小さな木の芽を、マーケ×デザインの力で、大きく成長させていく。Webデザイナー・渡邊が語るforestのインハウスデザイナーとして働く魅力
こんにちは、forest採用広報です!
今回のストーリーは、Webデザイナーとして活躍中の渡邊さんにフォーカス。Webデザイナーとして働いていた化粧品小売会社がforestにM&Aされたことを機に、当社にジョインした渡邊さん。さまざまなブランドのLP作りを担当し、ブランドや商品の成長を支えています。forestのWebデザイナーの仕事内容、今後の展望をお聞きしました。
渡邊美菜未 東京出身
大学在籍中からコンタクトレンズ小売企業へ入社し、ECモールの運営や運用、デザインなどを行う。その後、本格的なWEBデザイナーとなるため化粧品小売企業へ転職。自社ブランドの広告LPデザインやコーディング、マーケティングなどを行う。化粧品小売企業がM&Aされたことがキッカケで2024年5月にforestへ入社。現在(24年11月時点)はforestのWEBデザイナーとして活躍中!
今の仕事内容は何ですか?
Webデザイナーとして、M&Aで引き継いだブランドの商品をより魅力的に伝えるため、楽天やAmazonといったモールに掲載するLPやサムネイルをデザインしています。ブランドマネージャーと連携し、新商品はもちろん、既存商品の改善点を見つけ、成長を促すクリエイティブを担っています。
今の担当ブランドは5、6個で、ジャンルもターゲットも訴求ポイントもさまざま。担当ブランドは今後も増えていく予定です。
これまでのキャリアについて教えてください。
私は最初からWebデザイナーだったわけではありません。初めに就職したのは、大学時代にアルバイトとして入社したコンタクトレンズの小売業でした。そのまま正社員となり、ECモールでコンタクトレンズのケア用品を販売したり、CS対応したりするなかで、Webデザインにも携わるようになりました。
私のWebデザインの功績に注目が集まり、自社のコーポレートサイトを作る機会に恵まれたことが、Webデザイナーとしてキャリアを歩む転機となりました。本格的にWebデザイナーを志したいという思いが芽生え、13年勤めた会社から化粧品小売会社に転職。自社ブランドのLPやWeb広告、アフィリエイト、マーケティング業務など、「マーケもできるWebデザイナー」として歩み出しました。
forestにジョインした理由を教えてください。
ジョインのきっかけは、化粧品小売会社がforestにM&Aされたことです。入社から1年も満たない時期で、これからWebデザイナーとして経験を積んでいくタイミングだったこともあり、正直forestに入るかどうか悩みました。forestの皆さんは優秀な方ばかりで、「私なんてとても」という気持ちもあったんです。ただ、いずれはベンチャーやスタートアップに勤めたいという思いがあったため、「これも何かの縁かな」と思い、ジョインを決めました。
入社後、何かギャップを感じることはありましたか?
入社前はとにかく「こんなにイケイケの会社、私のようなジメジメしたインドアタイプの人間には無理だ。笑」という思いが強かったです。でも、入社してみたらそんな心配は杞憂でしたね。みんな優しくて良い方ばかりで働きやすい環境で仕事をさせてもらっています。
仕事内容に関して、特にギャップはありませんでした。ただ、forestでは楽天やAmazonなどモールごとのマーケティングを意識する必要があり、そこに慣れていく必要がありました。これまでやってきたWeb広告マーケとモールとでは、成果の出るデザインが違うんですよ。
社内にモールに詳しい方がいて、その方が作ってくれたワイヤーを見て、「今まで作ってきたLPと違うな」と思いましたね。楽天やAmazonのランキングを見て、売れている商品のLPをチェックするところから始めていきました。
これまでの仕事で印象に残っているものは何ですか?
ブランドオーナーさんからオファーを受け、LPやサムネイルを変えたことで「売上が上がりました!」と数字と共に報告をいただけたことですね。そのブランドは、これまで外注でLPを作ってもらっていたのですが、正直あまり商品の良さを表現し切れていないものだったんです。
ちゃんと商品の良さを理解し、デザインに落とし込んだLPを作ることで、売上に反映され、オーナーさんにも喜んでいただける。非常にうれしい経験になりました。
渡邊さんが思う「forestに合うデザイナー」は?
一般的に「Webデザイナー」としてイメージされるものは、サイトデザインやコーディングだと思いますが、forestで求められるのは、よりマーケティングに特化したデザインで、訴求やセールスを織り込む必要があります。私が試行錯誤しているように、販売チャネルごとに売れる見せ方を考えデザインしていくことがこの仕事の難しさでもあり、おもしろさでもあるんです。
そのため、自分がいいと思ったデザインであっても、必要に応じて変更しなければならないことも多々あります。EC業界は市場の変化が激しく、トレンドもニーズもどんどん変わるんです。その変化を柔軟に受け入れ、デザインを変えていくことが求められます。クリエイティブだけではなく、マーケ目線が備わっている人に向いている仕事ですね。広告やLPデザインの経験者であれば、forestの仕事にシフトしていけるのではないかと思います。
素養として「合っているだろうな」と思うのは、好奇心旺盛な人、困難を学びだと思って楽しんでいける人、自ら考えて行動できる人、そしてチームメンバーと協力して前に進めていける人ですね。マーケティングって、正解がない世界なんですよ。その正解のなさを厄介なラスボスだと思って、楽しみながら攻略法を模索できる人であれば楽しいと思います。
また、インハウスデザイナーだからこそ大切にしたいと思っているのは、「求められるものの先を想像し、売り出そうとする思いがあるかどうか」。もらったワイヤーの指示をただデザインに起こすのではなく、「この商品を必要とする人は誰で、LPを見てどんな気持ちになってほしくて、商品を買ったらどんな豊かさがあるのか」と、未来を想像しながら商品の魅力を形にすることが1番重要だと思っているんです。
相手の立場になって先を想像するからこそ、「こういう訴求を増やしたら買いたくなるのでは」というアイディアが生まれやすくなります。例えるならばアイドルプロデューサーのような仕事ですね。これから売り出したい原石の状態のアイドルの卵たちを、どう磨いたら宝石になるのかを考える。そういう気持ちで仕事に取り組める方なら、商材が変わっても「この商品の魅力はどこだろう」と発掘し、表現し、成長させることを楽しめるでしょう。いろいろなブランド、商品に携われるのも、forestで働く魅力ですよ。
今、forestにジョインするメリットは何だと思いますか?
今のforestにはデザイナーが足りていません。LPデザインを担当しているのは私だけなので、今は外部のデザイナーさんにも依頼している状態です。
ここからデザインチームを作っていくため、このタイミングでジョインしてくださった方は、デザインチームの初期メンバーになれます。興味のあるジャンルのデザインに関われるチャンスもありますので、ぜひ興味のある方はお話にきてほしいです。
デザイナーとして見る当社の魅力は、個人スキルが確実に上がることですね。いろいろな商材を扱う特性上、デザインの引き出しが増えます。また、インハウスデザイナーだからこそ、ブランドオーナーさんたちと「もっとこうしたらいいのでは?」と意見を出し合う関係性を築きやすいのも魅力です。ただデザインして終わりではなく、木の芽を一緒に大きく育てていくところに携われるのは、やりがいを感じられますよ。
渡邊さんの今後の展望についてお聞かせください。
LP作りで1番重要だなと思っているのは、イメージ画像やモデル画像の構図や色合いです。今はワイヤーをもらってからデザインを考えていますが、今後はその前段階から関われるようになりたいですね。「こういう写真がほしい」とカメラマンさんに伝えられる、写真のディレクションスキルを身に付けたいです。
あとは、やはりデザインチームを作ること。「厄介なラスボスを一緒に倒したい!」というパーティーメンバーの参画を、心よりお待ちしています!