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株式会社FIKA社員インタビュー vol.10「ホステルだからこそ生まれるゲスト同士の交流を活性化していきたい!」

小さい頃に、「リジー&Lizzie」というドラマを観たことがきっかけで英語に興味を持ちました。

中学校でも英語の授業が大好きで、英語コースのある高校に進学しました。その後、英語でのサービスを学べるホテルの専門学校へ。

卒業後は、外資系のホテルに就職しました。忙しくも、学びの多い毎日でしたね。ただ、英語を活かしてホテルを訪れたゲストの接客をできると思っていたのですが、実際、ゲストと接した時に英語が思うようにでてこなくて…。

「このままだとダメ、一度海外で暮らしてみよう」と思い、ホテルを退職して、ワーキングホリデービザを取得。カナダ・バンクーバーへ向かいました。

ワーキングホリデー中は、日本料理レストランで働きながら、語学だけではなく、仕事についても学びがたくさんありました。気付いたら、職場でベテランスタッフになっていて、現地スタッフに向けて指示を出したり、マネジメントしたりする立場になっていましたね。

「鏡を拭いてね」と指示した時、MirrorのRの発音がよくなくて現地スタッフに伝わらなかったことも、今になってはよい思い出です(笑)。

ワーキングホリデーから帰国後、「観光業には関わりたいけれど、今度は現場で接客するのではなく、別の形で働いてみようかな」と思い、旅行会社に就職。電話での業務を中心に、予約対応や予約管理を担当しました。

働いてみて思ったのが、「やっぱりゲストと直接会って話ができる環境で働きたい!でも、以前働いていたホテルのようなサービスではなく、もう少しゲストと近い立場で働けないかな」ということ。

「ホステル」という形態が自分の目指すスタイルかもしれないと思い、実際に色々なホステルに泊まってみました。その時、UNPLAN Kagurazaka(以下、UNPLAN)にも宿泊しました。UNPLANは、スタッフが多国籍なので、ゲストが困っている時に、母国語でサポートできる点が素晴らしいと思いました。

楽しい滞在を提供するだけでなく、ゲストのニーズの根底にある「安心」を提供することの大切さに気づかせてくれたのがUNPLANでした。 「ホステルで働くならUNPLANしかない!」と思って応募、2018年1月より、UNPLANで働き始めました。

現在は、フロント業務やBar Hoppingなどのイベント企画・運営、清掃もしています。その他、少し複雑な予約システムのマニュアルを作成したり、新人スタッフの研修内容を主担当として検討したりしています。

ゲストと接する仕事はとても楽しいです。 UNPLAN滞在中にBar Hoppingに参加したゲストが、UNPLANをチェックアウトして京都を旅行した後、UNPLANに再チェックイン、またBar Hoppingに参加してくれたことがありました。その時、再チェックインしたゲストが、他のゲストに、いかにUNPLANが素敵なホステルか、スタッフが楽しい人たちばかりかを自ら説明してくれました!とても嬉しかったですね。

そのあと、ゲスト同士で「京都でどこへ行ったの?」「ここに行ったよ。ここがオススメ!」と、会話が弾んでいました。その様子を見て、スタッフが間に入らなくても、ゲスト同士が自然に仲よくなって情報交換できるのが理想の姿なのかな、と感じました。

今、UNPLANに宿泊したゲストがUNPLANNERとして、他のゲストや次に滞在するゲストと交流できるような仕掛けを作っていけたらいいな、と構想中です。ホステルだからこそ生まれるゲスト同士の関わり合いをより活性化していきたいと思っています。

一方、社内の働く仕組みを整えることにもやりがいを感じています。予約システムのマニュアルを整備して、他のスタッフが迷いなく、自信を持って予約システムを使って業務を進められるようになったのを見た時は、充実感を感じました。

仕事をする上で心がけていることは、相手の意見を尊重すること。バックグラウンドが違うから、それぞれの常識や認識が異なることがあります。私は、そんな状況をチャンスと捉えて、お互いの意見の折衷案や、お互いの意見からさらによい案を探すことを楽しんでいます!

FIKAは、自分らしくあれる場所です。誰も否定しないし、新しい意見はいつでも大歓迎!自分で考えたアイデアをすぐに形にするべく動けることは、頭より体が先に動いてしまうタイプの私にとって、ぴったりな職場環境です!

また、楽しく仕事に取り組む姿勢と、プロフェッショナルとしてサービスレベルや知識、スキルを追求する姿勢を併せ持つのがFIKAらしさだと思っています。会社としての目標や方向性を意識した上で、これからも自分の目指す方向に楽しみながら進んでいきたいと思います。

(2018.10 at UNPLAN Kagurazaka)

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