こんにちは。フェンリルでiOSアプリエンジニアをやっている谷口です。
今年もWWDCの季節になりました。フェンリルのメンバーは去年に引き続き複数名が参加することになり、私を含め、エンジニア4名とデザイナー1名の計5名がサンノゼに向かいます。
今回は、自分の予習もかねてWWDCのポイントをご紹介したいと思います。
WWDCとは
WWDCは、Worldwide Developers Conferenceの略で、アップルが今後1年のうちに開発者とユーザーに提供する最新技術を公開するカンファレンスです。
毎年6月ごろにアメリカ西海岸のサンノゼで開催され、今年は6月3日〜7日まで行われます。
(本記事中の写真はWWDC18の会場で撮影した様子です。)
もっとも注目されるKeynote
カンファレンスの初日にはKeynoteが開かれ、これが最も注目を集めます。通例としてiOS,macOSの次世代バージョンはここで発表されます。その他にも新型のハードウェアやソフトウェア、サービスも発表されるでしょう。
今年3月には、ゲームのサブスクリプションサービス Apple Arcade など新規サービスが立て続けに発表されたので、その続報があるかもしれません。
今年のiOSの目玉はダークテーマ?
ここ最近公開された WWDCのスケジュール を見ると、Keynoteの翌日に気になるセッションが…
Keynoteと同じ大きさであるHall 2にて”dark”について語られる内容は、ここ最近の流行りから想像するにiOSがダークテーマをサポートするのではないかと想像できます。
ダークテーマに対応することは、デザイン面でも実装上でも作業量が多くなりそうですが、目に優しい, スマホのバッテリーの持ちが良い(と言われている)ため、ダークテーマを望むユーザーも多くいます。ユーザーの要望をOSレベルでサポートできるならば、キャッチアップするしかありません!
その他にも新型Mac Proなど様々な予想が飛び交っていますが、すべてはKeynoteを待つのみです。
WWDCへの準備
私はWWDCに参加するのが今回がはじめてで、色々と準備することが多かったので、それについて紹介していきたいと思います。WWDCのチケット抽選申し込み、ホテル、飛行機、などなど準備することが多くありましたが、特に気になった事柄についてご紹介したいと思います。
ホテル
フェンリルのエンジニアで、ほぼ毎年WWDCに参加しているベテランは、毎年2,3月にはあらかじめ6月上旬のホテルを予約しているそうです。Expediaや、Booking.comなどで、WWDC開催直前まで無料でキャンセルできるホテルを予約しておくと、チケットが外れて行けなくなった場合でもキャンセルできたり、日程が公開されてから予約している日程の変更ができたりと、お得なことばかりのようです。
事前に予約ができなかった場合は、抽選結果が分かる日の数日は、落選した人がキャンセルしホテルの空室が出始めるため、安いホテルを取れるラストチャンスもあります。
WWDCの日程が公開される、抽選結果が分かるなど、開催日が迫るごとにホテルは取りにくくなっていきます。ホテルは早めに予約しておくと良いでしょう。
アメリカ入国に必須のESTA
ESTA(電子渡航認証システム)は申請をしてから承認されるまで72時間は余裕を見る必要があります。以前は即日で申請の承認結果がわかったようで、ESTAについてググると、出発当日に空港で申請してそのまま出国という武勇伝が検索結果に出てくることがありますが、それは過去の話です。
いま出発を数日先に控え、まだ申請しておらず、これを読んでいる方がいましたら、すぐにでもESTAの申請を行うべきです。
そのほかにも飛行機の予約などやりました。フェンリルでは渡航費、滞在費、チケット代などを出してくれるので、費用の心配は要りません。
WWDCに参加する意義とは?
WWDCでは、Keynoteは生中継され、Sessionもスライドと動画が後日公開されます。
それでもWWDCに参加する意義はLabにあると多くの人が言います。
Appleのエンジニアだけでなく、世界中からiOS, macOSのアプリ開発者が集まります。そのようなエンジニア、デザイナー達と直接話せるということが、WWDCに参加する最大のメリットです。
おわりに
いかがでしたか?実際にWWDCが開催されたあとの参加レポートもWantedlyにて公開予定です。ぜひお楽しみにお待ち下さい!
それと共に、先月にはWWDCと並ぶ大規模なテックカンファレンスであるGoogle I/Oにフェンリルのメンバーが参加いたしました。その模様は以下のリンクからご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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