ファストドクターは、Under30([30歳以下のこと]以下、U30)の若手社員も多く活躍している会社です。今回はU30対談の第3弾として、U30男性メンバーへのインタビューを行いました。後編では、ファストドクターで挑戦する意義、入社してからの実際、今後の展望について伺いました。
▼前回のU30対談記事はこちら!
▼今回紹介するファストドクターのU30メンバー
写真左)又吉 亘:
1994年生まれ(28歳)、大学病院、総合病院にて医療事務として6年の経験後、2022年3月にファストドクターに入社。ファストドクターにおいてもエリア統括部にて医療事務として従事しており、全国の患者さまに対する保険請求業務を担っている。
中央)灘谷 勇人:
1995年生まれ(27歳)、コンサルティングファームにて3年半の経験後、2021年10月にファストドクターに入社。ファストドクター全体の事業戦略の策定を行う経営企画部にて、全社の戦略立案、分析業務、時には現場に入り込んで業務を行っている。一児のパパ。
右)杉田和駿:
1996年生まれ(27歳)、外資系IT企業のファイナンス部門にて1年の経験後、2022年7月にファストドクターに入社。ファストドクターテクノロジーズ内のDXチームに所属し、社内業務改善やシステム開発の要件定義などに従事している。
Try Fast, Learn Fast. 失敗が許容されて、学ぶことが大事だとされる環境 -ー前回から引き続き、U30男性の皆さんにお話を伺っていきます。まずは、20代のうちにファストドクターに挑戦する意義を教えてください。
又吉:
さまざまなバックグラウンドの方を尊重しつつ、柔軟な発想を表出できることですね。僕の「こんなことがやりたい !」をファストドクターはすごく受け入れてくれます。僕が発信したことを、自部署だけでなく他部署もとても積極的に協力してくれる環境がありますね。また、企画などの立案がしやすく、たとえそれが失敗したとしても、会社が受け入れてくれる体制があるので、次に活かすことができる。 裁量をもってトライ&エラーを繰り返しながら成長することができる会社って、そんなにないと思うんです 。20代でファストドクターに入る意義はそういうところだと思います。
杉田:
前回の対談でも話したのですが、やはり成長実感を得られるところですね。私は前職の外資系企業で「自分の成長を感じられなくて焦る」という感覚があって転職を決意しました。周囲の能力がどんどん上がっていくなかで「自分自身は成長できているのだろうか?」と感じて、振り返ったときに「何も変化していないな」と思いました。本来であれば自己研鑽は"自分"でするべきだと思うのですが、なかなか難しいですよね。ファストドクターはスタートアップ企業ですから、少数精鋭で半強制的にやらざるを得ないようなチャレンジングな環境があり、自然とスキル向上の機会に恵まれます。個人的には30代や40代になったら体力がついていかないとかがあるように思っていて、20代だから多少無理できる…無理をしろというわけではなくて、無理はできると思っています。
-ーどのような場面で成長実感がありますか?
杉田:
今年に入ってからは部署内で1on1がスタートして、私の仕事にちゃんとフィードバックをもらえるようになりました。また、評価制度も少しずつ構築されてきており、 会社としても1人ひとりの成果にちゃんと向き合おうとしてくれています 。そういうものが整っていくなかで客観的に評価してもらえるときに自分の成長を感じますね。前職は大手だったこともあり、マネージャーが部下全員の全ての仕事ぶりを評価するということがなかったのですが、今の ファストドクターでは直属の上司だけではなく、部門長や関係のある部署長も含めて私のことをしっかりと見ていてくれると感じています 。
-ー同じDXグループの 井本さん と杉田さんが仕事の話をしている場面を見かけたことがありますが、お互いの表情や発言内容からいい関係性だなぁと感じたことがあります。
杉田:
DXグループに限らず、そういう関係性を構築することができる人がとても多いです。スタートアップ企業ならではの距離感とファストドクターならではの雰囲気が成しているものだと思っています。灘谷さんはどうですか?
灘谷:
やりたいことの多くを実際のアクションに移す環境があることですかね。僕も 経営企画部の部長かつ上司である森下さん と1on1をよく行うのですが、「こんなことをやりたいです」と伝えたら、その裁量をもらえます。実際に挑戦してみて失敗することもあるのですが、それもまた学びだと捉えて次回に活かしています。 素早くアクションが取れるから失敗も早く経験できるし、検証を多く積むことができます 。これはファストドクターがスピード感を持っている会社だからだと思っていて、カルチャーでは「 Try Fast, Learn Fast」という標語として大事にしていますよね。
覚悟して入社したスタートアップ企業。予想に反して、家族との時間にも集中できるように -ー実際に入社してからのカルチャーショックやギャップはありますか?
杉田:
私は会社のカルチャーはまだ過渡期にあると思っているので、”ファストドクターらしい”カルチャーを自分たちで作っていけるように感じています。ギャップはこれと言ってなかったのですが、強いて言うなら「刺激になるようないろんなメンバーがいる」ということをとても感じましたね。私は入社オンボーディングの一環として、関係しそうな部署の社員全員と1on1を設定し、コミュニケーションを取るようにしました。この経験により、相手のことを知ることができたうえに、自分のことも知ってもらえる。そして、実際に業務に入って仕事をするときに、事前情報があったおかげで仕事がしやすくなったと感じました。
灘谷:
僕は良い意味のカルチャーショックやギャップがありましたね。前職は帰宅が遅く出張も多かったので家族との時間があまりとれなかったのですが、 今は家族との時間をしっかりと取れるようになりました 。 スタートアップでとてつもなく忙しい毎日を送るだろうと思っていたのですが、ちゃんとメリハリがあってプライベートの時間も確保できています 。子育てと仕事を両立できる環境がスタートアップ企業にあると思っていなかったので、この点が大きなギャップでした!
-ー精神的にも良い状態で働けているのですね。
灘谷:
そうですね、メンタルヘルスは良くなりました。前職では休日にクライアントから連絡が来るかもしれないため携帯電話を手放せず、ずっと気を張っている状態が続いていて、家族の時間に集中できませんでした。ファストドクターは経営陣にもそれぞれお子さんがいて、メリハリをつけてらっしゃいます。そのため、僕たちも子育てしながら働きやすい環境があるなと感じています。時と場合によりますが、基本的には休日に連絡が来ても即レスで返さなくてもいい雰囲気もあるんです。 自分自身が気付けなくても誰かが自然とカバーに入ってくれていますし、お互いの休日を尊重しあう気遣いの精神があります 。
-ーたしかにそういう雰囲気はファストドクターにとても根付いていますね。又吉さんはいかがでしょうか?
又吉:
僕は以前にもお話したのですが、いろんな地域の保険請求が学べることがいい意味で個人的なカルチャーショックですかね。
-ー保険請求のようなルールは国として統一されている印象でしたが、地域によって異なるのですか?
又吉:
違いますね。病院では医療機関の所在地によって保険請求の方法や請求先が違うので、ファストドクターではそれぞれの提携医療機関の地域に基づいた請求方法でそれぞれの請求先とやり取りしなければなりません。東京のオフィスにいながらにして、全国各地の保険請求ができる。そういったことをファストドクターで学べることはすごく良いと思っています。
杉田:
医療事務のキャリアアップにも繋がるのですか?
又吉:
そうですね、保険請求の方法が異なることを学べるのは今後のキャリア形成に大きく影響すると思います。医療事務のキャリアとしてはすごく贅沢な思いさせてもらっていて、今後どこにいても医療事務として働けると思っています。
環境に甘えずに責任を担える人材になることを目指して -ー最後に、30歳までになりたい自分について教えてください。
杉田:
個人的には今後海外に住みたいと考えています。これまでは自分の手を動かすことばかりをやってきたのですが、ファストドクターでは人のマネジメントやリアルオペレーションを学ばせてもらっています。また、「医療」という世界的にも重要な分野で働いているので、俗人的な業務や労働集約的なものを自分自身がリードしてDX化させることで実績を積み上げていき、世界に通用するスキルを身につけていきたいですね。その上で、自分に自信がついたときに海外に行きたいです。又吉さんはどうですか?
又吉:
僕は医療事務としての観点ですね。ファストドクターに入社して1年が経ちましたが、まだまだまだ勉強が足りてないと痛感します。もっと医療事務としての地盤を固めていきたいですし、さらにはマネジメントスキルを積み重ねたいと思っています。現状は、医療事務の知識が豊富でキャリアの長い永友さんという先輩がいるおかげで物事がうまく進んでる気がしていて、とても助けられているのですがいつまでもその環境に甘えるのは良くないと思っています。 環境に依存しないために自分の地盤を固めていきたいですし、今後は自分が頼られる人物になって、後輩をサポートしたいです …30歳までじゃないですね、今後もずっと。
-ー又吉さんの姿勢は一緒に働く社員としてとても力強く感じます。灘谷さんはいかがでしょうか?
灘谷:
僕は30歳で明確になりたい姿があります。事業責任者になり、PL(Profit and Loss Statement:損益計算書)の責任をちゃんと担える人材になりたいです。理由は、ちゃんと事業を成長させることができる人材になりたいからです。モチベーションの源泉は結果が出ているときで、結果が出ているときは楽しい実感があります。なので、自分で事業責任を担って事業を伸ばしていきたいです。又吉さんが「永友さんがいるから」というのは非常に共感するところで、僕にも同じような存在として森下さんがいます。そこに甘えが出るのも分かっていて、「森下さん、これどう思います?」となってしまいます。今のポジションとして最終的には森下さんが判断するべきとは思いつつも、そこに頼ってばかりではダメだなと考えています。
-ーU30女性対談でも感じましたが、常に未来に向かって前向きな姿勢を感じます。皆さん、刺激のあるお話をありがとうございました。
文:喜多 一馬
撮影場所:WeWork 東京ポートシティ竹芝
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