業務委託という働き方は、自由度が高い一方で、現場ではすべてを自己判断で進めなければならない場面も多くあります。
だからこそ、どのチームと組むか、誰と一緒に現場をつくるかは、仕事のやりやすさだけでなく、成果や成長にも大きく影響します。
HAMONとフォトグラファー・清水匠さんの関係は、ひとつの撮影案件から始まりました。
手探りでスタートした現場から、2年以上同じクライアントと仕事を続け、今では数十件の案件を共にし、複数のブランドや地方案件にも関わる大切なパートナーになっています。
そんな清水さんには、業務委託という外の立場だからこそ見えるHAMONの現場があります。
清水さんの言葉を通して、その輪郭を紐解いていきます。
「海や山を、残したかった」
伊東
まずは自己紹介をお願いいたします。
清水
フォトグラファーの清水匠です。
1998年生まれ、神奈川県横浜市の出身で、今は神奈川と東京を拠点に活動しています。
もともとはサーフィンや旅が好きで、海や山みたいなきれいな自然を写真や映像に残したいと思ったのが、カメラを始めたきっかけでした。
そこから仕事にするようになって、今はWEB広告やSNS向けの写真・映像、アパレル撮影、風景写真を中心にやっています。
これまでだと、アパレル・スポーツ系のブランド、企業案件、あとは自治体の撮影にも関わらせてもらっています。
撮影だけではなく、編集やディレクションから入ることもあります。
HAMONとは、業務委託のフォトグラファーという立場で、2年以上。
もっというと、代表の小笠原がHAMONを立ち上げる前から、仕事では関わっていますね。
サッカーで知っていた同い年と、仕事で組むまで
伊東
HAMONとの出会いを教えていただけますか?
清水
代表の小笠原とは同い年なんですよね。
小学校時代から、社長の小笠原とはサッカーを通じて、なんとなく知っている存在でした。すごく仲が良かったというよりは、同じコミュニティにいて、顔と名前は分かる、くらいの距離感だったと思います。
当時は、まさか将来一緒に仕事をするとは、想像していなかったです(笑)。
実際に仕事として関わり始めたのは、今も撮影を続けているクライアントの最初の撮影がきっかけでした。最初は本当に手探りで、仕事の進め方や役割分担が最初から整理されていたわけではありません。
現場ごとに、その都度考えながら動いていた、という感覚が近いです。
ただ、その中でも一つひとつの現場を丁寧に重ねていく中で、少しずつ信頼関係ができていったのを感じています。
気づけば2年以上、同じクライアントと仕事が続いている。
業務委託という立場で考えると、これは決して当たり前のことではないと思います。
今では当初のクライアントだけでなく、さまざまなブランドの撮影や、一緒に出張にも行って、地方案件にも関わらせてもらっています。
「持ち帰って検討します」で止まらない
伊東
実際に現場でご一緒していて、HAMONの仕事の進め方についてはどう感じていますか。
清水
一番に感じるのは、やっぱりスピード感ですね。
例えば、オンラインでの打ち合わせ中にクライアントから課題や要望が出たとき。HAMONの場合、その場で話が整理されて、MTG中、もしくは終わってすぐに、次のアクションがチーム内に共有されます。
一度持ち帰って検討します、で止まらない。
もう次に何をするかが決まっている状態で、仕事が前に進んでいる感覚です。
このテンポ感があることで、現場側としても判断がしやすく、無駄に待たされることがありません。
特に小笠原との場面で良くあるのが、一緒に地方へ出張したりすると、クライアントとの距離感の取り方が本当に上手だということです。ただ表面的な要望を聞くだけではなく、自然と懐に入って、悩みや今後の展望まで引き出している。
横で見ていて、正直「人たらしだな」と思う場面もあります。
でもそれは、軽さやノリで距離を縮めているわけではなく、仕事としてきちんと信頼されているからこそ生まれている距離感だと感じていますし、それがHAMON流なんだなと改めて認識する瞬間ですね。
感覚とデータ、どちらも見られる
伊東
清水さんからは、よく「HAMONってちゃんとしてるよね」という言葉が出てきますよね。実際に「ちゃんとしてる」と感じるのは、どんなときですか。
清水
一番分かりやすいのは、資料を見たときですね。
私たちの仕事のクリエイティブは、感性で進めることが多いんです。ただ、HAMONは感覚論や勢いだけで話すのではなく、ちゃんと明確な数字や根拠をもとに提案している。
感覚とデータ。どちらも見れるのが強みだし、自分にはない部分です。
しかもそれが、自分たちの都合や理想論ではなく、クライアントの立場や、今置かれている状況を踏まえて組み立てられているのが分かります。
業務委託としていろいろな現場を見てきましたが、正直、雰囲気やノリだけで進んでしまうケースも少なくありません。その中でHAMONは、数字と現実をちゃんと見て話をしているチームだなと感じます。
クライアント側の目線で考えたとき、この会社にお願いしたら売上は本当に良くなるだろうなと、素直に思える。
撮影当日の段取りや準備、納期に対する姿勢も含めて、実務が破綻していないところに安心感があります。
ピンチのとき、一緒に謝りに行ってくれた
伊東
これまでの中で、特に印象に残っている現場はありますか。
清水
一緒に入っていた業務提携メンバーの動きが原因で、現場でトラブルが起きてしまったことがあって。そのときの対応が、本当に助かりましたね。
正直、完全にやってしまったと思いました。
どうしても、業務委託という立場だと、自分ひとりで対応しなければならないケースばかりです。でもそのとき、小笠原は同じチームとして、同じ目線で、迷惑をかけてしまった相手のもとへ一緒に謝りに行ってくれた。
突発的な出来事にもかかわらず、感情的にならず、状況を冷静に整理して、次にどう動くべきかを示してくれました。
ピンチのときに人の本質が見えると言いますが、あの対応を見て、改めてこの人、このチームは本当に頼りになると感じました。
丸投げでもなく、管理しすぎでもなく
伊東
業務委託という立場から見て、HAMONと仕事をするやりやすさはいかがですか。
清水
こちらにしっかり信頼を置いてくれているのを、日々感じています。
現場での判断をかなり任せてもらえているので、フォトグラファーとして、自分の責任で動くことができる。これは業務委託として働く上で、かなり大きなポイントだと思います。
一方で、判断しきれない部分や、絶対に外してはいけない大切なポイントについては、HAMON側が率先して舵を取ってくれる。
すべてを丸投げされるわけでもなく、細かく管理されすぎるわけでもない。このバランスがあるからこそ、安心して現場に立つことができています。
良かったことも、良くなかったことも言い合える
伊東
清水さんから見て、「これはHAMONっぽいな」と感じる瞬間はありますか。
清水
良い意味で、あまり気を使わないところですね。
良くなかった部分も、上手くいかなかった部分も、一方的に評価されるのではなくて、「どう思ったか」「どうすれば良くなるか」を一緒に意見を出しながら話し合ってくれる。そういうコミュニケーションの取り方が、すごくHAMONらしいなと感じます。
個人事業主として働いていると、指示だけが降りてきたり、結果だけで判断されたりすることも少なくありません。
でもHAMONの場合は、現場で起きたことに対して、一緒に振り返って、一緒に考える時間をちゃんとつくってくれる。この仕事を本当に良くしていきたいと思ってくれているからこそ、率直な意見を伝えてくれているんだと思います。
変な遠慮や立場の壁がなくて、同じ目線で現場をよくしていこうと話し合える。
その関係性自体が、HAMONっぽさだと感じています。
地方の空気感を、届く形にしたい
伊東
今後、HAMONと一緒にどんな仕事をしていきたいと考えていますか。
清水
行政や地方の案件ですね。
今、HAMONが力を入れているような、地域や地方に根ざしたプロジェクトに、もっと深く関わっていきたいと思っています。表面的な広報や、その場限りの単発施策ではなく、地域や事業者と時間をかけて向き合いながら、一緒につくっていく仕事に携わりたいです。
HAMON自身も、最近は地方や自治体の案件に本格的に向き合っていて、現場に足を運びながら、地域の課題や背景を理解した上で進めている印象があります。そうした動きの中で、自分も撮影という立場から、その土地の空気感や人の想いをきちんと形にしていきたいと感じています。
今やっている仕事を、より大きな規模にしていきたいですし、一つひとつの案件を、より影響力のある形に育てていきたい。
チームとして、地方だからこそできる価値の出し方を、もっと工夫していけたらと思っています。
自分はそこで、これまで現場で積み上げてきた経験や、撮影を通じて見てきたリアルな地域の空気感を、より多くの人に届く形にしていけたら嬉しいです。
HAMONのメンバーと一緒に仕事をしたり、食事の場での発言を聞いていたりすると、その本気度が伝わってくるんです。
HAMONと一緒なら、そうした地方での挑戦を続けていけると感じています。
「成長する場所ですね」
伊東
少し大きな質問になりますが、清水さんにとってHAMONとは、どんな存在でしょうか。
清水
成長する場所ですね。
経験のない環境での撮影や、量やスピードを求められる現場も多くて、正直、大変だなと感じることもあります。でもこの2年で、自分ひとりでは経験できなかったことを、本当にたくさん経験させてもらいました。
仕事の進め方や、フォトグラファーとしての新しい視点を、現場を通して吸収できていると感じています。
仕事が好きな人に、合うチーム
伊東
最後に、外の立場から見て、HAMONに合う人はどんな人だと思いますか。
清水
仕事が好きな人だと思います。
一緒に働けば分かりますが、とにかくスピード感が早く、どんどん新しいことが舞い込んでくる。挑戦する環境で、やらなければいけない状況を前向きに受け取れる人には、すごく合うチームだと思います。
今回、清水さんの話を聞いていて印象的だったのは、「信頼」という言葉が、とても具体的な実感として語られていたことでした。
スピード感のある判断や、数字と現実に向き合う姿勢。そして、良いことも違和感も、立場に関係なく話し合える関係性。
それらは、外から見ただけではなかなか分からない、現場で積み重ねてきたからこそ生まれるものだと感じます。
業務委託という立場でありながら、清水さんが「一緒につくっている」と語る背景には、HAMONが人や役割で線を引かず、仕事そのものに向き合ってきた姿勢があります。
地方や地域の案件に本格的に向き合っていく今、そうした姿勢は、これからさらに重要になっていくはずです。
清水さんの言葉は、HAMONがどんなチームで、どんな現場を大切にしているのかを、静かに、でも確かに伝えてくれました。
清水 匠(しみず たくみ)
フォトグラファー。1998年、神奈川県横浜市生まれ。神奈川・東京を拠点に、WEB広告、SNS写真・映像、アパレル撮影、風景写真を中心に活動。BILLABONG / FILA / ムラサキスポーツ / 積水ハウス / 佐藤産業 / 茅ヶ崎市 ほか。
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