企業広報時代に味わった、自社の情報が社会へ広がっていく手応え。「もう一度、深く広報に向き合いたい」ーーそんな思いを胸にPRエージェンシーへ飛び込んだ栗木愛子さん。最初は求められる主体性とスピードに戸惑うこともありましたが、周囲に支えられ、少しずつ自分らしい働き方を見つけ、今ではクライアントやメディアと向き合う仕事を楽しんでいる、と言います。
「自分はまだまだ完璧じゃない...」と一歩を踏み出せずにいる人にもぜひ読んでいただきたいインタビューです。
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PRコンサルタント 栗木 愛子(Aiko Kuriki)
大阪府出身。大阪大学外国語学部卒業後、高機能素材メーカーで営業と広報、子育てファミリー団体での活動、通信社での経験などを経て、人と人との関係性によって新しい価値が生まれる瞬間に立ち会う喜びを感じてきました。広報・PRのやりがいや面白さに魅了され、もっと追求したいとフロントステージへ入社。お客様の想いを紡ぎ出し、世の中に届けられるよう尽力します。お出かけ、旅行が好きで、インドア・アウトドア幅広く楽しみたい性格です。
ライフステージの変化と向き合いながら、自分らしい働き方を模索して再び広報・PRの世界へ
――これまでの経歴について教えてください。
新卒で大阪の素材メーカーに入社し、ライフサイエンス事業部で体外診断薬用の原料や医療機器の法人営業を担当していました。その後、社内異動で広報のお話をいただき迷わず即答。社外広報と社内広報の両方を経験した後退社し、東京に移り、子育てファミリー向けのイベントや講座を手がける一般社団法人の広報・運営スタッフや、テレビ局、通信社などで仕事をしてきました。
ーーフロントステージを受けた理由やきっかけは?
企業広報を離れた後も、広い意味では広報に関わる仕事を続けていたのですが、企業広報時代に経験した仕事の面白さややりがいがずっと忘れられませんでした。
特に印象に残っているのは、広報では社内外たくさんの人と関わりながら仕事をすることです。一部署の事業や製品に関わっていた営業の世界から広報へ異動したことで、自社のさまざまな事業や製品に関する情報に関わる機会が増え、研究開発・製造・営業販売、時に経営層まで、さまざまな立場の方とコミュニケーションを取りながら進める仕事は、とても刺激的でした。
また、メディアの記者さんにお渡しした情報が記事やニュースとなって社会へ広がることで、世間の反応や会社の認知度向上、ステークホルダーへの影響につながっていく様子を目の当たりにして、「こんなに面白い仕事はないな」と感じました。取材や展示会対応などでメディアの方々とやりとりする動きのある仕事も好きでしたし、クリエイティブな作業も好きなので、プレスリリースや社内報の制作にもやりがいを感じていました。
そこで、もう一度、ディープな広報の世界で仕事がしたいと考えました。初めは企業広報への転職を考えていたのですが、ふと、これまでに経験したことのない分野に新たに挑戦してみたいと思い、色々な企業に関わることができるPRエージェンシーの仕事に興味が湧きました。
そんな中、代表千田さんの発信や、メンバーの様子をWebコンテンツで見て、フロントステージは、代表も働いている人もイキイキと輝いて見えました。今後ライフステージに変化があったとしても、柔軟に長く仕事を続け成長し続けたいと思っていたので、フロントステージに飛び込みました。
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ーー転職活動における軸や、重視していたポイントなどあれば教えてください。
「広報・PR」と、「スキルを身につけて長く働き続ける」この二つを軸にしていました。実は転職活動当初は、営業職への転身やリスキリングも含めて、他の道も考えていたんです。しかし、活動しながら、改めて自分の経験とやりたい事を深掘りしていくと、どうしても広報にしか目が行きませんでした。
フロントステージには、メディアやクライアントに真摯に向き合う姿勢と、成長を求めながらも、それぞれのライフステージや個性を尊重して働ける環境がありました。そんな場所で等身大の自分で挑戦を続けられると感じたことも、ここで働きたいと思った理由の一つです。
――特に現在のフロントステージでの仕事に活きていると感じるのは、これまでのどんな経験ですか?企業広報とPR会社では、広報のあり方も少し違うと思いますが。
1社目での法人営業と企業広報での経験が大きいです。営業時代は、飛び込みスタイルで、忙しくお仕事をされている方々に自社製品をご提案するため、毎日複数の医療機関を訪問していたので、精神的にかなり鍛えられました(笑)。
その経験で特に培われたと感じるのは、「相手の懐に飛び込む力」だと思います。どのような伝え方をすれば、いろいろな温度感や性格の方に製品の魅力を分かりやすく理解し関心を持っていただけるか。どうすれば相手と信頼関係を築いていけるか。その試行錯誤の経験は、今のメディアやクライアントとのコミュニケーションにも役立っていると感じています。
また企業広報には、社内の情報収集からプレスリリースやイベント業務、メディア対応や社内報制作など様々な業務がありますが、よく自分が営業や記者になったつもりで、社内の情報収集や取材に回っていました。
現在はメディアとクライアントをつなぐ立場となりましたが、それらの経験があるからこそ、「もし自分がクライアント企業の中にいたらこんな感じで情報発信するかな」という視点も大切にしたいと思っています。
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――では、どんな人がこの仕事に向いていると思いますか?
PRエージェンシーでは、さまざまなメディアへクライアント企業の魅力をお伝えするため、メディアごとの特長や担当者一人ひとりの方々の関心に合わせて情報をお届けすることが大切です。ワンパターンではなく、都度、相手のニーズに沿った提案を工夫することは、少し営業にも似た部分があるなと感じていて、難しくもありますが、その分面白くやりがいがあります。
これまで営業職や対外的なコミュニケーションを伴う仕事を経験されてきた方は、きっと対話力や提案力を活かせる場面が多くあると思います。
また、プレスリリースなどの資料作成も多いので、文章やデザイン、構成を考えるのが好きな方や、それらのスキルを活かしたい、ぜひ挑戦してみたいという方にも、面白さを感じていただけると思います。
代表の千田さんが話していたのが「まずはお手本を真似ること、オリジナリティーを発揮するのはそこから」。基本をしっかり身につけ、周りのメンバーの考え方や成功体験から学び、取り入れて、自分らしいスタイルを築いていきたいですね。
フロントステージのメンバーは一人ひとり得意なことや考え方が異なりますが、皆向上心や仕事への意識が高いので、一緒に仕事をしていつも新しい刺激をもらえて、とても切磋琢磨できる環境だと思います。
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主体性が求められるPRエージェンシーで学んだこと
――大変だと思ったところはありますか。どんな点でしょう?
一番大変だったのは、PRエージェンシーで求められる広報・PRの役割を身につけ実践することでした。というのも、企業広報を経験していたので、その知識や経験を多く活かせるのではないかと思っていたんです。
ただ、その経験は約10年も前のことでしたし、当時は情報発信や流通の量・手段も今ほどは多くはなく、大手企業だったこともあってか、「待ちの広報」でもある程度成り立っていたように思います。 また、企業内の広報は社内の関係者に直接情報を集めに行けるという利点もありました。
一方でPRエージェンシーでは、企業の外側から第三者視点で、クライアント企業のトピックスや魅力を引き出し、発信に繋げていかなくてはなりません。そのため、積極的なヒアリングや提案力がとても求められることを入社後に痛感しました。入社当初は「うまく動けない」と、もがいていました。
社会に流れる情報の量やスピードは年々拡大していて、発信手段やメディア環境も大きく変化しています。そうした中で、メディアや社会へいかに興味を持っていただける情報提供ができるかが強く求められることを、フロントステージで働く中で改めて実感しました。
――ベンチャー気質、少数精鋭なフロントステージに転職したときのギャップってありましたか。
ありました(笑)。前職までは長期的に人材を育てていく体質の企業であったり、比較的ゆるやかな雇用形態で働いてきたので、フロントステージに入社してから、一人ひとりに求められる主体性とスピード感に最初はとても戸惑いました。さらに、リモートワーク中心の働き方なので、テキストコミュニケーションやオンラインミーティングがとても多いことも新鮮でした。
とにかく自分で考え、相談し、チャレンジも厭わず実践していく。そうやって無我夢中でPDCAを回していくうちに、PRエージェンシーならではの仕事のスタイルが少しずつ身についていく感覚でした。
もちろん、業務マニュアルは整っていますし、メンバー同士のコミュニケーションも活発です。主体性は求められますが、決して一人で抱え込む環境ではありません。最初から完璧である必要はなく、自分なりに学び続けられる人が活躍できる環境だと思います。これからフロントステージへ転職を検討している方にも安心して飛び込んでいただければと思います(笑)。
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――メールなどのテキストコミュニケーションよりも、電話でのアプローチが得意だと感じています。過去のどのような経験によって培われたのでしょうか?
実は、幼少期から大勢の前や緊迫した場面などでは、緊張しうまく話せなくなってしまうことがあり、それがコンプレックスでした。一方で、人と関わること自体はとても好きだったため、学生時代の部活動やアルバイト、そして営業や広報でさまざまな方と接させていただきながら、コミュニケーションを学んできたように思います。
笑顔や元気な雰囲気、アイスブレイクトークなどで相手に「話を聞こうかな」と思っていただけたりするとやっぱり嬉しいですよね。この仕事では、対面はもちろん、電話でのコミュニケーションを取る機会も多いので、笑声(えごえ)で丁寧に言葉を発することを心がけるようにしています。まだまだ修行中ですが、もしそこが強みになっているとしたらとても嬉しいです。
――プライベートな一面もぜひ。お休みの日は何をしてますか。
フロントステージはリモートワークが多いので、休日は反動で外に飛び出しがちです。先日、10年ぶりくらいに海外旅行に行って、新しい世界を体験して胸が震えました。また、昔から街角にある観光・地域情報のフリーペーパーが大好きで、つい手にとってはキャッチーな文章や、写真の魅せ方に惹かれています。そうした日常の経験を引き出しにストックしてメディアやクライアントとの話題作りに活かせたらいいなと思います。
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――今後の挑戦についてはいかがですか?
目の前の課題としては、業務の効率化です。この仕事では、複数のクライアントを担当させていただき、多くのメディアの方とやりとりするので、常にマルチタスクが求められます。また、複数のツールを使いこなしていくことも必要です(四苦八苦しながら順応中です)。本当に基本的なことなのですが、タスクの優先順位やスケジューリングを工夫し、業務の質とスピードを高めていきたいと思っています。
メディアの方やクライアントさんに喜んでいただけた時はやりがいと達成感もひとしおなので、より価値を提供できる広報・PRパーソンを目指していきたいです。
ーー最後に、入社を検討している方へのメッセージをお願いします。
広報・PRは、華やかなイメージを持たれることもありますが、実際は、地道にコツコツ積み上げていく事がとても大切な仕事だと思います。フロントステージには周りに相談しながら挑戦し成長していける環境があります。人や社会に広報・PRの力で世の中に価値を届けたいという思いがある方なら、きっと活躍できると思います。ぜひ、フロントステージで一緒に仕事ができたら嬉しいです。