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不安解消!未経験でITベンチャーに転職した私が伝えたいこと

IT業界に興味はあるが、知識や経験がなくてもやっていけるの?という方、知識や経験がないからIT企業は端から選択肢にないという方に捧ぐ、アナログ企業からデジタル広告やアドテクノロジーを主な事業とするIT企業のマネージャーへと転身を遂げた彼が語るIT転職の魅力とは?

経歴

杉崎五郎

広告制作会社で働く親の影響で広告のクリエイティブな世界に憧れ美術大学へ進学。広告会社の営業として二度の転職を経験。デジタル広告の未来に大きな可能性を感じ2015年フィードフォース入社。現在はセールスチームのマネージャー。その他にもFeedmaticやデータフィード広告運用のアカウントプランニングなども行っている。趣味はサーフィン、テニス、英会話。

「何が起こっているんだ!?」広告業界にいたからこそ感じたリアルからデジタルへのビッグウェーブ

常日頃から目まぐるしく変容を遂げる現代社会、特に最先端の表現が求められる広告業界においては、今何が注目されていて、人の目はどこに向いているのかを常に感じることが大切だと思っています。大学を卒業後、求人広告の会社に就職し、その後広告業界で二度の転職を経験しましたが、デジタル広告の盛り上がりは常に肌で感じていました。

フィードフォースに入る前の三社では、主に雑誌広告や商品パッケージなど、リアル媒体の広告関連の仕事をしていたのですが、抱えていたクライアントの関心も徐々にリアルよりもWebへと移っていき、紙媒体の広告量は次第に少なくなっていきました。この頃はまだデジタル広告について詳しくはなかったのですが、当時存在すら知らなかったCriteoなどのリターゲティング広告を見た時は「いったい何が起こっているんだ」と驚いたことを覚えています。とにかく驚異的に成長し続けている業界だと感じていました。

今後もデジタル市場の成長が拡大していくことは目に見えており、広告業界に身を置いている以上、今までは傍目で見ていたこの領域も、いよいよ本気で学んでいかねばならないと考え転職を決意しました。また、アドテクノロジーの仕組みや、なぜそんなに盛り上がっているのか、何が起こっているのかも知りたい、体感したいという純粋な好奇心もありました。

「何を言っているんだ!?」知識ゼロ、立ちはだかる言葉の壁と魅力的なITベンチャーの文化

前職は同じ広告業界とはいえ紙媒体中心だったので、ITの知識はゼロの状態でフィードフォースに入社しました。一念発起して転職したものの、入社直後はリーセンシー、CTR、CPA、CPCなど飛び交う言葉の意味が全然わからず、普通に会話するだけでもとても大変で、「本当にやっていけるのだろうか」とかなり不安を覚えました。

圧倒的な知識の壁を前にして、本などで知識を補うだけでは不十分だと感じたので、必要だなと思ったことは積極的にいろんな人に聞いてまわることにしました。実際に広告運用の担当者や、サービス開発の担当者に聞きに行くと、今まさに取り組んでいる運用事例を使って解説してくれるので、本では分からない生の情報を知ることができ、非常に良かったです。仕事中にそういった質問をしに行った時でも、誰でも嫌な顔一つしないで「いいですよ」と時間を割いて教えてくれるところに、フィードフォースで働く人の良さを感じました。

大変なこともあった一方で、ITベンチャーならではの良いところもたくさん発見しました。中でもスピード感や熱量は今までの会社にはないITベンチャーならではの魅力だと思います。例えば、弊社独自の新しい広告商品がリリースされるとすぐに社員が一斉に同じ方向を向いて拡販していくところからはベンチャーらしさを感じました。

一番感動したのは社員一人一人がものすごく生き生きしているということです。世の中には会社に対して諦めの気持ちを持っている人もいるかもしれませんが、フィードフォースはみんなが前向きで、会社を良くしていくためにはどうすればいいのかを一人一人がちゃんと考えているんです。それは誰かが「こうしたい!」と提案すればみんなが話を聞いてくれて、それが良い提案だと認められればちゃんと通る土壌ががあるからです。そしてそのことをみんなが理解しているからこそ前向きに考えられるんだろうなと思います。

入社したばかりだとなかなか自分から意見を言い出しづらい場合もあると思いますが、新入社員でも「こうしたい」と思うことがあればとりあえずやってみたり提案していくことが大切です。なぜそう思ったのか、しっかりとした理由があれば、新人の言葉だからといって無下に扱うようなことはありません。実際に自分も一年目から中途社員である経験を生かして、会社の仕組を整える提案をしたりしていました。現在もこれから社員数が増えてきた時に必要になる研修の制度や評価の方法などの改善に取り組んでいます。

「何が正解か」始まったばかりのITキャリア、試行錯誤は続く

個人的に満足した結果を出せたと思えたのは入社から一年と数か月経った最近です。今までは色々な人の意見をもらいながら何が正しいのか迷いながらもなんとか自分なりに周りからの意見をまとめてやってきました。もちろん仕事は一人でするわけではないですが、成果に対して自分発信の考えや方法でもって貢献できたかという意味で言うと、今は前に比べて自分の主導で案件を進められるようになりました。

そして最近ではマネージャーとして周りを見ながら働く余裕が生まれてきています。とはいえマネージャーという役職は初めての経験なので、まだ正解を模索しながらという段階です。マネージャーとしてチームの案件の状態はもちろんですが、チームメンバーの仕事量や、各人が今どんな気持ちでいるのかなど、「人」にも焦点を当てて見ていくことを意識して仕事をしています。

「何とかなる!」変化の速い業界を楽しむくらいの気持ちで!

今やITは広告だけでなく様々な場面で取り入れられており、無くてはならない技術となりました。そして技術の進歩はこれからもずっと続いていきます。また、この業界には新しい考え方の人が集まっていて、古いものにとらわれずに新しことに目を向けて働くことができます。そんな可能性にあふれたIT業界は、新しいものに興味関心がある人が身を置くのに最適な業界です。

IT業界に興味があるけれど知識不足や経験不足で迷っている人に伝えたいことは、「大変なこともあるけれど何とかなる」ということです。ITの知識や経験が無ければ初めは誰でも不安になると思います。私も初めは正真正銘ゼロからのスタートだったので、同じ気持ちでした。しかしこの業界の仕事はまだ成功例のない新しいサービスを自社で開発して世の中に売り出していくところがとてもチャレンジングだし、熱量やスピード感などのITベンチャーならではの文化や柔軟な考え方に触れることができるので大手や老舗企業にはない新しい環境で働きたい方には最適だと思います。

もしあなたが知識が無くて困っているならば、積極的に動いて学んでいくべきです。周りのみんなはきっとあなたの「知りたい」という前向きな気持ちをしっかり受け止めて対応してくれます。あなたが前向きな気持ちを持っているならば周りは必ずサポートしてくれます。そして主体的にやりがいを感じながら働く毎日はとても刺激的です。

私自身、美術大学に通っている時は将来IT企業で働くなんて全く思っていませんでした。ただ、現代においてITはこれからの時代を生きていくうえで勉強して損がない業界だと思いますし、今まさにデジタル広告業界は凄く盛り上がっていて本当に楽しいです。そういう面ではITという自分の選択は間違っていなかったと思います。

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