この記事では、ファストドクターのオンライン診療サービスのプロダクトマネージャーであり、薬剤師のバックグラウンドを持つ児玉さんが開催した勉強会について当日の様子をレポートします。
医療業界未経験者には、医療に関するドメイン知識の壁が高そう……
そう感じている方にこそ、私たちが大切にしている「ドメインの学習文化」をお伝えできればと思います!
- 開催趣旨:プロの知見を、組織の「共通言語」にする
- 勉強会当日の様子について
- 最後に:ドメインの複雑性に”潜る”意味
1)開催趣旨:プロの知見を、組織の「共通言語」にする
児玉さんはプロダクトマネージャーでありながら、薬剤師免許を持つ医療のプロフェッショナルでもあります。(児玉さんのバックグラウンドについてのインタビュー記事はこちらから)
3月某日、児玉さんはこんなSlackを投稿しました。
PM児玉さんが、あえて「全社向け」に勉強会を開いた真意。
今回の勉強会のテーマは「薬の基礎知識」。当初はチーム内の役割変更による業務引き継ぎ用に資料を作成していましたが、児玉さんはあることに気づきました。
「私と同じPMだけでなく、エンジニア、マーケティング、カスタマーサポートなどのオペレーションチーム、そして医療従事者も含め、改めて全メンバーが医療ドメインの基礎を正しく学習をすれば、組織の中に『共通言語』が生まれる。それが結果として、患者さんへのより良いサービス提供に繋がるはず。」
職種を問わず、組織全体のドメイン知識を深めたい。そんな想いから、自ら勉強会を全社向けに公開することを決め、準備を進めてくれました。Slackへのリアクションから、社内の期待も高まっているようですね🙌
2)勉強会当日の様子について
当日は、約50名の社員が参加。オンライン事業本部に閉じず、様々な部署からメンバーが👏
勉強会のほんの一部を抜粋すると、以下のような基礎知識をインプットしてくれました。
・処方箋の読み方
・一般名処方とは
・後発医薬品や併売品とは
医療に関する情報はとても多岐に渡りますが、働きながらそういった情報を個人で学習するのは容易なことではありません。
ファストドクターには実際にその経験をした「薬剤師」がその知見を惜しみなく「お裾分け」し、非専門家がそれをプロダクトやサービスに還元する。そんな学習文化があります。これはまさに、ファストドクターの強みの一つです。
AI時代だからこそ、ドメイン知識の価値は上がる
AIは瞬時に回答をしてくれますが、その回答が医療現場の運用や法的責任に照らして「妥当かを判断する」意思決定ができるのは、深いドメイン知識を持つ人間だけです。またAIにより良い提案をしてもらうにも、私たち自身が深いドメイン知識を持った上でをプロンプトに起こしていくことも大事なことです。
もちろん、継続して学習できるよう、勉強会のスライドや録画データが共有されているので、リアルタイムで参加ができなかった方も後で見返せるようになっています。
実際にオンライン診療でオペレーションを担当している佐久間さんからも、社内にさらなる資料展開を期待する声が。良い文化ですね!(そんな佐久間さんは看護師さん)
勉強会に参加したメンバーからは以下のようなお声が寄せられました。
・とても分かりやすく、実例を元に色々解説いただいて理解しやすかったです!一時間があっという間でした、今年最も面白かった会ベスト3に入ってます!
・薬については仕事で関わる中でかなりインプットしたなと思っていましたが、専門用語や混合処方のメリデメなど知らないことも多くて勉強になりました。内容もわかりやすくて今後新しいデザイナーが参加した時に勉強会の資料を渡せば薬について必要なことを伝えられる、永久保存版資料だと思います!児玉さん、ありがとうございました!
・わかりやすくて助かりましたーーー!!!アルバイトさんにも共有したいです!&ニッチなところを聞く会も希望です〜!!
児玉さん、お疲れ様でした!(これは2回目の開催に期待・・?!)
3)最後に:ドメインの複雑性に”潜る”意味
医療という複雑性の高いドメインを、テクノロジーでアップデートする。そのためには、プロダクト開発のスキルや事業開発の経験だけでなく、「現場のオペレーション」や「何故そうなっているか」という現場のリアルへのリスペクトと深い理解が必要不可欠です。
AIで簡単に「答え」を得られる今だからこそ、あえて複雑性のあるドメインに潜り、AIの示す「提案」を正しく理解し、本質的な課題解決に挑む。その経験はあなたのキャリアにとって一生モノの武器になるはずです。そしてファストドクターではその武器を社会に還元することができます。
医療業界って少しハードルが高い。そんなふうに感じていた非医療業界出身の皆さん。児玉さんをはじめ、ドメイン知識を持つメンバーたちが、あなたの挑戦を待っています。
そんな学習文化のある組織に少しでもご興味いただけた方は、ぜひカジュアルにお話しましょう!