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ベトナムオフショア開発ラボ管理のスペシャリスト”ラボマネージャー”  藤澤 亮太

ラボマネージャーとは、その名のとおり”「ラボ」を「マネジメント(管理)」する者”。ラボ運用に関わるあらゆるサポートを行います。採用活動のサポート、メンバーとの個人面談によるメンバーケア、その後のキャリアアップ相談などサポート内容は多岐にわたり、業務のPDCA並びに事業計画をお客様と二人三脚で進めていく役割を担っています。現在Evolable Asiaでは約15名ほどのラボマネージャーが在籍しており、ラボ毎に担当のラボマネージャーを配置しています。(日本語・英語の堪能なポーランド出身の方もおります。)

社員紹介

2016年度よりEvolable Asiaへ入社しラボマネージャー業務を行っている藤澤亮太氏。福井県出身、趣味はカメラと筋トレ。2016年4月に入社して以降、これまで17社のラボ管理を経験。ラボ運営の戦略などお客様と一緒に考え最善の提案ができるよう日々猛進中。



ーー藤澤さんがベトナムで働こうと思った理由を教えてください

エボラブルアジアへ入社する前は日本の建設会社で働いていました。新卒で入ったこの建設会社は自分の想像していた会社風土とは違うものでした。業務がルーティン化されていて、自分の考えや意見が通りにくく風通しがあまり良くありませんでした。そのような思いがきっかけで徐々に転職を考えるようになり、海外への就職も視野に転職活動を行いました。どちらかというとクリエイティブに考えながら業務を回していくスタイルの方が好きだなと思ったのがきっかけです。

ーーちなみにどうしてベトナムだったんですか?

特にベトナムに絞っていたわけではないんです。大学の時にカナダとタイに留学したことがあり、元々その頃から薄っすらと「海外で働きたい」という願望がありました。カナダは先進国ですし、日本と似ているなという点も多くあったのですが、特にタイでは同じアジアでも日本では味わえない独特の雰囲気がありました。人やその国から感じるエネルギーがすごかったんです。今でも脳裏に焼き付いていて鮮明に思い出せます。その経験から少しづつアジアという地域に興味が出て、色々調べはじめました。

アジアを調べていくうちにベトナムも面白そうだなって思ったんです。街並みもすごく綺麗で、文化的にも日本と親和性が強く、勤勉さとハングリー精神が旺盛な人が多いとも聞いていたので、自分が今後将来のキャリアを考える上で”貴重な経験”ができる、そう信じてベトナムを選びました。そこからベトナムでの求人を探し始め転職活動をして、第二新卒としてエボラブルアジアに入社を決めました。

ーー実際に働かれてどうですか?

ベトナムにきて数週間で「帰りたくない!」と思いました。笑 思っていた通り、人や街全体から感じるエネルギーがすごいんです。フレンドリーな人が多く、道端やカフェ・レストランに入ったとき、バスに乗っていても、隣に座った人から話しかけられたりすることがあったり。日本ではあまりないじゃないですか。バスに隣り合わせに座った人と世間話が生まれるなんて。少なくとも自分が東京にいたときはそんな経験はまったくなくって。もちろんメンバーもすごく元気な人が多いです。よく一緒に飲みに出かけるときも、夜遅くまでいろんな話をしたり。仕事の話もするんですが、そういった時の目は本当に真剣で熱いものを感じます。そんな時に「ベトナムは人も街も”熱い”な!」って感じるんですよね。



ーー”ラボマネージャー”という業務について教えてください。

ラボマネージャーの主な業務としては2つあります。「ラボメンバーのタレントマネジメント・モチベーション管理」、そして「お客様と二人三脚で行うラボ運営の戦略立て」です。

ラボ型オフショア開発といっても、開発ラボごとに運営方法はさまざまです。それは駐在するプロジェクトマネージャーの方がいるラボもあれば、出張ベースで来られる方もいらっしゃるからです。ただし開発ラボに関係なく大切にしているのは、メンバーとお客様のコミュニケーションがきちんととれるように環境・体制を整えることです。

ラボマネ―ジャーの役割は、お客様とラボメンバーをつなぐブリッジ的役割のコーディネーターといったところでしょうか。

お客様から案件状況を共有していただき、メンバーの増員など今後のラボ運営を一緒に計画させていただいております。主には採用計画などで関わることが多いです。具体的には、「この時期に新メンバーと面談し、この日程で入社できるように進めていきましょう」や「案件が落ち着いてきたので、このメンバーにはこのようなトレーニングをさせましょうか」といったアドバイスなど、将来的なラボのヴィジョンを話し合いながら、ラボ運営の効果を最適化できるようサポートさせていただいています。



ーーラボメンバーの管理業務では具体的にどういったことをされていますか?

お客様とは毎週定例会後を行い、そこでお互いプロジェクトの進捗状況やメンバーの業務状況について確認をします。

ラボメンバーとは月に1回ほど面談の時間を設けており、普段お客さんにお伝えしにくいことを話したり、スキルアップ、キャリアアップについてどう考えているかなどヒアリングを行います。

面談内容は毎月お客様にフィードバックいたします。たとえば「この方はここに課題を感じているようです。コミュニケーションの仕方を変えてみてください。」や「この方は将来BSEになりたいと言っているので、業務の空き時間にITに関する日本語教育をしてみたり、コミュニケーター(ベトナム人日本語通訳)のサポートもさせてみてください」など普段お客様が捉えきれないメンバーの思いや考えをキャッチアップし、ディスカッションさせていただきます。

これはあくまで一部ですが、他にも気づいたことは小さなことでも共有し、これまでのラボ事例をベースに適切なタイミングで適切なアドバイスをさせていただいています。


ーー最後に…海外就職・転職を考えている方へ

ベトナムで働いている20代前半の日本人はまだまだ少ないのが現状です。
また、海外で働いている日本人は面白い(又はすごい経歴の)人に出会える確率が高く、
日本人コミュニティーも狭いので20代前半の日本人は可愛がられやすいと思います。
あまり深く考えすぎず、勇気を持って一歩踏み出してみてください!きっと道が開けてくると思います。

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