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G・D・Cが目指す「通いたくなる歯医者」とは。院長が語るビジョンと取り組みとは?

「美容室と同じような感覚で通えるような歯医者を作りたかったんですよね」

理想の歯科医院について尋ねると、理事長の山口和郎はそう答えました。歯医者と言えば、歯が痛くなったら行くところ、できれば行きたくないところと思っている方は少なくないでしょう。そんなイメージを覆し、理想の自分に近づける場所、何度も通いたくなるような場所を目指して作られたのがG・D・Cです。

歯科医院としていち早く患者へのカウンセリングや、独自のチーム医療を取り入れるなど、先進的な取り組みを行う背景には、山口の理想の歯科医療に対する挑戦がありました。今回は山口が目指すビジョンと、そのための取り組みの数々に対して聞いた話をお届けします。


「痛い、怖い」イメージを払拭して「通いたくなる歯医者」に

―まずは歯科医院を開業したきっかけについて話を聞かせてください。

私の家は父も祖父も医者の家系で、私も小さなころから医者を目指していました。残念ながら医者になることはできず、歯医者になりましたが、地元に貢献したいという思いは変わらず、地元で開業することにしました。

―どのような歯科医院を目指して開業したのでしょうか。

「通いたくなる歯医者」です。一般的な歯医者は「治療が痛い、怖い」というイメージが強いため、扉を開くのすら億劫な人もいます。しかし、セルフケアさえ徹底していれば、虫歯になることもないため、治療する必要もありません。ただし、セルフケアだけでは賄えないところもあるため、定期的にサポートするための歯医者にしたいと思ったのです。

―今では一般的に広まりつつある「予防医学」を、20年前に行おうとしたのですね。

そうですね。今はテレビなどの効果もあって、患者さんたちも「予防は大事だな」という意識が芽生え始めましたが、当時は大変でした。傲慢な言い方に聞こえるかもしれませんが、患者さんに「セルフケアが大事」ということを教育しなければなりません。しかし、患者さんに信頼してもらい、話を聞いてもらうには、まずは患者さんが満足する治療を施す必要があります。歯の悩みが解決して、満足してもらって初めて聞く耳を持ってもらえるものです。そのためにも、予防医学に加えて歯を治療する高度な技術も磨いてきました。


数回に渡るカウンセリングで安心・満足の治療を

―まずは歯科医院を開業したきっかけについて話を聞かせてください。

私の家は父も祖父も医者の家系で、私も小さなころから医者を目指していました。残念ながら医者になることはできず、歯医者になりましたが、地元に貢献したいという思いは変わらず、地元で開業することにしました。

―どのような歯科医院を目指して開業したのでしょうか。

「通いたくなる歯医者」です。一般的な歯医者は「治療が痛い、怖い」というイメージが強いため、扉を開くのすら億劫な人もいます。しかし、セルフケアさえ徹底していれば、虫歯になることもないため、治療する必要もありません。ただし、セルフケアだけでは賄えないところもあるため、定期的にサポートするための歯医者にしたいと思ったのです。

―今では一般的に広まりつつある「予防医学」を、20年前に行おうとしたのですね。

そうですね。今はテレビなどの効果もあって、患者さんたちも「予防は大事だな」という意識が芽生え始めましたが、当時は大変でした。傲慢な言い方に聞こえるかもしれませんが、患者さんに「セルフケアが大事」ということを教育しなければなりません。しかし、患者さんに信頼してもらい、話を聞いてもらうには、まずは患者さんが満足する治療を施す必要があります。歯の悩みが解決して、満足してもらって初めて聞く耳を持ってもらえるものです。そのためにも、予防医学に加えて歯を治療する高度な技術も磨いてきました。


数回に渡るカウンセリングで安心・満足の治療を

―患者さんに満足してもらうための取り組みについて教えて下さい。

様々な取り組みをしていますが、代表的なものですとカウンセリングを取り入れています。「トリートメントコーディネーター」という独自の職種をおき、初診時や治療前など、何度かに渡って患者さんとしっかりコミュニケーションをとる時間を作っています。

例えば初診時には患者さんのことを知るために、歯医者に求めていることや、これまで歯の治療で嫌だったことがないか伺います。患者さんによって口に対する悩みはそれぞれです。単に歯を治療するだけでなく、患者さんの悩みを解決するには、しっかり話を聞かなければなりません。

治療を始める前も、治療計画についてしっかり説明し、不安や疑問があったら解決してから治療に移ります。カウンセリングでしっかり話を聞き、治療に説明することで、患者さんにも満足して治療を受けてもらっていますね。

―カウンセリングをする職種があるんですね。ドクターはカウンセリングしないのでしょうか。

ドクターや衛生士など、免許を持っている人はカウンセリングしません。なぜなら、ドクターがカウンセリングをしても、患者さんは心を開いてくれないからです。患者さんの中には、ドクターが言っていることが無条件で正しいと思っている方もいますし、我慢して本音を話してくれない方もいます。

患者さんに安心して本音で話してもらうためにも、治療する資格を持っていないスタッフにカウンセリングをしてもらっています。


他業種出身者も多く、独自の「チーム医療」を実現

―ドクター以外の方も、患者さんと接する機会が多いのですね。

そうですね。G・D・Cでは「チーム医療」を意識しているので、ドクターだけが治療をするのではなく、スタッフ全員で患者さんに向き合うような組織体制をとっています。例えば一般的なチーム医療と言えば、同じ職種同士でチームを組むことが多いのですが、それでは職種間での関係が薄まってしまいます。

G・D・Cでは、様々な職種の人でチームを組むので、他の職種の人も交流できます。1年ごとにチームを組んで、院を良くするために取り組んでもらうのです。例えば月例MTGで出た課題について、チームで話しながら解決策を出し、次のMTGで発表するといったように。

―病院はドクターをトップにした組織構成のイメージがありますが、G・D・Cは違うのですか?

そうですね、むしろG・D・Cでは、助手がドクターに意見することもありますし、ドクターもその意見に耳を傾けます。私が医者の家系で育ったということもあり、医者のいいところも悪いところも色々と見てきました。中には、先生と呼ばれることで天狗になって、世間知らずな方も少なからずいます。

だからこそG・D・Cでは、ドクターだから特別扱いするのではなく、それぞれ役割は違っても、みんなで患者さんをよくするという姿勢で治療に当たっています。勉強して専門知識を持っていることは素晴らしいですが、専門知識をもっていないからこそできることもあるのです。だからG・D・Cには異業種から転職してくる方も少なくありません。

―異業種の方も積極的に採用しているのですね。

他業種から学ぶことが多いからですね。日頃からスタッフたちにも「成長したいなら、外の世界にも目を向けなさい」と言っています。私も開業したてのころは、一般企業の課長クラスの方が参加するようなセミナーに行って、様々な勉強をしてきました。

歯医者に勤めているから医療のことだけ勉強するのではなく、他業種から組織の作り方や仕事の進め方を取り入れていくのは重要だと思いますね。

―異業種の方が転職してきた場合、どのようなキャリアステップを歩むのでしょうか。

転職して1年目は医療のこと、当院のことを知ってもらう期間にしています。受付業務やカウンセリングを通して、どんな患者さんがいるのか、どういう流れで治療しているのか分かってもらいます。

2年目からは、それぞれの希望にもよりますが、事務局で働きたいなら私の下で働きながら、経営や組織づくりについて学んでもらうことが多いです。3年目以降は、それまでのキャリアを活かしながら、どんどん活躍していって欲しいですね。

採用や研修にしても、従来のものを踏襲するだけでなく、もっといいやり方があるならプレゼンしてもらっても大丈夫です。


「組織を動かす実感」が得られる事務局のやりがい

―事務局の仕事のやりがいについても教えて下さい

組織を自分で動かせるということですかね。私は理事長として表に出ることも多いですが、それも全て事務局が裏でマネジメントしてくれているからです。どんな人間を採用し、どのように教育していくのか考えるのも事務局なので、組織づくりに興味のある方にとってはやりがいのある仕事だと思います。

まだ当院の事務局は完全に組成しきれていないので、これから入社して頂く方への期待も大きいですね。

―どんな人なら事務局で活躍できそうでしょうか。

現実をしっかり受け入れて、努力し続けられる方だと思います。当院の事務局に応募してくる人の中には自信を持って入社してくる方も少なくありません。しかし、実際に働いてみると、そう簡単に組織を動かせるものでもないです。私達の指導不足にも原因があると思いますが、仕事がうまくいかないと、やりがいを感じられなくなってしまうのですね。

そのような厳しい現実にぶち当たった時でも、それを受け入れて努力できる人は成長していきます。どんな仕事でも下積みが重要だと思いますが、自分の能力が足りない時にひたむきに頑張れる方は徐々に成果を出していけると思います。

―最後に、これからG・D・Cをどんな組織にしていきたいか教えて下さい

G・D・Cで働く人が、どの会社で働く人よりも幸せになってもらえる会社にしたいですね。もしもG・D・Cを5年で辞めてしまったとしても、人生最期の時にその5年を思い出して、「あそこで働けてよかった」と思えるような組織にしたいですね。

入社してもらったからには、その経験が人生の役に立てればいいと思いますし、そう思って働いてもらえたらそんなに嬉しいことはありません。組織としては上司・部下という関係であったとしても、G・D・Cで働く人はみんな、それぞれの価値を認め合って働けるパートナーです。そのパートナーの一人になってくれる方からの応募をお待ちしています。

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