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ソーシャルグッドな取り組みを。事業拡大を支え、組織づくりにも向き合う経理

Nature社員へのインタビューシリーズ。今回は経理を担当する安達に、入社の経緯や現在の業務、会社への想いを聞きました。

安達 洋充 / Hiromitsu Adachi (経理)
新卒でNTTファイナンスに入社。国際ファイナンスや国際リースに関わるバックオフィス業務に従事。その後、外資メーカーや外資デベロッパーなどで財務計画・経理のプロフェッショナルとして、財務モデルや予算の作成・管理、財務分析、ファイナンスオペレーションの構築やフローの作成、経理業務の生産性やガバナンスの向上などを担う。Natureには、2021年4月に経理として参画。

ーーこれまでの安達さんのキャリアを教えてください。

大学を卒業してから、NTTグループのリース会社で3年半ほど国際ファイナンスや国際リースに関わるバックオフィス業務を担当していました。会社は安定していて、自分の将来の見通しも立てやすかったのですが、もっと経営やビジネスのことを勉強したいと思い、退職し新潟にある大学院のMBAコースに通いました。
日本国内の学校でしたが、国際関係の学部もあり、約9割が外国人の環境で学びました。その後、外資系メーカーに勤めてから、北海道のニセコでホテルの開発から売却の仲介、ホテルの運営までを手がける会社で2年間経理やFP&Aと呼ばれる財務分析などを経験しました。ここでの仕事は、同僚の半分以上が外国人で、自分の強みとする英語を生かすことができ、大変楽しくやりがいがありました。一方で、リゾート地だからか人生をより楽しむことに焦点を当てている人が多く、切磋琢磨できる仲間に巡り合うことができず、転職し東京に戻ってきました。次の会社は腰を据えて長く勤めたいと思っていたのですが、業績悪化により某通信会社への出向になったことから、新天地を探していたところに、Natureに巡り合いました。

ーーなぜNatureに入社することに決めたのですか?

Natureの目指している「自然との共生をテクノロジーでドライブする」というミッションに惹かれて、こういう会社にジョインするのも面白そうだなと思ったのがきっかけです。
僕は登山が趣味で、普段から大自然と触れ合う機会が多いため、ニュースで目にするゴミ問題や、自然を破壊するような発電方法に対して問題意識を持っていました。また、何かソーシャルグッドなことを仕事にしたいなと常々考えていました。

一方で、会社選びにおいて、自分がどういうキャリアを描いていけるかも重視している点です。Natureは経理という枠に収まらずに、組織づくりや、内部統制の構築などに幅広く関われそうだと感じました。
実際に選考を通して、働いているメンバーとも意気投合し、こうした方と仕事できるなら問題が起きたとしても、みんなで乗り越えて気持ちよく仕事ができるんじゃないか、と思い入社を決意しました。


ーーソーシャルグッドなことがしたい、と考えるようになった背景はありますか?

学生時代にボランティアでフィリピンへ行った際に、ストリートチルドレンや物乞いを見て、生まれた国が違うだけで、本人の努力に関わらずスタートライン異なることへの理不尽さを感じ、こうしたギャップを埋める活動ができたらと考えるようになりました。また、バングラディッシュで貧しい子どもたちの教育支援をするNPOのスタディーツアーに参加したときに、自分のこれまでの人生は恵まれていることを実感し、自分も誰かの役に立ちたいと強く思うようになりました。

ーー実際にNatureに入ってみて、職場の環境についてどう感じていますか?

入社して4ヶ月くらいが経ちましたが、月曜日が来るのが苦じゃないという事が、昔の職場との大きな違いかなと思います。仕事は大変ですけど、一週間のどこを切り取っても、一定の満足度・幸福度を感じながら仕事や生活ができています。多分これは、自分の経験とかスキルっていうよりも、”一人じゃない”って思えるところが大きいかなって思います。代表の塩出との距離の近さをとっても、結構大きい要素だと思いますね。

ーー安達さんからみて、塩出代表はどんな人ですか?

塩出は距離が近く話しやすい人ですね。忙しいと思いますが、ちゃんと時間とって話してくれたりする姿勢はすごいと思います。
入社当初の会議では、自分の意見をあまりにストレートに伝えているのを見て少し驚くこともありましたが、最近では言い方を工夫したり物腰が柔らかくなり、良い方向に変わっていると思います。代表である塩出が現状に満足せずに変わっていこうとしている点が励みや刺激であり、僕の自慢です。このような変化を入社して3ヶ月くらいで見られたので、会社と人のポテンシャルを感じます。あとは、ポジションなどに関わらず人の話をよく聞いてくれると思います。これは前職にはなかった距離の近さですね。

ーーNatureの仕事で印象に残っているエピソードを教えてください。

私が入社する前は経理の専任者がいなかったため、手つかずの業務や、過去の記録や計上の内容が把握しにくい部分がありました。自分でできることを行った上で、解決できない部分は弁護士をはじめとした専門の方にアドバイスを仰ぎました。前職のような親会社に頼めばなんでも揃っている環境に比べると、自分自身でオーナーシップを持ってアクションする領域が増えたので、大変ですがやりがいを感じています。

ーーNatureでは組織開発にも携わっているそうですが、どんなことに取り組んでいますか?

まずは、自分のできることから周りを巻き込んでいく動きをしています。
僕は経理としてみんなに色んなことをお願いする場面が多いので、感謝を伝えることは意識して行っています。特に今はリモートで相手の表情や様子がよくわからない中で、ちょっとしたことでも「ありがとう」を言えているかを、意識しています。こうした、ちょっとした事の積み重ねで、みんなが今まで以上に感謝し合える職場にできたらいいなと思います。あとは本人の前じゃなくても他の人を褒めるというのを積極的にしています。
そういうエッセンスというかカルチャーはもともとNatureにはあるので、少し気恥ずかしい部分もありますが、僕が先陣きってどんどんやっていきたいですね。

ーーでは、安達さんから見て、Natureの組織としての課題はどんなところにありますか?

Natureは現在30名弱の組織ですが、この規模でも、この人がどういう仕事をしているか分からない事があります。経理の私から見ると、請求書の処理など、業務上のやりとりが発生しない人とは、ほとんど接点がありませんし、エンジニアメンバーの仕事の内容はあまり分かっていません。リモート環境だとそうしたすれ違いがどんどん加速してしまうので、コミュニケーションを活性化していけるような制度やイベントを企画し、各個人間の理解が深められよう努めていければと思います。

ーー安達さんが仕事をする上でどんなことを大切にしていますか?

これは僕だけではなく、どのポジションの人も共通して持っている想いですが、作り手として製品やサービスのファンというだけでなく、時には厳しい目線で自社プロダクトを客観視して、改善を怠らない姿勢が大事かなと思っています。


僕もカスタマーサポートのミーティングなど、自分の業務で直接に関わらない部分にも積極的に参加するようにしています。
経理などのバックオフィスはダイレクトに関わらない部門だと思われるかもしれませんが、Nature製品の一番のファンであり理解者であるために、大切な取り組みだと考えています。経理は数値を扱いますが、数値だけ見ていると会社に対する理解が抜け落ちたりするんですよね。やはり定量的なものと定性的なもの、どちらも大事にしなければならないと思います。

ーー安達さんから見たNatureはどんなカルチャーですか?

自分で動く、でも一人じゃない。支え合う、助け合う、こんなカルチャーです。専門外のことなど、業務で手伝える部分は限られるかもしれませんが、そうじゃないところでの見えないケアを感じますね。

ーー安達さんが今後Natureでチャレンジしたいことを教えてください。

これから会社が次のステージに進んでいく際に、弁護士・会計士などいろいろな人の力を借りると思いますが、自分でもその業務について学んで、スキルや経験として吸収していけたらと考えています。
また、現在も投資家との定例や関係者の方に、適切な情報開示を行なっていますが、今後はより一層コミュニケーションを加速させ、企業価値を向上させて、さらに多くのステークホルダーを引きつけて、ミッションを実現していくサポートができたらなと思いますね。

ーー今後一緒に働きたい人や、働く仲間に大切にすることを教えてください。

自分で物事を考えることも大事だと思いますが、考えながら動くとか、動いてから考えるくらいのスピード感もベンチャーでは大事だと思います。
考えて行動してうまくいけばいいんですけど、大体そんなことはないので、とりあえずやってみてからいろいろ微調整して、及第点を目指すように物事に取り組むように動ける人と一緒に仕事がしたいなと思いますね。

また、それぞれの特定のポジション名とかはあるかと思いますけど、職種に囚われず、オーナーシップを持っていろいろな事をやってみたい方には、働きやすい環境だと思います。


ーーNatureに興味を持ってくれている人や、これから働いく仲間へのメッセージはありますか?

ハートがグッドな人たちと、ソーシャルグッドなビジネスを一緒にしましょう!
登山好きの人も待ってます!

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Natureは電力市場をテクノロジーでドライブしていく仲間を募集しています!
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インタビュー :Megumi Mitsuya
文      :Takeru Usami
編集     :Saori Abe

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