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iOSDC Japan 2019でStringについてトークしてきました! #iosdc

(カバー写真クレジット:iOSDC Japan)

大阪でiOSアプリエンジニアをやっている Hirobe です。先日開催されたiOSDC Japan 2019で「SwiftのStringの文字の数え方を完全理解する」というタイトルで発表してきました!

iOSDCとは、iOSエンジニアが技術的なノウハウを共有するための国内最大級のカンファレンスで、今年は4回目の開催となります。フェンリルからは僕を含め18名が参加!昨年同様、スポンサーとして協賛しました。

<スポンサー参加した昨年の記事はこちら>

エンジニア向けカンファレンス「iOSDC」にスポンサーとして参加しました | フェンリル
こんにちは!2018年度エンジニアフェローの圖子です。みなさんはiOSDCというイベントはご存じでしょうか?2016年より年1回開催されているiOSエンジニアのための国内最大級のカンファレンスで...
https://www.wantedly.com/companies/fenrir/post_articles/134712


全国規模のカンファレンスで登壇する貴重な経験ができたので、そのきっかけや登壇内容、感想などをお伝えします。

(写真クレジット:iOSDC Japan)

登壇のきっかけは「WWDC 2019」

WWDC 2019に参加した結果、「iOSエンジニアやっていくぞ!」という気分が高まっていたのが登壇のきっかけです。


iOSDCの登壇は公募形式なので誰でもチャレンジすることができます。公募の締め切り間近の日曜日の夜に、「採択されたらラッキー」という程度のこころ構えで一気に5つのプロポーザルを書きました。
出したプロポーザルを以下に列挙します。

<通ったプロポーザル>
SwiftのStringの文字数の数え方を完全理解する

<落ちたプロポーザル>
AutoLayoutで不等号の制約をうまく使うための方法と考え方
OperationとOperationQueueで実現する非同期処理
いまこそ理解するCollectionプロトコルとSequenceプロトコルの違い
高校数学とUICollectionViewを組み合わせて独自のレイアウトを実現する

その結果、運良くその中の一つが採択されました。下手な鉄砲も数を撃てば当たるわけです。採択お知らせのメールを受け取った日は、小躍りして鼻歌を歌いながら帰宅したのを覚えています。

発表の内容については、以下のスライド資料から見ていただけるので、この発表にあたってがんばった点や気づきなどを中心にご紹介したいと思います。

<当日発表したスライド>

スライド作成が理解を深める良い機会に

プロポーザルを書いた時にはUnicodeとSwiftの関係について話すことを考えていたのですが、いざスライドを作ろうとしたらUnicodeの知識が足りていないことに気づきました。

仕様解説資料用語集を主に参照したのですが、なにせ全て英語で書かれているのと資料の量が多いので読むのはなかなか骨が折れました。

とはいえ、技術的に間違ったことを話すのはどうしても嫌だったので、トークでは話さなかった周辺の仕様を含め理解するために労力を惜しみませんでした。

SwiftそのものについてはAdvanced Swiftがおすすめです。

StringだけでなくSwiftの文法や言語仕様について非常に詳しく載っています。資料作成にあたって大いに参考にしました。
スライドの最後に参考資料として掲載しようと思っていたのですが、失念してしまったのでこの機会に紹介させてください。

WWDCのセッションを参考にアニメーションを活用

スライドを作成するにあたってお手本にしたのはWWDCのセッションです。いくつかのセッションをみていて気づいたのはどれもアニメーションを上手く使っていることでした。

そこで僕もアニメーションを使ってみたところ、かなり良くなりそうだという手応えを感じたので全面的にアニメーションを取り入れました。KeynoteのMagic Moveという機能を使えばアニメーションは割と簡単に作ることができます。

おかげさまで、スライドがわかりやすかったという感想をいただきました。頑張りが報われた気がします。

僕のトーク含めた全てのトークの動画がYoutubeにアップロードされるようです。

チャンネルはこちら: https://www.youtube.com/channel/UCF-W8FRL7d_9konHA9eNObA

(写真クレジット:iOSDC Japan)

一週間前に社内勉強会で練習

フェンリルでは社内勉強会を頻繁に開催しているので、その機会を借りて発表の練習をしました。グラフの描き方やアニメーションなど、フェンリルのスタッフから非常に多くの有益なフィードバックをもらい、大幅にスライドがブラッシュアップされたと思います。こういった機会があるフェンリルは良い会社だと思います。

iOSDCスタッフの皆さんありがとうございます

iOSDC JAPAN 2019 実行委員会からは何度か事前にメールをいただき、当日の流れをはじめ、スライドの縦横比や、会場のおおよその大きさ、備え付けのアダプタなど、こまめにお知らせをいただきました。それだけでなく著作権についての注意にも触れられていたのはさすがだなと感心したのを覚えています。

おかげさまで安心して登壇することができました。

当日も素晴らしい運営だったと思います。本当に実行委員長の長谷川さんを始めiOSDCスタッフの皆さんには感謝しています。ありがとうございました。

「トーク盛り上がったで賞」をいただきました!

全てのトーク終了後に各トラックのスタッフのみなさんからの選考が行われ、なんと2位に入選!

DJコントローラーをいただきました!!DJは全くの初心者なのですが、大阪の自宅に帰ってすぐに開封してみました。つまみ部分は高級オーディオに似た触り心地で、触っているだけで嬉しくなります。

もともと音楽は好きなので、ちょくちょく練習していこうと思っています。実はすでにKindleで入門書を読み始めています。

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