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Flagship株式会社CEOが語るこれまでとこれからVol.1

こんにちは。FlagshipのHR担当のベイカーです。

これまでは

Flagshipとは、

Shopifyとは、について紹介して参りました。


今回はFlagshipの生みの親である神馬社長に直接話を伺ってきました。

創設秘話や今に至るまでの軌跡、これからの展望など

神馬社長がFlagshipにこめる熱い思いなど貴重な話を沢山聞くことが出来ましたので紹介致します。


Vol.1はFlagshipのこれまでについてです。


ー会社設立までの経緯は?

中学のときからプログラミングを始め、高校くらいからアルゴリズムなども勉強し始めました。

大学時代に大学内のバスのアプリ開発していた友人と連携したのがFlagshipの始まりです。

当時は大きなビジョンがあったわけではなく、大学卒業したので法人化するかという感じで2012年7月にFlagship合同会社が誕生しました。

当時アメリカ大使館と関りがあって、シリコンバレーでの経験もあるルース大使の紹介でアメリカに留学しました。

アメリカ滞在中に3.11を目の当たりにし、何か自分にできることは無いかと支援サイトを立ち上げました。

その時の手応えややりがいが原動力となり、ウェブスキルを磨けばより人のためになる仕事ができると実感し今に繋がっています。

ー社名の由来は?

社名考案中の頃にひとりカラオケに趣味でよく通っていました。

ライムスターの歌の歌詞に「俺の仕事は本場もんの翻訳じゃねえ」というフレーズがありその時凄く胸に刺さったのを覚えています。

彼は単に翻訳してるのではなく、

カルチャーのエッセンスを取り込みながら翻訳を通じて自分らしさを表現している。

自分がこれから事業としてやっていきたいネット業界も、

アメリカで生まれたテクノロジーを半年から5年遅れで日本の技術者が翻訳し、10年遅れで導入している。

日本のネット業界はそこから脱却しなければいけない。

いろんな船がある中で

自分の得意分野で自分らしくリードしていく船になりたいという想いでつけました。


ーこれまでを振り返って以前のFlagshipとは?

とにかくWEB領域の機能開発をし続けてきた10年間でした。

以前はウェブ制作会社/デザイン会社のような業務中心を中心としておりオールラウンドなWEB屋のような感じでした。

制作会社寄りの類似企業は、コストにしても労力にしても対クライアントへの初期費用を抑えてでも月額保守で取りたい会社が多い。

ビジネスの安定化を考えると当然っちゃ当然なんですが、アプリケーションエンジニアにとっては仕事が保守ばかりとなると、飽きてくるし面白くない。

安直ではありますが安定稼働や継続よりも、新しい創造の方がワクワクするし自分の会社はそうありたいと思っていました。

なので技術的に高度な領域にもどんどんチャレンジし踏み込んでいて、クライアントからするとコスパの良い会社であったなと思います。

その時はネイティブアプリ、ブロックチェーン、AI周りは一切触れておらず、WEBブラウザ上の機能開発に特化していました。

その経験が今は土台となり、EC業務知識とセットで事業を展開しているような感じです。


ーこれまでを振り返りFlagshipの転機となったのは?

転機は事業をShopifyに振り切ったときです。

それまではウェブ制作会社/デザイン会社のような業務中心でした。

労働集約型で未来も見えなかったけれど、投資するテーマが見つかるまではスキルアップの時期と考えていました。

ウェブ制作のひとつの領域としてECがあると気づき、

その複雑な体系を紐解いてシステム開発と紐づけていくことが面白いし、

業界的にも未来があると感じ、全ての業務をそちらにシフトしました。

シフト前はシステム開発やスタートアップのウェブ開発受諾が大半で、

そこから移行するとシステムエンジニアなどが必要でなくなるので、大きな構造変化(退職も含めて)もありました。

結果的に事業をShopifyに切り替え、上向きになってきましたがそれまでの業務を辞めて売上・収益もなくなるので大きな決断でした。


ー意思決定へのハードルは?

Shopifyというプラットフォームは日本ではまだ馴染みがなく未明な分野ですが海外では成長している前例がある。

Flagshipが持ちうる技術力とともに推進していけば、それに賭ける価値はあると判断しました。

自分たちにそのケイパビリティがあるとも感じていましたし。

上手くいかなければ、また違うことをやるだけ、という気持ちもありました。

ー実際に足を踏み入れてみての実感は?

想定よりよかったです。

集まってくるクライアントのブランド力の大きさなどは従来のビジネスに比べられないくらい大きいです。

思い切って振り切ったことで、shopify界隈における立ち位置が確立されたという実感もあります。

オールラウンドなWEB屋から、Shopify Plusでの一点突破という思い切った方向転換に大きな手応えも感じています。

ただそれと同時に、組織が大きくなるにつれて、本当に問題って色々増えていくんだなあという実感もありますが。笑


次回、これからのFlagshipに続きます。お楽しみに!

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