学生時代と前職での経験
大学は大阪教育大学の教養学科・自然研究コースで物理学を学んでいました。教育大学ではありますが、私の在籍した学科は卒業要件に教員免許の取得が含まれない、いわゆる「ゼロ免課程」と呼ばれるコースで、在学中はもっぱら研究に打ち込んでいました。専門は分子ナノ光学で、フォトクロミズムを利用した薄膜の活性化エネルギーについて研究する日々でした。また、趣味が音楽なので、学業と並行してアカペラサークルでも活動していました。
前職は飲食業です。副店長として店舗の運営に携わり、日々オペレーションの指揮を執っていました。仕事自体は楽しかったのですが、業務内容が多分に会社特有のルールに依存しており、自分の市場価値という点では伸び悩みを感じていました。「新しい環境に身を置いた方が、より本質的な学びに繋がるのではないか」と考えたのが、転職を志したきっかけです。
未経験からの独学と転職活動
3月に退職した後、約半年の学習期間を経て転職活動を開始しました。未経験からの挑戦だったので、とにかく「基礎学習を完遂し、地力があることをアピールしなければ!」と考え、教科書と睨めっこする毎日を過ごしました。
特に力を入れたのはポートフォリオの作成です。自走力を証明するため、あえてプログラミングスクールには通わず、参考書を中心に学習を進めました。転職活動では、エージェント経由ではなかなか希望にマッチする求人が見つからなかったため、WantedlyやGreenをメインに活用しました。
入社の決め手と面接の印象
当社を知ったきっかけはGreenで見かけた求人でした。大阪勤務であること、そして扱っている技術スタックが自分の学習内容と多く重なっていたことから応募を決めました。また、実際に開発に従事できるだけでなく、要件定義などの上流工程にも携われる点も非常に魅力的でした。
面接はとても穏やかな雰囲気だったことを記憶しています。特に冒頭で「答えたくないことは答えなくても大丈夫ですよ」と声をかけていただいたおかげで、緊張がほぐれ、安心して挑めたことが強く印象に残っています。
入社後の変化と職場の雰囲気
同期と一緒の入社だったので、とても心強く感じました。前職が残業の多い職場で拘束時間も長かった私にとって、フレックス制度はまさに夢のようです。
職場は非常に落ち着いた雰囲気で、最初は少し戸惑いもありましたが、皆さん黙々と集中されているだけで、歓迎会などでは温かく迎え入れていただきました。今では、とても安心して働くことができています。
現在の業務とこれから
現在は、既存アプリの改修作業に取り組んでいます。従来の画面仕様を踏襲しつつ、お客様と認識を擦り合わせながら、より良いものへとブラッシュアップしていく過程にやりがいを感じています。
これまでは研修用アプリや自身のポートフォリオなど、少人数での作業が主だったため、チームでの共同作業には最初苦労しました。しかし、私の失敗にも周囲の方々が粘り強く対応してくださったおかげで、だんだんと作業の全体像が見え、自分の役割を理解できるようになってきました。
最後に、まだ入社して間もない立場ではありますが、この職場には「作業ではなく仕事を楽しめる人」が向いていると感じています。お客様が何を求めているのかを想像し、自分なりに解決策を考え、それを具体的な形に起こしていく。そうした完結性のあるクリエイティビティを発揮できる方と一緒に働けるのを楽しみにしています。