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キャリアを考えるとき、大切だと思うこと

皆さん、こんにちは。谷崎です。

面接をしていると、様々な人のキャリアに触れることが出来ます。

その中で、一人ひとりが自分に合ったキャリアを形成していくにはどうすればいいのか、ということを常に考えてきました。

もし今このコラムを読んでいる方が、転職やキャリアチェンジを考えているとしたら、そのヒントになるような内容を書いていきたいと思います。

「好きなこと」が全てではない

キャリアを考える際に、多くの人は今までやってきたことの延長で何が出来るか、あるいは何が好きか、ということから考えてしまいがちです。

でもその前に考えていただきたいことがあります。

それは「得意なこと」と「価値観」です。

得意なことは好きなことと近い部分はありますが、言われなくてもついやってしまうこと・やっていても苦にならないことを指します。

また、価値観は「何のために仕事をするのか」「何を大切にして生きていきたいのか」といった自分の軸となる考えのことです。

どちらもキャリアを決めていく上では重要な要素である一方、自分一人で考えることは難しく、だれかの客観的な視点からわかることも多いものになります。

自分で考えるだけでなく、第三者から見てどうなのか、ということも聞いてみると、より深い自己理解に繋がるのではないでしょうか。

また、私が面接では過去の経験や、それに対してどう感じたかなどを深掘るようにしているのも、相手の価値観をより探っていければという思いがあってこそなのです。

飽きない仕事を見つけるためには

まず得意なことや、価値観といった自己理解をした上で、どんな仕事に就くのがいいのかを選ぶ、というのがキャリア選びのステップではないかと思います。

しかし、実際に働く前から、その仕事や職場について具体的にイメージを持つことは難しい、むしろ持てなくて当たり前ではないかと私は考えています。

では、仕事を探す段階では何に注目すればいいのでしょうか。

それは会社が具体的に何をやっているかではなく何のためにやっているかをしっかりと把握し、それが自分の価値観に合うかを確認することです。

ここでもやはり、価値観ということがキーワードになりますね。

会社と自分の価値観、つまり目指す方向があっていれば、細かい仕事の進め方には左右されにくく、続けていった先も仕事に飽きることは少ないのではないかと思います。

今、キャリアの岐路に立っている方は、まずは自分の価値観を明確化させること、そしてそれに共感してくれるような会社を探すこと、これらのことを是非意識してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

良ければ、こちらのストーリーも読んでみて下さい。

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