦術を実行する、つまり執行していくことが私の役割であると思っています。戦線を決めるのは内山さん、戦場で戦うのは私というイメージですね。

公平: 囲碁と将棋で例えるのは面白いですね。わかりやすい例えでした。ありがとうございます。


今回の撮影場所は当社内の入り口にある代表内山さんの思いが刻まれた壁の前にて行いました。

引き続き、経営者へもどんどんインタビューをしていきたいと思います。

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