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住宅建設業界の「2024年問題」に対応。労働生産性を上げるDXツールにbot機能をリリース

こんにちは、ギバーテイクオール株式会社 経営管理ユニットでゼネラルマネージャーを務めている小川です。弊社はDXで住宅業界を変え、エンドユーザーのための新しいプラットフォーム作りを目指すスタートアップです。


弊社では住宅市場に、メディア・マーケットプレイス・SaaSの主に3つのサービスを提供しています。その中のSaaS事業で展開しているのが「アウカ来店プラス」です。


「アウカ来店プラス」は、工務店向けのLINEを使った集客・営業のDXツールです。2023年11月、この「来店プラス」に新機能を加えました。


今回は「来店プラス」の新機能について、ご紹介します。


<目次>
1.2024年問題を前に、労働時間短縮と生産性向上が必須課題に
2.顧客とのコミュニケーションをbot化し、業務負荷を軽減
3.自動アクションで営業スタッフの手を介さずに新規商談獲得
4.まとめ


2024年問題を前に、労働時間短縮と生産性向上が必須課題に

建設業界では高齢化や労働人口の減少に伴い、人材不足が深刻です。それにより、長時間労働が常態化しているという実態があります。


そのような中、働き方改革関連法により、2024年4月から建設業界でも時間外労働の上限規制が設けられ、時間外労働に関連する割増賃金引き上げが適用となります。従業員の労働時間短縮と生産性向上が切迫した課題になっているのです。


建設業界と密接な関わりのある住宅業界においても、課題は同じといえます。


顧客とのコミュニケーションをbot化し、業務負荷を軽減

「来店プラス」は、住宅営業スタッフの長時間労働という課題を業務を自動化することで、解決します。

住宅営業スタッフの業務の中で、とりわけ負荷が大きいのが顧客とのコミュニケーション業務です。新規顧客への電話営業によるアポイント獲得、既存顧客への定期連絡やフォローアップなど、これらの業務が長時間労働になる大きな原因となっていました。


そこで「来店プラス」ではbot機能(※)をリリースし、これまでアナログで対応していたコミュニケーション業務を自動化できるようにしました。これにより、営業スタッフの人的リソースを割かずに、顧客対応ができるようになったのです。さらに、24時間365日一定品質で対応できるようになり、業績改善に繋げることも期待できます。


bot機能は、労働時間の短縮や業務負荷軽減に大きく貢献します。


※bot機能:「来店プラス」上で、事前に設定した条件に基づいて自動的にメッセージ配信やタスク実行を行うプログラムのこと


自動アクションで営業スタッフの手を介さずに新規商談獲得

新しくリリースした、bot機能について説明します。まずは、顧客のLINEメッセージ開封やホームページ閲覧といった「閲覧ログ」を元に、住宅メーカー・工務店側でbot発動条件を指定します。そして、発動条件が揃えば、事前に設定したメッセージやアクションが自動でLINEで配信される仕組みです。


例えば「イベント予約ページを閲覧したが、予約完了をしていない」顧客には、LINEで予約を促すメッセージを配信する、といった形です。


発動条件に応じて自動で実行するプログラムを稼働させることで、これまで営業スタッフが手動で行っていた業務を自動化することができます。LINEにおける顧客からの問い合わせへの対応や反響獲得、来店予約調整など、様々な業務への自動対応が可能です。


これらを時間に縛られずに効果的な対応ができるため、業務時間外でも顧客のニーズに応えることができるようになります。つまり、顧客に合わせたアクションを自動化することで、営業スタッフの手を介さずに新規商談の獲得が実現するのです。


まとめ

「来店プラス」は、LINEを使った住宅・不動産業界向けの集客・営業bot化ツールです。LINEによる高い開封率と閲覧ログ機能で顧客の動向を可視化し、資料請求やイベント一括配信機能で来店を促します。


顧客からの反響をダイレクトにキャッチし、来店に向けた自動アシストから来店後の自動フォロー、さらに紹介依頼のアクションまで、LINEを活用して全て来店プラスで完結できます。


DXで注文住宅業界を変革する――そんな熱い想いを胸に、私たちは、エンドユーザーである住宅購入検討者にだけではなく、住宅メーカー・工務店への価値提供も行っているのです。


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