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ホーチミンで事業立ち上げ後、なぜ日本で起業したのか

株式会社aMiを立ち上げる前

学生時代

大学に入学してすぐ、ベンチャー企業でインターンをしていました。そこで事業を通して世の中をより良くしようと会社を立ち上げる人がたくさんいることを知りました。自分もゼロイチをやってみたいと思うようになり、学生向けの地域密着型のフリーペーパーを創刊しました。また、女子大生を組織化してフリーペーパーやイベント、セミナーなどの運営を行なっていました。その頃からビジネスやマーケティングに興味があり、本を読んだり様々な人へインタビューしたりしていました。

リクルート時代

事業を作る選択肢を持てるビジネスマンとして能力を身に着けたいと思い、リクルートに入りました。
ブライダルカンパニーの営業として2年目で通期MVPを受賞し、3年目から新生活領域のリーダーとしてめちゃめちゃ働きました。小さい規模でも全体をみて自ら決断して事業を作りたいと思い、4年目に独立することに決めました。

ベトナム・シンガポール時代

 中学のころ海外に住んでいたこともあり、いつかは海外で仕事をしてみたいとも思っていました。そんな時に、起業家の先輩がシンガポールで会社を設立したのをきっかけにシンガポールに視察に行きました。その際、他の国もいろいろ見てみようと思い、いくつかの国を回ってみたんです。そのなかで、インスピレーションでベトナムが面白そうだなって感じました。行くからには、経済成長のスピードが早く、且つ自分の介在価値の高い場所で働きたい想いがあり、気づいたらベトナムに移住していました。

ベトナムで外を歩いていた時に、ウエディングドレスで写真を撮っている人が多いことに気がつきました。これから人口が増えていく中で、若い人が多く結婚する人も増えていくのでベトナムでウェディング事業を立ち上げたいと思っていました。周りの方々にそのような話をしていたら、現地法人を持っている日本人の方からお誘いを頂き、新規事業としてベトナム人向けウェディングメディアを立ち上げることになりました。10人くらいのベトナム人を採用し、一緒に事業を立ち上げました。ベトナムで立ち上げた事業は1年ほどで譲渡することになり、その後アジア進出を考えている様々な企業からお声をかけてもらいました。その中の一社から、シンガポールからスタートしてアジアで事業展開していきたいので、一緒にやりませんかと提案を頂き、シンガポールではウェディング事業の立ち上げの手伝いを行なっていました。

帰国してaMiを作った理由

ベトナムやシンガポールに住んでいた4年間で、アジアの人たちの前撮り(結婚式とは別の日に和装やウエディングドレス姿で記念写真を撮影すること)への情熱というものを肌で感じていました。

特にシンガポール人は日本で前撮りしたい場合も多かったです。

しかし、日本での前撮りなどに関する情報を海外で得ることは難しく、そのコーディネートなどもシンガポールで行っていました。その時に、撮影をしたいと思う人たちに向けた良い媒体がなく、撮影したいと思う写真からフォトグラファーを探して撮影を依頼出来るようなワンストップのサービスが必要だなと思い、この事業を始めました。

現在取り組んでいること

より良い写真を残したいユーザー、腕一本で活躍したいと思っているフォトグラファー、その両者をうまくマッチングして撮影のあり方を変えたいと思っています。日本では撮影マーケットにおいて、まだ個人のフォトグラファーに撮影をお願いすることは一般的ではありません。仲介する結婚式場、大手スタジオやエージェンシーなどフォトグラファーへの支払いを安く抑えて事業運営しているところが多いので、そこをインターネットのサービスで大きく変えられると思っています。

我々のサービスを通して、腕さえあれば世界中どこでも活躍できる仕組み作りを行います。選択肢が少なくて、やりたいことができないという状況ってすごく悲しいことだと思います。活躍したいと願い、努力をしている人の活動が阻害されることなく活躍できるようなプラットフォームづくりを行なっています。

また、人と人が繋がり、温かさを感じる瞬間をたくさん作れればいいなと思っています。

当面は日本で土台をつくり、海外で当たり前に使ってもらえるようなサービスを作っていきたいと思います。

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