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フルスタックに活躍するエンジニアが、エブリーに入社した理由。サービスや組織の立ち上げフェーズだからこその面白さとは。

※この記事は、株式会社エブリーのオウンドメディア「every.thing」にて2021年12月16日に更新されたものです。(https://everything.every.tv/20211116/

吉田 健太

開発本部 システム開発部 Site Reliability Engineeringグループ

大学在学中にIncrements.Inc(現 Qiita株式会社)でインターン。 東京工科大学大学院を修了後、2018年4月に新卒として千株式会社に入社。フロントからインフラまでフルスタックエンジニアとして従事。その後エブリー株式会社の『MAMADAYS』バックエンドとして入社。現在はSREに従事。

前職でフロントからインフラまでフルスタックエンジニアとして活躍していたエンジニアが、なぜエブリーの『MAMADAYS』バックエンドエンジニアとして入社したのか。その経緯やエブリーで働く環境について、詳しく聞きました。

ゲームのキャラクターに憧れてエンジニアを志望

ーエンジニアを志すきっかけはありますか?

吉田:兄弟がエンジニアだったり、親戚もIT会社を経営していたり、幼い頃からインターネットに馴染みがあったのが大きいです。自分自身も小学生の頃からパソコンを触っていて、ある時期にハマっていたゲームに出てくるハッカーのキャラクターが格好よくて自分もエンジニアになろうと決めました。高校は工業系の学校に進み、大学ではセキュリティ・大学院では機械学習と画像圧縮を専攻しました。

ー卒業後はどんなことをしていましたか?

吉田:新卒で千株式会社へ入社し、保育園向けインターネット写真販売サービスのフルスタックエンジニアとして、インフラからフロントまで幅広く携わりました。ユーザーが特定の写真を簡単に検索できるようにするための顔認証をはじめとした画像認証周りの検証などに従事し、JAWSに登壇したりしました。入社1年半と短い期間でこれだけ幅広い仕事を任せて頂けたのは、とても有り難い経験だったと思います。

ー幅広く活躍されていたんですね。なぜベンチャー企業を選んだのですか?

吉田:学生時代にQiitaなどを開発している旧 Increments.Inc(現 Qiita株式会社)でインターンをしていた経験があり、それがとても楽しかったんです。私は既に成長しているものを運用するよりも、未完成のものを完成させたいという気持ちが強く、ベンチャー企業ならではのスピード感ある環境や、裁量を大きく持てる点が自分に合っていると感じました。


サービスや組織立ち上げのフェーズだからこその面白さ

ーその後、エブリーに転職した理由は?

吉田:前職ではエンジニアとして一通りのことを経験させていただけたので、次は新しいことに腰を据えて挑戦してみようと思いました。エンジニア向け転職サービスで声をかけてもらったのがきっかけで、エブリーの先輩方やCTOと面談し、技術的にも裁量的にも自分のやりたいことに挑戦できそうだと思い、入社を決めました。

特に関心があったのは、現在『MAMADAYS』で使用しているkubernetesを仕事として扱えることと、チーム立ち上げのフェーズを経験できることの2点です。入社後は『MAMADAYS』のバックエンドエンジニアとして1年間ほどkubernetesに携わったのち、今年4月からはSREチームの立ち上げに参画し、充実感を持ちながら仕事へ取り組むことができていると思います。

ー現在担当している業務を教えて下さい!

吉田:SRE(Site Reliability Engineering)をしています。システムの可用性などの目標数値であるSLOを定めて監視体制を整えたり、より高品質でスピーディーな開発ができるよう、DevOpsを実現するための環境づくりを行っています。CI/CDの導入により自動デプロイや、直近ではEKSやECSのFargate化を目標として取り組んでいます。

ーエブリーのエンジニアとして働くことのやりがいや、醍醐味はどんなところだと思いますか?

吉田:『DELISH KITCHEN』のようなトラフィック量が多いサービスに携わることができる点は、インフラエンジニアとしてやりがいにつながると思います。一方で、私が所属していた『MAMADAYS』はまだまだ立ち上げフェーズですので企画や技術選定にも携わることができ、企画から開発まで一貫して取り組めるのが魅力です。

加えて、開発組織全体としてもカルチャーを形作っていくというのが直近の課題です。所属するSREグループも4月に立ち上がったばかりのフェーズなので、メンバーと議論をしながら、どういった価値観を共有すべきなのかすり合わせを行っています。こうして自らの手で文化を作っていけるのは、今後において貴重な経験だと思っています。


仲間とスキルを高め合い、将来はCTOとして開発を牽引したい

ーエブリーはどんな環境だと思いますか。

吉田:社長がエンジニア出身なので、開発に理解がある点はエンジニアとして働きやすいです。現場の課題や背景を理解してもらいやすいので、技術的な検討が早く進み必要なことにフォーカスしやすいですね。

また、これは職種関係なくですが、エブリーは全社的に部活動が盛んで、私が所属しているライブアイドル部・ボードゲーム部などはコロナ禍でもオンライン上で盛り上がっています。部活動以外でも、開発メンバー数名で温泉に行ったり、ベテランエンジニアと一緒にプログラミングコンテストに出場したりして親睦を深めています。こうして他のチームの先輩方や、前職でCTOや開発責任者を担当していたような方々と、近い距離感で関わることができるのは成長志向の若手にとって嬉しい環境だと思います。

ー本当に仲が良いんですね!新たな技術などをキャッチアップするためにどんなことを行なっていますか?

吉田:休みの日や空いている時間にTwitterやZennを流し見したり、GithubのTrendingを定期的に見て海外のトレンドを観測しています。新しい技術があれば、実際に手を動かして業務に取り入れることができないか検討してみたりもします。チームではオフサイトミーティングや勉強会を定期的に実施して、新しい技術や業界トレンドについて日々情報交換をしています。


ー今後のキャリアイメージを教えて下さい!

吉田:これまでエンジニアとしてT字型にキャリアを広げてきたので、いずれはCTOとして技術開発や組織形成全般を担うことができる人材になることを目指していきたいです。そのために現在はソフトスキルを高めて、今後数年のうちにチームとして価値を創出するべくマネジメントにも挑戦してみたいですね。まずはSREグループを立ち上げたところから、組織としての機能を果たし、開発で事業に貢献できるよう取り組んでいきたいと思います。

ー最後に、学生に向けてメッセージやアドバイスをお願いします!

吉田:エンジニアは、まず公式ドキュメントやGithubなど一次情報を見る癖をつけることが大事だと思います。次に、アウトプットに対する指摘やコードレビューを正しくポジティブに受け止めること。つまり「正しい情報」にちゃんと触れ、「素直に」技術に向き合うことがスキルアップの基本姿勢として求められると感じます。

私は休日に学生や未経験の方にプログラミングを教えているんですが、恐れずに作ろうとしていく方はスキルが伸びるスピードが早いんです。物事を多角的に見ることで建設的な議論ができ、より質の高いアウトプットに繋がっていくと思います。そしてそういった精神的な面も磨き上げていくためには、「誰と一緒に働くか」も重要です。自分に合うと感じる会社選びができて、就職活動がうまくいくことを陰ながら願っています。そしてこの記事を読んで共感してくださったら、ぜひエブリーのオフィスに遊びにきてください。

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