みなさん、はじめまして!食を通して地域活性化に貢献する合同会社五穀豊穣です。
私たちは、農業や漁業が雇用を生み出す産業になり、地域に生き続けられる人を少しでも増やしたいという理念のもと、2009年8月に創業しました。当初は生産者向けの取組みを行っていましたが、消費者に価格の決定権が偏っている一次産業の分野において、どんなに作り手を変えても、「食べ手」が変わらない限り一次産業の発展は成し遂げられないと感じ、「食べ手」を育てる取組みに転換してきました。
現在は、農林水産省や和食材の大手食品メーカー、全国各地の農業団体、地方自治体とともに、学校給食での和食文化普及に取り組んでいます。戦後、欠食児童をなくすことを目的にパンと牛乳からスタートした学校給食は、様々な理由から和食が提供しにくい状況になっています。米飯給食回数の全国平均は週3.3回。そのうち和食と呼べるのは週1.8回程度に留まっています。朝食にパンを食べ、夜にはパスタやハンバーグを食べる児童にとって、味噌や醤油を使った「和食」は縁遠い存在になっています。そこで当社では、将来を担う児童・生徒や、子どもたちを教育する栄養教諭・学校栄養職員向けに、食育授業や各種セミナーを企画・運営しています。学校給食の和食化を通して、児童・生徒の食文化への理解、そして国産農林水産物の消費拡大に貢献していきます。
また、令和3年度に輸出事業を、令和4年度には国内における日本酒需要拡大事業を始動させました。当社のミッションは創業当時から変わらず、「日本の農林水産業を活性化し、後世に残して行くこと」です。この実現のために、現在は3つの事業を展開しています。
● 学校給食における和食給食推進事業
● 和食文化を世界に広げる輸出事業
● 新しい飲み手を創造する日本酒需要拡大事業