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7.7億円の資金調達をしたFindyの事業にかける想いとこれからの挑戦

1. これまで応援してくれた方への感謝を込めて

1.1多産多死のスタートアップ界隈で生き延びてこれたことへの感謝

スタートアップは多産多死の世界です。Findyも日々たくさん生まれるスタートアップの中の一つで、ここまで本当に運良くたどり着くことが出来ました。その過程でエンジニアユーザーやクライアント企業、そして、小さなスタートアップに人生の大事な時間をかけてくれた仲間、投資してくれた投資家含めて多くの人に支えられて成り立ってきました。まずは、創業者2人のある種のエゴで始まったスタートアップが創業から4年の時を経て、ここまでたどり着けたことに深く感謝しています。ありがとうございます!!

1.2現在の仲間と未来の仲間に向けて

スタートアップにとって最大の資産は言わずもがな人です。スタートアップは残念ながら一般的な大企業と比較して、「給与は高くない」ですし、「倒産のリスクが高い」という現実があります。そんな中、「壮大なビジョンや夢」或いは「将来Exit後のストックオプション」、「成長が圧倒的に早いかも」なんていう一筋の光にかけて参画してくれた仲間には感謝しかないというのが創業経営者としての本音です。これからジョインいただくメンバーも同様です。そんな仲間に向けて、改めてFindyのビジョンを語りつつ、何が変わっていくのか、そして変わらないのかを伝えることができればと思っています。

1.3サービスを利用いただいているエンジニアユーザー・クライアント企業の皆様に向けて

スタートアップが生き残っていくために一番大事なのは、エンジニアユーザーやクライアント企業に対価を頂ける価値を提供し続けることができるかどうかだと思っています。そのためにも、今後どうしていきたいかなどを書きながら、どんどんフィードバックをもらえると嬉しいです。ぜひ、TwitterDMで直接ご連絡ください!!

1.4プロダクトづくり加速のために資金調達を行う

今回、以下で書いていくビジョンやサービスのさらなる進化を実現するために、資金調達を行いました。これまでサービスを利用いただいている企業様のおかげで一定規模の売り上げは立ってきていますが、サービスの進化を早めて、より精度の高いマッチングやより良いエンジニア組織のパフォーマンス改善サービスを早く届けていくために、自社の開発力を強化していきたいと考えています。

2.なぜFindyは「テクノロジードリブンな事業成長を増やす」ことにしたのか?

2.1「テクノロジードリブンな事業成長を増やす」に込めた思い

昨今、日本はIT後進国、或いは日本からGAFAが生まれないと言われて久しいのが現状です。日本の時価総額ランキングを見ても、IT系はまだまだ上位には少ないですし、一人あたりのGDPなどもテクノロジーの進化が早い米国やドイツ等の先進国と比較して差は開くばかりです。

日本は(新卒が三菱重工業出身ということも影響していますが)従来テクノロジーを活用して加工貿易に取り組む中で外貨を稼いで豊かになってきた国だと思っています。このままで良いのか、テクノロジーで稼げる国にしないと我々の子どもたちの世代にこの豊かで住みやすい安全な日本を引き継げないのではないかという危機感を強く持っています。

したがって、テクノロジーの主役となるエンジニア、特にソフトウェアやアルゴリズムのエンジニアと企業をシームレスにつなぎ、テクノロジーで成長する組織を増やすことが、今の日本に最も必要なことだと考えているのがFindy、そして僕の思いです。

2.2イノベーションの主役が「エンジニア」「科学者」「専門家」となる時代

では、テクノロジードリブンな事業成長を担う存在は誰でしょうか。SlackやUberに投資をしている米国のベンチャーキャピタルのレポートによると、コロナで「エンジニア」「科学者」「専門家」がイノベーションの主役となると書いています。個人的にもまさにこのとおりだと思っています。いつの時代も、やはり先端を担う人がイノベーションを生んで豊かさをもたらすものだと思っていますし、昨今のコロナもあり、非接触やオンラインの比率が高まる中で、よりエンジニアの重要性が高まっていくのは明白だと思っています。


2.3エンジニアと組織の融合が大きな社会課題

Findyでは日本からテクノロジードリブンな事業成長が十分に増えない要因として、エンジニアサイドとビジネスサイドの間に大きな壁があるからではないかと考えています。特にエンジニアサイドはハードウェア中心の世界からソフトウェア、アルゴリズムに移行する中でより個人に技術力が集まってきている一方で、ビジネスサイド中心に成長をしてきた組織は経営層を中心にテクノロジー理解が不足している傾向が強いのが現状です。我々、Findy ではこうした個人と組織の壁をテクノロジーを活用して壊していきたいと考えています。

3.Findyのビジョン実現のために取り組みたいこと

3.1エンジニア組織づくりのエコシステムを構築していく

Findyのビジョンを実現するために、現在3つのサービスに取り組んでいます。大きく2つの領域があり、1つ目としてはエンジニアと組織のマッチングサービスです。これは上述の通り、どのようにエンジニアと組織の間にある壁を解消していくかという問いの中で、まずはマッチングの精度を上げていくことでより良い出会いを増やしていけないかと思いサービスを展開するに至っています。

具体的には転職に特化したサービス「Findy」とフリーランスに特化した「Findy Freelance」に分かれています。

次に最近、β版をリリースした「Findy Teams」というサービスがあります。こちらはエンジニア組織の活性化を目的としており、パフォーマンス向上に資するようなデータ解析を行い、エンジニア組織のエンパワーメントに役立つサービスを提供していきたいと考えております。また、同時にビジネスサイドに対してもエンジニアの貢献を明示的に伝えることができるツールにもなると思っています。

3.2エンジニア/企業のプロダクト開発の品質(Quality)スピード(Quantity/Velocity)を向上させる

Findyでは、3つのサービスを提供することでエンジニアおよびクライアント企業がプロダクト開発を進める上で、品質やスピードが最大限向上するようにサポートしたいと考えています。

以下に詳細の図が載っていますが、例えば「Findy Teams」でエンジニア組織の課題が分かれば、その結果に応じてすぐに採用したい場合はフリーランスサービス、長期的な仲間を集めたい場合は転職サービスを利用するといった循環を生み出せると考えています。


3.3マッチングの最適化に加えて、「Findy Teams」でより良い組織づくりの応援もする

Findyの転職サービスをリリース後、営業活動を通して各企業のCTOやエンジニアリングマネージャーと議論する中でやはりエンジニア組織の見える化やパフォーマンス向上、入社後の活躍に悩みや課題感を持っていることが分かってきました。一方で、エンジニアユーザーサイドからすると企業側のソーシャル上での発信やテックブログなどのコンテンツはどんどん増えているものの、実際の開発現場に関する客観的なデータがないという課題がありました。そこで我々はこの新しいサービスを通してエンジニア組織の見える化や組織内での活性化、その結果を外部に発信していくことができるようなサービスを設計し、提供していきたいと考えています。また、こうした発信をサポートすることで、エンジニアの採用活動に取り組む負担を軽減したいと思っています。

3.4大手企業のDX推進、内製化のサポートも行っていく

スタートアップやベンチャー企業だけではなく、大手企業のデジタルトランスフォーメーションやプロダクト内製化の機運が高まる中で、これらのサポートもしていくことができればと思っています。この分野では単にエンジニアの採用を支援するだけではなく、長期的にクライアント企業の中にテクノロジーやプロダクトづくりの考え方を取り込んでいけるよう、カルチャーづくりまでサポートしていきたいと考えています。

個人としても三菱重工業出身ということもあり、これまで世界で戦ってきた日本の製造業や小売業、あるいは商社と言った基幹産業を担う企業がテクノロジーの力を取り入れて、再度より良いサービスやプロダクトを世の中に送り出し、海外でもソフトウェアやアルゴリズムで勝つような絵を実現していきたいです。

4. シリーズBでの調達でFindyが変わること、変わらないこと

4.1世の中の期待値が高くなる

これはすでに感じていることですが、世の中の期待値がどんどん高くなってきていると感じています。分かりやすい例としては、今回の資金調達をたくさんのメディアに取り上げていただきました。(ありがたい限りです)あるいは Facebook 等で多くの方から温かいメッセージを頂いたりしました。これはFindyという会社に対して、世の中を変える可能性や将来性に対して期待値が高まってきた結果ではないかと考えています。はい、頑張ります!

ダイヤモンドさんにかなり詳しい今回の経緯等も書いていただいています。

「GitHubから“偏差値”算出しエンジニアのキャリア支援、ファインディが7.7億円調達」

4.2株主の期待値も高くなる。小規模上場を望まれない

今回シリーズBの資金調達に参画頂いたベンチャーキャピタルは、当然ですがキャピタルゲインを求めての出資となってきます。今回の調達規模から、小さな結果は求められていないということを強く実感しています。ここは創業経営者として資金調達をした以上、コミットしていかなければいけないところで、必ず期待に応えていきます。

4.3短期のコミットメントも長期の投資も同時に取り組む

このフェーズになると、短期での営業成績と中長期の投資で同時に成果を出していくことが求められてくるようになってきたと考えています。そのための資金調達をしているということで、毎月の売上やそれに紐づく KPI の着実な達成を意識しつつ、同時にエンジニアユーザーやクライアント企業に対して提供できる価値を最大化すべく、長期的なプロダクトへの投資も同時に行なっていくことになります。実はこの采配と言うか、バランスというのが非常に非常に難しいなと感じているのが今日この頃です。ここは社内の仲間としっかりと議論しながら、メリハリをつけて両立に取り組んでいきたいと考えています。

4.4エンジニアユーザー目線のサービス設計

今後も変わらない、変えたくないと思っているのはエンジニアユーザー目線のサービス設計です。これまでの採用サービスは比較的ユーザーというよりも、お金を出す企業をサービス設計の中心に据えて作られているケースが多かったのではないでしょうか。Findyは人口減が進む日本社会において、専門的知識を持っている人の価値はどんどん高くなっていくのではないかと考えています。そういった中でこれまで通り、企業目線でのサービスを作ったとしても、それは時代に反しているのではないでしょうか。エンジニアが安心して働ける場所でイノベーションを生むことに全力を注げるような環境を中心に紹介できるようなサービスを積極的に作っていきます。

5.これからのFindy(シリーズB)はどんなフェーズに入っていくの

5.1 100人規模の組織へ拡張していくフェーズ

組織としては大幅に拡張していくフェーズに入ってきます。 シリーズAでも従業員数としては10人前後から30人前後という意味で3倍に成長し、いわゆるスタートアップによくある「30人の壁」というのを超えていかないと行けないタイミングでした。(まだまだ課題がたくさんあり、経営者として改善していかなきゃいけないということは強く感じています。)
一方で、今回資金調達を行ったことで、仲間を集める軍資金を得たということになってきます。したがって、組織を拡張し、プロダクトや営業体制を強化していく時期に入って来たと考えています。引き続き急成長の機会を楽しんでもらえるような方に、ぜひぜひジョインしていただきたいと考えています。

5.2プロダクトへの投資がしっかりできるフェーズ

これまで以上に腰を据えてプロダクトへの投資ができるフェーズです。これまではフリーランスも含めて、15人前後のプロダクト開発組織として運営してきました。今後は開発チームが2倍、3倍と規模が拡大し、余裕が出てきて更に投資ができるようになります。例えば、アルゴリズムの改善やUXの進化、そして遊び心のある企画に投資をしていきたいと思っています。

5.3シリーズAと比較して潰れにくいフェーズ

新たに参画するメンバーへの朗報としては、シリーズAのフェーズと比較して格段に潰れにくい状況になってきています。口座には以前よりもゆとりのあるキャッシュがあり、上記のような挑戦をしつつも、ある程度安定した環境で取り組んでいけるというのが、これからのFindyです。それこそシード期なんて、こんなオフィスで大丈夫なのかといった環境で、リスクを取って勝負しなければならないような状況でした。(当時、ジョインしてくれたメンバーには本当に心の底から感謝とリスペクトしています)オフィスも拡張し、心配事は徐々に徐々に減っていくというのがこのフェーズになってきています。

5.4組織文化を作っていけるフェーズ

もう一つ面白い点として、長きにわたって大事にしていく文化形成に中心的に関われるということがあるのではないでしょうか。メンバー数が急激に増え、双方・上下でのコミュニケーションが前ほどシンプルではなくなるため、組織文化をどう設計していくかというのは非常に非常に大事な時期に差し掛かっています。まだまだ、この辺りの言語化・ルール化ができていない現状ですので、そういった組織作りに携わりたい方にはとても面白いフェーズだと思います。また、新卒採用などもそろそろ始まってきたりするので、新入社員の育成体制を含めて、より組織づくりの根本的な部分に関わるのはとてもいい経験になるはずです。(採用・人事も絶賛募集中です。)

6.最後に

最後に、もともと海外営業を志して大手製造業に飛び込んだ人間がなぜ今この位置にいるのかについて書きたいと思います。新卒では工場の設備投資部門に配属になり、エンジニアと一緒に仕事をする機会に恵まれました。作業着を着て、現場を駆け回る中で感じたのが、エンジニアのプロダクトにかける熱い思いでした。何しろフォークリフトや戦車に一生をかけているような人がいる現場です。話の内容もめちゃくちゃおもしろい。

その当時、技術面の知識や経験も足りない中で、先輩に自分の役割が何かを聞いた際の回答が今でも頭に残っています。とてもシンプルな表現で『エンジニアのやりたくないことを全部やるんだよ。だって未来を創るのはエンジニアだから。』と言われたのを覚えています。三菱重工業は当たり前のように事業を引っ張るのがエンジニアという組織であり、世界を舞台に技術で勝負する人がいるところでした。

その後、20代半ばになり、IT業界に来る中で、当時はエンジニア出身ではない方が上に立つ組織が多い印象を受けました。これで技術をベースに製造業のように世界で戦える会社が増えるのか、日本の将来に不安を感じたのを覚えています。

「テクノロジードリブンな事業成長を増やす」

Findyがこのビジョンを掲げている理由はまさに、テクノロジーを軸に世界で戦う組織を増やしていく、その中心をエンジニアが担っていくサポートをしていきたいと考えているからです。ぜひ、このビジョンを一緒に実現に向けて走ってくれる仲間を募集しています。

(ご参考)資金調達関連の記事

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