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株式会社FIKA社員インタビュー vol.2「働く仲間に嫌な人は一人もいません。それって実はすごいこと!」

Delice Green (デリス・グリーン)
hostel DEN マネージャー/アメリカ合衆国ワシントン州出身

私はアメリカのワシントン州出身です。日本語も話せるので、よくハーフに間違えられますが、100%アメリカ人です(笑)。昔から日本が大好きで、ティーンエイジャーの頃からYOUTUBEでJ-POP を聞いたり、日本のドラマをよく見たりしていました。

日本語を本格的に勉強し始めたのは15歳のときです。その後、17歳で半年間岐阜県に留学し、大学はカナダのブリテッシュコロンビア大学の日本語学科へ。大学時代も半年間京都に留学したことがあります。

東京に来たのは2年ほど前です。UNPLAN Kagurazaka(以下、UNPLAN)で働くために来ました。大学卒業後は日本で働きたかったので、大学4年生のときに日本の仕事を探していたところ、知人にUNPLANを紹介されたんです。そこで夏休みを使って東京に来て面接を受け、 翌年UNPLANの立ち上げメンバーとして来日しました。

最初はなんでもやりましたね。ホステルの仕事の基本は清掃とレセプションです。まずはその二つをみっちりやった後、ソーシャルメディア担当、シフト作り担当、イベント担当などいろいろな仕事を経験してきました。

今はhostel DEN(以下、DEN)のマネージャーがメインですが、清掃、レセプション、ソーシャルメディアの仕事などももちろんやっています。ソーシャルメディア担当というのはブログの記事を書いたり、フェイスブックのポストをしたり、インスタグラム用に写真や動画を撮る係です。外国からのゲストの情報源はインターネットだけ。みなさんソーシャルメディアを見て予約をするので、実はとっても大事な仕事なんです。ちゃんとやろうとすると、これだけで時間をとられちゃうんですよね。

DENでのシフトは朝番(7時半から17時まで)、昼番(10時から19時半まで)、遅番(2時から23時半まで)があります。ホステルですので、宿直当番もたまにあります。今は宿直スタッフがいるのでそれほど多くはありませんが、月に2回くらいはあるでしょうか。

職場はとにかく楽しいです。スタッフのほとんどは20代から30代で国際色も豊か。働く仲間に嫌な人は一人もいません。それって実はすごいことだと思うんです。

これまでUNPLANで働いてきて記憶に残っているのは、オープン最初の年のお正月の出来事。年末年始には、大半の会社がお休みになります。もちろん、リネン類の洗濯を頼んでいた会社もお休み。事前に、いつもより多くシーツを頼んでいましたが、繁忙期ということもあり、シーツはあっという間に足りなくなりました。結局、毎日スタッフ総出でシーツを洗濯してアイロンをかけ続けることに。「なんでこんなことになったんだ!」って一瞬現場に緊張が走りましたが、結局みんなで笑いながらやって乗り越えました。今はちゃんと年末年始は多めにシーツのストックをするようになっています(笑)。

マネージメントの仕事もとっても楽しいです。最初の頃は世界中から来るゲストと交流できるのが楽しみでしたが、マネージャーという立場になってからは、それとは違う楽しみがあります。 一緒に働くスタッフの意見を聞き、みんなのアイディアをすくいとり、実際にそれを実行する……チームをまとめていくのはとてもやりがいのある仕事です。

DENやUNPLANでは、「こんなことをやりたい!」と提案すれば、何でもできます。

ホステルは人が朝から晩まで生活をする場。いろいろな仕事があるので、自分の担当にこだわることなく、自分の特性を生かし、いろいろなことにチャンレジできるのは、ここで働く大きなメリットでしょう。

ちなみに、都内のホステルと組んで、宿泊交換プログラムというのもやっているんですよ。提携したホステルと無料宿泊チケットを交換して、スタッフ同士がお互いのホステルに泊まれるシステムなんです。こういうサービスを利用して学ぶこともできので、仕事を通してどんどん自分の世界を広げていけるのはここで働く大きな魅力です。

(2018.04 at hostel DEN)

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