褒めまくり、褒めまくられたいですよね? Fringe81流MVPの選びかた。
突然ですが、Fringe81には
・まず、やる
・普通じゃない
・最高・最速の提供価値
・他者への称賛を惜しまない
という、4つの「社魂」があります。いずれも、Fringe81を語る上では欠かせないもの。
今回はこのうち、特に「他者への称賛を惜しまない」を体現した制度である
「発見大賞」
についてお伝えします!
「発見大賞」とは?
発見大賞とは何か。それは一言でいえば、
「褒めまくる、褒められまくるための制度」
です。
Fringe81では冒頭に触れたとおり、「他者への称賛を惜しまない」ことを大事にしています。
頑張っている仲間に対して、素直にその頑張りを称えあう。どんな内容であれ、たとえ目立たない内容であれ、誰かがそれに気づけば全体に共有し、みんなで褒め称える。そうすることで、会社を土台から支えるカルチャーを日々大切に育て守り続けています。
私たちは身の周りの仲間に対して、それまで知らなかったその人の一面を「発見」することを大切にしています。発見大賞とは、そんな「新しい発見」を大切にするFringe81ならではのMVP選出制度なのです。
具体的には、以下の流れで受賞者を選びます。
(1)あらかじめ、社員は自分以外のメンバーの行動や成果から、その人の新しい一面として気づいた点やみんなに知ってほしい!と思った点をまとめて投稿します。
(2)社員が一堂に集う週次会議で、数名ずつのグループに分かれ、自分が発見した人について伝え合います。
(3)その中から一番ステキな「発見をされた人」を全員の投票によって選びます。
こうして選出された人をMVPとしてみんなで褒め称える制度、それが発見大賞です。
↑和気あいあいと各々持ち寄った「発見」を伝え合っている様子。会議室は大にぎわいです。
どうして発見大賞が必要なのか?
一般に、頻繁にMVPに選出されたり表彰されるのは、図のAの部分にかかわる業務の担当者が中心になりがちですよね。営業成績の良い社員がインセンティブを受ける、といった事例が想像しやすいかと思います。
では、頑張っているのは営業担当の人々だけでしょうか。否、そこには製品を開発したエンジニアや、日々の業務をサポートするバックオフィス担当者がいるはず。ですが、数値目標を基にした表彰制度のもとでは、どうしてもAの部分ばかりが目立ち、偏りが生じてしまいます。
営業成績をもとにした表彰制度は社員の士気向上にもつながるし、もちろん場合によっては必要でしょう。ただ、それだけでは不十分なのではないでしょうか。
それぞれが頑張っているのにもかかわらず、Aの部分にかかわる仕事をしている人ばかりが偏って表彰されれば、他の人は冷めてしまい、不満が噴出してしまいますよね。
「プロダクト自体を創ったのは自分たちなのに!」とか、
「自分たちが予算の配分を決めたからこそ営業成績が向上したのに!」といった風に。
これは非常によくない。
ゆづるさん※は次のように言っています。
「普段目立たなくても、人知れずすごい貢献している事ってあると思うんです。私は、そのような社員を大いに褒め称え、褒めまくる文化にしたい」と。
上図でいえばDにあたるような人々をこそ表彰し、褒めちぎりたい。発見大賞はそうした、
「職場全体に人知れず埋まっている個々人の頑張り」を発掘するためにあるのです。
※ゆづるさん:弊社CEO、田中弦。みな「ゆづるさん」と呼び、社長と呼ぶ人はいません。
こんな人たちが受賞しています
■こちらの記事でもご紹介した、新卒一年目エンジニアのげんしゅん。ムードメーカーとしてみんなが働きやすい環境を自ら率先して創っていく姿勢、そしてエンジニアとしてもメキメキ力をつけていく様子がみんなの目に留まり、受賞に至りました!
<寄せられた声>
・最近、泥臭い仕事をおそらく意識的に率先してやってくれてます。「チームを前に進める事への意識の高まり」を感じます。そのユニークなキャラ性を失うこと無くまじめにコツコツ頑張っています。
・げんしゅんは普段はおちゃらけた性格のムードメーカーだけど、最近はチームのみんなを引っ張っていく頼もしい面がよくみられます。忙しい中、僕が質問しても嫌な顔一つせず答えてくれるし、会社のプロダクトも愛しててかっこいい!