インターン9ヶ月が経過。社長から新しいアプリを開発する立ち上げメンバーに参加させてもらい、制作開始前に1度ベトナムのメンバーと会ってこい、と言われました。
福岡でインターン生だった私の仕事内容は、家でアプリのディレクション資料を英訳し、ベトナムのエンジニアに渡す、、全てが遠隔でのやり取りだったので、同僚や上司が近くにいない環境、1人で戦ってるような気がしてました。
福岡から1人でホーチミンに向かい、社長が空港へ向かい来てくれ、次の日朝8時から出社(ベトナムの人は朝早くから動くらしい)。
いつもオンライン上でやり取りをするみんなが目の前にいるのですが、よく見た顔ぶれなので新鮮さがなかったことが、不思議な感覚でした。
ベトナムでの目的は、エンジニアチームに新しいアプリの概要を伝えること、エンジニアがどうやってアプリを作っているのかをリアルに見て、より良いディレクション資料を作成できる方法を理解すること、でした。
同じオフィスで働いていたのですが、何か気になるところがあれば、すぐにエンジニアに尋ねることができ、iPhone片手にスムーズに言いたいことが言える環境に感動しました。(遠隔だと電波が悪く、電話すら難しいこともしばしば。。)
昼休みになると、毎日みんなが屋台や近くのレストランに連れてってくれ、お互い拙い英語で一生懸命会話をしてたので、寂しい気持ちは1ミリもありませんでした。
私がベトナムで1番強く学んだことは仲間の存在でした。
ディレクターとして円滑にシステム構築できるよう、クライアントと明確にスケジュールを組むこと、誰も負担にならないように入念なプランシートや仕様書を作成すること、日々コミュニケーションを行うことを身にしみるほど感じることができました。
”みんなのために”私がディレクターとしての架け橋をうまく繋げなきゃ、という思いを胸にして帰国しました。
テクノロジーが発達し、オンラインで話せる時代ですが、直接会って話すことは大切だな、としみじみ思ったり。。
ベトナムに行ったことで、ディレクターとしての役割を理解でき、4月から社会人として動き出しました。
エンジニアチームとは国籍も違えば、言語も違い、遠隔でのやり取りですが、チームワークは健在で一緒にものづくりをできていることに今も生きがいを感じています。
一般的なオフショアのデメリットである、”意思疎通”の部分をすでに解消できているので、これからはガンガン責めていくぜ!というポテンシャルで日々を過ごしています。