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データドリブンなマーケティングでユーザーと企業の架け橋に。複数媒体を運営するエブリーだからこそ実現できるOMOの世界

※この記事は、株式会社エブリーのオウンドメディア「every.thing」にて2021年11月17日に更新されたものです。(https://everything.every.tv/20211117-2/

林 聖大

ソリューション本部 チャネルセールス部 ユーザーマッチング事業グループ

2013年に新卒でヤフー株式会社(現:Zホールディングス)に入社。約半年の研修を得てセルサイドの広告ビジネスを展開する部署へ配属。国内大手媒体を中心に収益支援をサポート。その後トラベル部門の立上げに参加し、観光地の旅館/ホテルを周り開拓業務に従事。2016年、株式会社VOYAGE GROUP(現:CARTA HOLDINGS)に転職しSSP事業を展開するfluctにてメディアの収益化サポートを支援。マネジメント / PL管理/ 事業立ち上げなど多岐に渡って経験を積む。2021年4月エブリーに入社し、現在はソリューション本部チャネルセールス部ユーザーマッチング事業のマネージャーを務める。

積極採用中のチーム・職種で活躍している人に、エブリーへの入社を決めた理由ややりがい、求める人物像などを詳しく深掘りし、求人情報には書かれていない”生の声”をお届けします! 今回は、『DELISH KITCHEN』のプロダクトマーケティングマネージャーに話を聞きました。

データ規制によるメディアの生き残り合戦、OMOを推進するエブリーの可能性

ーまずは今までのご経歴を教えてください!

林:ヤフー株式会社(以下、ヤフー)に3年間ほど勤めました。ITに関心が強く、自分自身がユーザーだったので、色々なサービスを持つヤフーに入社し、広告事業とOTA(オンライントラベルエージェント)事業に携わりました。前者は媒体メディアへのコンサル、後者は旅館やホテルへの営業といった業務です。

その後、株式会社VOYAGE GROUP(以下、VOYAGE GROUP)に入社し、Google認定パートナーとしてGoogleプロダクト及び自社SSP事業を中心に展開する株式会社fluctへ出向しました。コンサルとしてメディア広告収益最大化を支援したのち、同部門のマネジメント、Video事業の立ち上げなどを行いました。

ーその後なぜエブリーへご入社されたんですか?

林:広告事業の中でメディア担当の営業としてお付き合いをしていて、メディアビジネスがここ1,2年で大きな過渡期に入ると確信したからです。サードパーティCookie規制などのデータ規制が進み、いよいよメディア自身が保有するデータをどう有効活用するかで生き残りがかかってきたという感覚があり、自分もこのタイミングでメディアに籍を置いてみたいと思いました。データを活用した広告ビジネスを展開したくて、ポータルサイトを運営している会社も視野に入れていたのですが、エブリーの人事の方が転職サイトで声をかけてくれたことをきっかけに、お話を聞く中でエブリーに興味を持ちました。

ポータルサイトを運営している企業が保有しているデータは広く浅いんですが、エブリーは『DELISH KITCHEN』なら「食」、『MAMADAYS』なら「育児」など特定の分野に特化しているので、そういったデータの方が活用のしがいがあると思いました。また、OMOを推進するエブリーにはチャンスがありそうだと感じて入社を決めました。

アドテクの知識を生かし、データを活用した広告ビジネスを牽引

ーエブリーに入社されてからはアドテクを活用し、これまでお取組みが難しかったクライアントさんに対しても課題解決できるような商品開発をされているんですよね?

林:今年4月に入社して『DELISH KITCHEN』のディスプレイ広告周りの管理方法の最適化、新広告商品のリリースなどを行っています。

『DELISH KITCHEN』は食に興味のあるユーザーが多いことが明確に伝わっていて、飲料・食品メーカーの顧客を多く抱えていますよね。でも、レシピ訴求は難しいが主婦層の認知度を獲得したいクライアントも多く存在しているんです。そこで、『DELISH KITCHEN』のユーザーと相性の良いクライアントに対しては、ユーザーマッチングやディスプレイ広告などのアドテクを活用して新たなソリューション提供を行っています。

ー林さんは、プロダクトマネージャー(以下、PdM)ではなく、プロダクトマーケティングマネージャー(以下、PMM)というポジションなんですよね。

林:そうですね。PdMはアプリやWebサービスをユーザーにいかに使ってもらうのか考えエンジニアやデザイナーと調整をしていく役割ですよね。PMMはクライアントに向き合い、営業と協力してニーズを掴み、toB向けの広告商品開発やプロダクトへの反映などを行っています。サービスへ反映していく際はもちろんPdMとも連携しながら、エンジニア、デザイナー、CX、法務など様々な部署のメンバーと一緒に進めていきます。

エブリーはtoC向けのサービスだけではなくtoB向けの事業も展開しているので、役割を分けて効率的によりスピーディーにプロダクト開発を進めています。

ーまた、前職などのご経験を生かし社内でアドテクの勉強会を開催し、デジタル広告についての知識の底上げにも貢献されているんですよね。

林:アドテクなど、一見難しそうな領域は有識者がやればいいというのは組織の最適化の観点で言えばその通りなんですが、具体的な配信の仕組みをもっとたくさんの人に知ってもらうことで、デジタル広告の領域の収益をもっと高めることができるのではないかなと思いました。特に今後ChromeのサードパーティCookieの廃止など、データ規制が厳しくなると自社で保有できるデータの活用がより重要になってくるので、そういったところを含めエブリーのサービスをグロースさせる上でより多くの人にアドテクの知識を身に付けて欲しいと思っています。

*アドテク:Advertising Technology(アドバタイジングテクノロジー)の略。インターネット広告の配信・最適化におけるシステムのこと。


複数媒体を運営するエブリーだからこそ実現できる未来

ーエブリーだからこそのやりがいは何だと思いますか?

林:事業側面としては、保有するデータ基盤やクライアントとのリレーションなどメディアとして活用できる点の要素はたくさんでてきていると思うので、どう組み合わせるかであったり単体で伸ばすべき要素を意識しつつ試行錯誤しながらチャレンジできる点かなと思っています。

例えばOMO事業を展開しているメディアはそこまで多くないですし、OMO単体だとビジネスとして拡大できなくても、既存の広告事業などが掛け合わさることでまだまだ開拓余地が出てくると考えています。

ー今後どんなことに挑戦していきたいですか?

林:只今挑戦中の新規事業については、まずは組織が組織としてワークするところを目指したいですし、その先に数字も結果としてついてきて全社貢献ができたらよいなと思います。

個人としては、常に時間は経過するので自分が感じたワクワクするポイントや感覚で投資したいところには引き続きベットしていきたいと思っています。キャリアは自分で意思決定をしてきた結果論なので、振り返って何かいい形になっていたら良いなと思います!

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