2020年9月に設立をし、今年の9月で5期目となる株式会社grape。
　
今回は代表取締役 立石とともにgrapeを設立した創業者取締役の大田に、当社の社員がインタビュー。
　
代表取締役 立石の会社のサービス概要や売上成長率などをインタビューとは変わり今回は創業者だからこそ話せる創業に纏わるお話やどういった過去がありgrape創業に至ったかなどのお話を聞いてみたいと思います。　

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- まず初めに、何故創業をしようと思ったのですか？

創業に関しては本当にあの頃はさまざまな理由が重なってて本当に設立したのも今思えば本当にタイミングだったなと思っています。

前職も同じ広告事業を扱う会社で仕事をしていたのですが、本当に恵まれた環境の中で任された仕事をこなす充実感や社内社外の人のために自分の役割を果たしたいという気持ちで仕事をしたいと思っていました。
刺激的な日々の中で大変なことや辛かったことももちろんありますがその場所で学ばせて頂いたマインドや考え方は今でもずっと自分の力になっていると感じています。

- そこから行動に移そうと思った大きなキッカケなどはありますか？

ちょうど会社を設立をすることになった2020年の春頃に新型コロナウイルスが流行り、そのタイミングでリモートになりまして出社の時間やミーティングの時間も効率化されることで今まであまり考えることがなかった将来について考える時間が多くなりました。

新型コロナウイルスの影響で今までの当たり前が当たり前ではなくなったこと、そして、一番の変化だったのは僕の身内の中で不幸があったことです。
そこから今までぼんやりとしか考えていなかった未来が突然怖くなり真剣に自分が30歳になった時や30代以降の人生を過ごすときに何をしたいのかと自分自身と向き合って考えました。
　
「自分が構想しているサービスや商品を自分で現実にさせたい」という思いと
代表の立石といつかそれを一緒に作ろうと意気投合していたことがあったこと
そして、また何かしら自分の環境が変わった時、その時には自分の人生について考える時間やチャレンジしてみたいという気持ちの優先順位が低くなっていたら後悔すると思い今だと決心し立石に会社を作らないかと相談したのがgrape起業の発端でした。

それでも、今でもよく25歳の「やりたい」という一心で起業したな、と。

節目節目でそう思うことは今でもありますが、逆にその選択を後悔したことは1度もないです。
それにはもちろん代表の立石の存在がかなり大きかったです。　

- 創業する前からお知り合いで設立から5年が経ちますが大田さんから見て立石さんはどんな人ですか？
　
共に創業して思い描いているものは同じですが、性格でいうと僕と立石は対照的だと思っていて例えば僕はテニスで言うと前衛で、学生の頃から一旦やってみようと考えがちなタイプなのですが
立石は後衛のように、議題や案を理論的にまとめて展開を作ったりキャッチアップできなかったボールをうまく後ろから返してくれることがとても得意な人だと思っていて、立石がいなかったら会社を設立を考えることも無かったのではないかと思っています。


- 学生の話が出たのですが、学生時代はどんな人でしたか？

一言で表すと、「変わり者」だったなと思います。
昔から誰もやったことないことにチャレンジしたいという気持ちやたくさんの人と関わりたいという気持ちが人一倍強くありました。
大学では音楽の学科だったのですが、自分の学科より他学科の方が友達が多くいたり理系の講義を受けて単位を取ったりもしていました。本当に不思議です。

もちろん、幼いからこそやりたいと思う本能だけで動いていた部分もあると思いますが僕が人として成長したかったからこそしていたことなのかなと今の歳になって思います。
そしてそんな過去があったからこそ今まで出会ってきた方々、今も関わってくれる方々がいてくれてここまで生きてくることが出来たし、たくさんの成長を得れたと思っています。

- 学生時代や社会人になりターニングポイントだったと思う瞬間はありますか？

ターニングポイントだと思える自分の人生を大きく変えてもらった方がお二方がいます。
高校時代に部活動で顧問を担当していた恩師とgrapeを設立する前に働いていた会社の上長です。
　
高校時代までは野球やサッカーをしていたのですが幼い頃から音楽に触れていた僕は高校から吹奏楽部を始めました。
スポーツももちろんチーム力が大切ですが試合に出ているメンバー個々の力で状況を変えられるという場面も少なからずあると思っています。
ですが吹奏楽はそのような競技とは全く別物でして50人以上のを超えるメンバーと一緒に一つの演奏を作り上げる環境の中で、自分だけにベクトルを向けず周りを見ながらどうしたら活動がスムーズに進むのか、他の人より自分の得意な部分があったらどうやって周りをサポート出来るかなど3年間人格形成のように叩き込まれました。
　
本当に激動の高校生活だったのですが「この3年間がなかったら...」と考えたら怖くなるほどこの3年間は人生にとってとても貴重な時間でした。

そして、もう一つは月日が経ち前職で働いていた時の上長からは自分の実力の無さに直面した時それを認めることから逃げそうになった自分やそんな弱い自分を蔑まず笑わずに向き合ってくれたりここには書ききれないほどのスキルや経験を身につけられる環境の中で働くことができ持続的に自分自身は成長できているのかと常に問える環境の中で仕事をすることが出来ていました。

この2つのターニングポイントがなければ昔の自分から変わることも変わろうとも思わなかったかもしれないし、こうしてgrapeを起業をすることもなかった人生だったと思います。

いつかそのお二人に胸を張って自分の会社のことを話す日が来たり、個人的に連絡でなくてもその方達の耳に入るくらいの事業を展開をすることが僕の夢です。
　　

これからはどのようなビジョンを描いていますか？

代表のインタビューにもありましたが、メインの広告事業以外にも様々な事業を展開していける会社になりたいと思っています。
前職で自社メディアの運営に携わっていて、その業務を通して自社のコンテンツを世に発信する魅力をたくさん勉強させていただいていつか自社でもそういったものを作ってみたいと思っているのでいい形でリリースができるように準備を進めていけたらと思います。

過去に自分が決断した未来が今に活きていると思うので、また先の未来の自分が困らないようあの頃も頑張っていたなと振り返れるよう走り続ける環境を自分で作っていきたいと思っています。

そして、5期目に向けてこれまで以上に同じ目標に向けて走っていけるメンバーと会社や事業を一緒に拡大させていきたいと思っています。

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