みなさんこんにちは!
今回は、ITエンジニアの採用に2年程携わっている「採用担当」として
「エンジニア採用について」
過去の経験を交え、考えていることをストーリーにてお話ししたいと思います。
▍業界的に今必要とされているエンジニアはどんな特徴があるか
採用担当として面談対応をし、そこでエンジニアとお話しした面談内容や、やり取りして得た情報を営業部へ連携をしていました。
そこで、営業部から「こんな人いない?」「こういう人探してるんだけど」と要望を伝えられる中で
技術面は勿論のこと、人物面についても「ここは重要な判断基準になっている」ということをお伝えしたいと思います。
それは、
”社会人として最低限の対応能力を持っていること”
逆に言えば、どれだけ開発の才能があったとしても
最低限のビジネス対応能力がなければ通用しないということです…!!
こんなことが重要事項に挙げることなのか…と思う方もいらっしゃるかと思いますが、実際顧客との打ち合わせについてドタキャンしてしまったり、無断欠勤するような方は残念ながらいらっしゃいます…そうした事態を招かない為にも、我々は面談だけでなく日々のやり取りや素行を見て判断します。
・報告/連絡/相談ができる
・レスポンスが常識範囲内でできる
・コミュニケーションが取れる
→質問した内容に、端的かつ簡潔に答えられる能力
・わからないことでも待ちの姿勢ではなく、意欲的にキャッチアップしようとする姿勢がある
最低限、これらが出来ていれば多少スキルが足りていなかったとしても、アサイン後のキャッチアップは問題ないと判断されれば採用される可能性は大いにあります👏✨
しかし、これらを「面談内」だけで判断するのは非常に難しいのです...。
そのため、それ以外の情報からこうした人物面について想定しながら判断します。
▍それ以外の情報とは?
・スキルシート/職務経歴書
プロフィール・職務経歴書・スキルシート・ポートフォリオなど、
経歴または自分を表現しアピールするものはさまざま。
しかし、自分の伝えたい事だけを記載して「相手がそれを見てどう思うか」。
ここまでを見て判断されると思ってください。
例えば、「ところどころフォントが統一されていない」「行間が揃っていない」など、
内容はいくら良くても、そうした職歴書・スキルシートを提出されてしまうと、
「やっつけ感」を感じさせてしまったり、「コーディングについても雑なのか?」と
マイナスの印象しか与えません。
「ちょっとくらい、いいや。大丈夫だろう。」と手を抜いてしまうのはお勧めしません…。
・ポートフォリオ
最新のポートフォリオを掲載するようにしましょう。
5年前や10年前のHPや、資料を添付されている方もいらっしゃいますが
それだとあまり参考にならないケースがほとんどです。。。
直近2~3年のものを提示するようにしましょう。
特にデザイナーの方に多いのは「架空HP」の提示…
残念ながら、こちらは実績ではないのでポートフォリオとしての役割としてはかなり弱いものになってしまいます。しっかり、仕事として作成したものを提示するようにしましょう。
エンジニアの方ですと、すでに公開停止になっているHP/サイトのリンクを貼りつけたままになっていたり、リンクだけ添付して、どの部分に携わったか記載していないなど…あまりいい印象にはならないので要注意です。
・電話/メールでの対応
一番重要なのはこれかもしれません。
レスポンスが遅すぎたり、電話での会話が成立しない方だと、なかなか案件をお任せすることは難しくなってしまいます。受託案件でも、自社開発だったとしても、チームでの開発では必ずクライアントや他メンバーとのやり取りは発生してきます。
昔は、人と関わることが苦手で、エンジニアになられる方がたくさんいらっしゃいましたが
残念ながら、今の時代ではそれだとなかなか上手くは行かなくなってきています。
こうした「自分とは何か」を表現するものや、「自分はこんな人間です」と印象づける言動については抜かりなく対応することが重要です。
特に、現在多数のエージェントを利用している方は上記での注意事項はしっかりと守ることをお勧めします。(フリーランスの方は要注意…)
IT業界は、広いようで意外と狭いもの。
あなたの情報は一社に登録しただけでも、業界全体に行き渡っている可能性もあります。
そうすると、「完璧なスキルシート」でない限りは、ネガティブキャンペーンになることもあるので十分に注意しましょう。勿論、対応についても同様です。業界的に「この人は気をつけた方がいい」と判断されてしまうようなことは避けましょう…!!
以上、私が思う「業界的に今必要とされているエンジニアはどんな特徴があるか」をいくつか紹介させていただきました。
弊社ガイアコミュニケーションズでは、こうした細かいところでもしっかりサポートさせていただいております。
ちょっとしたことでも、常に何かと比較され、判断される世の中ではあるので、そうした中でもみなさんがエンジニアとして「成長できる案件」・「理想の環境につける案件」にアサインできる可能性を諦めずに伴奏していきたいと思っております!