モバイルアプリ開発勉強会「Mobile Act 」を2年ぶりに開催しました! | フェンリル
こんにちは! フェンリルに新卒入社して7年目のエンジニア、加藤です。5月31日(金)に、フェンリルが主催しているモバイル関連技術の勉強会「Mobile Act」を開催しました。2年ぶりに開催した...
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こんにちは、フェンリルでエンジニアをしている谷藤です。
突然ですが、フェンリルが主催している「Mobile Act」をご存じでしょうか。Mobile Actは、モバイル関連技術の情報共有や交流を目的とした勉強会です。2017年にフェンリルの名古屋オフィスでスタートして以来、各拠点で継続的に開催してきました。
2026年3月6日、MobileActを今の自分たちが「良い」と思う形へアップデート!
「参加者同士の交流」を一番に考え、これまでの運営スタイルや制作物を改めてデザインし直しました。 今回取り組んだ工夫と、当日の様子、参加者の声などをお届けします。
<過去の記事はこちら>
今回のMobile Actでは、新しい運営メンバーとして、若手メンバーに多く加わっていただきました。そうした理由は、私が運営に携わる大きなモチベーションの一つに、「若手メンバーが社内外に活躍をアピールするきっかけを作りたい」という思いがあったからです。また、今回はフェンリル大阪オフィスのオープンスペースを会場として利用しました。これまでの大規模なスタイルだけではなく、さまざまな形態で開催することで、Mobile Actの新しい形を模索する一つの実験でもありました。
運営メンバーのほとんどが運営に初挑戦ということで、まずは「開催の完遂」を最優先の目標に掲げ、形にすることを重視しました。その上で、準備が特定のメンバーに依存しないよう、作業工程のドキュメント化を進めてナレッジを共有することを意識しました。
私はこれまで何度も運営を務めてきましたが、リーダーを担当するのは今回が初めてです。作業の全容把握やタスクの割り振りなど、やるべきことが多く大変でしたが、メンバーと一緒に一つずつ進めていきました。
今回のMobile Actで参加者の皆さんの目を一際引いたのが、細部まで趣向を凝らした数々の制作物です。これらを手掛けたのは、2025年に新卒入社したデザイナーの森井さんでした。ここからは、森井さんご本人に制作物についてお話ししてもらいます。
デザイナーの森井です。
私は、参加者や撮影担当が身に付ける名札・腕章をはじめ、ノベルティ紹介の札や受付の看板などをデザインしました。その中でも特に注力したのが「名札」です。
単なる識別票ではなく、「来場者同士の交流促進」と「アンケート収集率の向上」という2つの目的を達成するための運用フローも含めてデザインしました。
名札の表面には、自己紹介代わりのコードを記載しています。
「私の名前は〇〇です。〇〇なことに興味があります」という内容を、Swift、Objective-C、Kotlin、Java、Dart、そして“ひどいコードバージョン”の6種類で表現。これらを会場でランダムに配布することで、「あ、あなたの名札はSwiftなんですね!」といった会話のきっかけが生まれるよう工夫しました。
さらに、今回新しくアップデートしたのが「名札のひも」です。
これまでは発表者、運営メンバー、参加者を会場で見分けるのが難しかったのですが、ひもの色を変えるというシンプルな工夫で、それぞれの役割が一目で分かるようになりました。谷藤さんをはじめ運営メンバーからも「ひもの色を変えたのは、大正解ですね!」と太鼓判を押してもらったことを覚えています。
名札の裏面には、アンケート回答を楽しんでいただくための仕掛けを用意しました。
「回答することでノベルティを受け取るためのAPIを叩ける」というデザインや、「回答しないとMobile Actのイベントが終わらないフローチャート」など、エンジニアなら思わずニヤリとしてしまう遊び心を注入。
参加したエンジニアからは「こんなに名札に力を入れているのはすごい!」と驚きの声が上がるなど、この小さな名札一つが、会場の体験価値を引き上げてくれたと感じています。
最後は、一人一人にノベルティを手渡す運用にしました。これによって、前回のイベントでは難しかった「お帰りの際の丁寧な挨拶」が可能になり、人事を担当するメンバーからも「これなら参加者の皆さんにしっかりと挨拶できていいですね!」と好評でした。
当日、撮影担当の私が身につけていた「腕章」にも、エンジニア心をくすぐる工夫を施しました。
1つ目の腕章にはiOSらしさを表現するため、SF Symbolsのアイコンに「SF Pro」のフォントを採用。もう一つはAndroidらしさを出すため、Material Icons に「Roboto」のフォントを採用しました。
この「モバイルらしさ」というコンセプトは、会場内に設置した受付看板などにも展開。細かな部分までデザインのトーンを統一したことで、会場全体にまとまりのある世界観を作り上げることができました。
今回、さまざまなアイテムを制作してみて「目的から逆算して最適なアウトプットを出す」というデザインの本質を実践し、大きく成長できたと実感しています。ありがとうございました。
(カメラマンとして撮影中の森井さん)
ここからは、当日のセッションの様子を谷藤がお伝えします。
今回のアップデートでは、登壇内容も「より現場に近い、生きた知見」を共有することを目指しました。当日の参加人数は27名。会場をコンパクトにしたからか、発表後の質疑応答はこれまでよりも活発になり、運営側としても手応えを感じる時間となりました。
今回は7人の登壇者によるライトニングトークを実施しました。
Xcode Previewsの拡張やAIエージェントの活用といった最新トピックに加え、大量のシミュレーターを使ったデバッグ方法も紹介されました。さらには、パスキーを用いた暗号化の実装手法など、日々直面する細かな課題を解決するための、とても濃い知見が共有されました。
勉強会の後には懇親会を開催。会場の雰囲気は従来のMobile Actと大きく変わった点はありませんでしたが、フェンリルのオフィスが会場だったので、撤収時間をシビアに気にする必要がなく、これまでよりもゆったりと過ごせた気がします。
開催後、参加者に実施したアンケートでも、社内開催に対する肯定的な意見や、制作物に対する驚き、好評の声が多く寄せられました。
SwiftUIのプレビュー機能について、今自分が直面している課題について話してくれたのでとても参考になりました!
セッションがちょうど興味のあるテーマだった。
AI活用がまだあまり出来ていないので、参考になった。
新しい会場よかったです!
聞きやすい内容が多くLT大会っぽくて楽しめました。
2026年度は、大阪だけでなく、他の地域でも20人規模の「出張版 Mobile Act」を開催したいと考えています。
参加者から「今までで一番良い Mobile Act だった」という言葉をもらえたことは、運営一同、大きな励みになりました。フェンリルのエンジニアコミュニティは、形を変えながらさらに広がっていきます。
これからのMobile Act にも、ぜひご期待ください!