大学時代は、飲食店を取材してInstagramでその魅力を発信することに夢中だった太田 美優さん。
「何かを作ることが好きだった」と語る彼女ですが、自分が紹介した商品・サービスが、憧れのメディアやインフルエンサーの方に取り上げられた時に、広報・PRの仕事に対する特別なやりがいを感じたそうです。
今回は、太田さんに就職活動の軸やフロントステージを選んだ理由、そして入社後に感じた広報・PRの面白さについて伺いました!
PRアソシエイト 太田 美優 (Miyu Ota)
2001年生まれ。相模原市出身。共立女子大学を卒業。人を喜ばせることが好きな性格と、フロントステージの顧客第一主義の理念に共感し、新卒で入社を決意。 趣味はアニメ鑑賞、読書と美容トレンドをリサーチすること。ゴルフにもチャレンジしている。ジェーン・スーさんのような人に伝わる文章を書くことが目標。かゆいところに手が届く広報のプロを目指して日々奮闘中。
「何をするか」より「どの会社で働くか」。 自分らしい就活の軸でたどりついた理想の会社
ーーまずは、美優さんの学生時代について教えてください。
所属していた学部がビジネス学部ということもあり、実践的な授業やイベントがたくさんあって、その中でも学内のビジネスコンテストに力を入れていました。
auとの共同企画でマネーリテラシー向上をテーマに新しいサービスを考え出し、入賞できた経験は今でも忘れられません。
学外のメディア研究会にも所属していて、飲食店やカフェを取材してInstagramで発信する活動もしていました。新しいお店を発掘して、その魅力をみんなに伝えるのが本当に楽しくて。投稿を作成している時間が大好きでした!
ーー就職活動は、いつから始めましたか。
大学4年の4月から本格的にスタートしました。ただ、将来どんな仕事がしたいのか分からなかったので、大学2年生から何度か長期インターンに参加していたんです。
“何かを作る”のが好きだったので、ライティング系の仕事に挑戦してみたのですが、どれもピンとこなくて。モチベーションが続かないというか「自分には合わないのかな」って感じて。
どの仕事も「これだ!」と思えるものが見つからず、そんな私を心配した教授から、大学院への進学を勧められたこともありました。
もちろん、いろんなことを学び吸収するのも好きですが、やっぱり早く社会に出て実践的な経験を積みたいという気持ちが強く、最終的には就職の道を選びました。
ーー就職活動では、どのような軸を重視していましたか。
インターンの経験を踏まえて、「どんな会社に入りたいか」を改めて考え直したんです。その結果、「私にとっては『何をするか』よりも『どんな会社で働くか』の方がモチベーションを保つうえで重要だと気づいて。
そこで、企業選びの軸を「会社の雰囲気や社風」に置くことにしました。私にとっての理想の会社像をイメージしたとき、次の2つのポイントが浮かんできたんです。
- 一人ひとりがやりがいを感じながら働き、仕事に楽しさを見出していることが伝わる会社
- 明るい雰囲気の中で社員が主体的に働く活気のある会社
この2つを満たす企業を探すために、社内インタビューの記事やSNSを参考にしながら、「社員の方がどんな思いで働いているのか」「楽しく仕事をしているのか」といった点を業界を問わず見ていきました。
すると、自分が主体的に働きたいと思える会社が次々に見つかって。その後は広告や出版、広報など、幅広い業界に応募しました。
ーーその中で、なぜフロントステージを選ばれたのですか?
フロントステージは、調べ始めたときから「いいな」と感じていました。
Wantedlyで社員の方々のインタビュー記事を読んでいたのですが、社員の方々がやりがいを持って、楽しく働いている姿が素敵だなと思ったんです。また、代表の絵美さんのInstagramも拝見して、子育てをしながらお仕事をバリバリとこなされている姿に刺激を受けました。
他の企業も検討しましたが、フロントステージは社員一人ひとりが主体的に仕事に取り組んでいる雰囲気が強く伝わってきて。面接でもその印象は変わりませんでした。
また、広報・PRの仕事は企業の成長に貢献できるだけでなく、自分の発信したいことを世の中に届けられる点に魅力を感じましたね。
大学時代のビジネスコンテストやメディア研究会での経験から、新しい企画やアイデアを生み出し、それを形にすることに喜びを感じていたので、フロントステージは、「自分の好きなこと」とも見事にマッチすると思い、入社を決めました。
ーー入社前後で感じたギャップや、学生時代と比べての変化はありましたか?
とくにギャップは感じませんでしたね。ただ、学生時代のように「手取り足取り教えてもらう」スタイルではなく、自分で考えながら業務を進めていく必要があります。
また、社員数が少ない分、新卒の私でも幅広い仕事を任せていただけるのが、この会社の魅力だと思います。
私の場合、最初はマニュアルを見ながら一つひとつ慎重に進めていたのですが、だんだん慣れてくると「もっと効率よくできる方法はないかな?」とか、「こうしたらもっと良くなるんじゃないかな?」と考えるようになったんです。
そうやって試行錯誤しているうちに、自分のできることがどんどん増えていって。早いスピードで成長できている実感がありますし、なによりも楽しいですね。
もちろん大変だなと思うこともありますが、それさえも今ではやりがいに変わっています。学生時代と比べて、自分の中に責任感や自立心がしっかりと育ってきたなと感じます。
「この雑誌に掲載したい!」から始まる。ワクワクする広報・PRの提案活動
ーー入社してから、もう半年が経ちましたね!
ついこの間、社会人になったと思ったら、もう1年が終わろうとしているなんて…。驚きです。
学生時代は、時間の使い方が自由だった半面、社会人になるとやるべきことや学ぶことがたくさんあって、あっという間に時間が過ぎていきますね。それだけ毎日が充実している証拠だと思います!
ーー仕事で難しいと感じる部分はありますか?
一番苦労しているのは、やはりケアレスミスです。何度も確認したつもりでも、後で間違いが見つかることがあって…。
ミスをしてしまったときは、自分なりになぜミスが起きたのかを分析し、チームの皆さんに共有することで、同じミスを繰り返さないよう心がけています。
また、商談の場面での言葉遣いも難しいですね。まだビジネス用語に慣れていなくて、フランクすぎる表現を使ってしまうことがあります。
今は先輩に同行してもらって、先輩の言葉遣いや接し方を参考にしながら自分なりに改善を重ねています。
この会社には本当に良い人たちが集まっていて、フォローしてくれる同僚や先輩方には感謝しかありません。温かい環境の中で、成長を実感できることが本当に嬉しいです。こういう素敵な人たちに囲まれて働けることが、私にとって幸せなことだと思います。
ーー現在の仕事内容について教えてください。また、その中でやりがいを感じるのはどんな部分ですか?
今の仕事内容は、クライアントのサービスを世の中の人に知ってもらうために、最適な方法を考えて実行することです。具体的には、雑誌やテレビ、新聞などのメディアに掲載してもらうための提案を行い、より多くの人にサービスの魅力を伝えています。
メディアの中でも特に雑誌を読むのが趣味で、小学生向けからミドル世代向けまで幅広い年代の女性誌を読むのが大好きなんです。それぞれに違った魅力があるので、つい夢中になって読み込んでしまいます。
今は、クライアントの商品やサービスを載せるのにどの雑誌がぴったりかな…と考えながら読むのが楽しくて。「ここに載せたい!」と思った雑誌にアプローチする時間はワクワクしますね。
だからこそ、実際に自分が提案した商品やサービスが憧れのメディアに掲載されたときは本当に嬉しかったです。
憧れていたメディアの方から直接反応をいただき、そのうえで掲載が実現する。それだけでも十分に感動的ですが、自分が提案した商品やサービスが形となって掲載される瞬間は、広報・PRとしての達成感を感じます。
さらに、クライアントの方から「この掲載は効果がありました」と感謝の言葉をいただけると、やりがいが何倍にも膨らみますね。自分の仕事が誰かの役に立っていると実感できることは、本当にモチベーションにつながります。
「相談したい」と思われる先輩に。成長を楽しむ新卒一年生の挑戦
ーー今後の目標を教えてください。
クライアントへの伝え方や業務の進め方など、まだまだ課題はたくさんあります。今はとにかく、この課題を一つずつクリアしていくことが目標ですね。
周りの先輩方には、本当に多くのことを教えていただいています。分からないことがあれば何でも気軽に相談できる環境が整っていて、とてもありがたいです。
こんな温かい環境だからこそ、私も早く一人前になってクライアントにしっかり貢献できるようになりたいと思っています。
そして、ゆくゆくは後輩が入ってきたときに、「この人に相談したい」と頼られるような先輩になりたいです。
ーー入社を検討されている方へ、メッセージをお願いします!
企業選びって、本当に悩みますよね。とくに新卒の方は、「自分にどんな仕事が合うのかな」とか「会社でうまくやっていけるのかな」と、不安に思うことも多いと思います。私自身もたくさん葛藤して悩みました。
でも、大事なのは自分だけの軸を見つけることだと思います。その軸があれば、きっと自分に合う素敵な会社と出会えるはずです。
もしフロントステージが気になったら、ぜひ一度お話だけでも聞きに来ていただきたいです。一緒に広報・PRの仕事を楽しみながら、成長していきましょう!
ーー美優さん、ありがとうございました!