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マッチングアプリ「Pairs」のプロダクトデザインに挑戦し続けるデザイナーたちをチームマネージャーのNipperが紹介します!

こんにちは!国内最大級の恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs」を開発・運営する株式会社エウレカのプロダクトデザインチームマネージャーをしております、Nipperこと西宮です。今回は、僕たちプロダクトデザインチームをより多くの方に知っていただくため、僕がインタビュアーになりチームメンバーそれぞれにインタビューをしてみました。

長い間多くの人に愛されてきた「Pairs」のプロダクトデザインが、どんなチームから生み出されているのか、ほんの一部ですがみなさんにお伝えできればと思います!

エウレカはどんな会社?デザインチームはどんなチーム?(by かりん)

Nipper)エウレカ歴、一番長いですよね。何年になりますか?
かりん)新卒で入社して、もう8年目ですかね。

Nipper)振り返ってみて変わってきたなと思うことは、なんか具体的にあるかな?
かりん)変わってきたことはたくさんありますね。けど、社員を大切にしてくれる会社というのは変わらないかな。もともと小さなスタートアップとして始まって、いまはグローバルにMatch Groupの一員として存在していて、すごく会社として成熟したと思う。サービス自体もビジネスとして安定してきて、より精度を突き詰めて本質的なユーザーファーストな会社になれたかなとも感じます。

Nipper)会社の変化とともに、デザイナーチームにも変化を感じる?
かりん)数年前はデザイナー同士の先輩後輩、というかスキルレベルの差がもっとクリアだったけれど、いい意味で関係がフラットになってきた気がする。メンバーそれぞれの経験が増えて、スキルも成長してきたからかな。意見交換とかもより活発になっている気がしますね。
Nipper)たしかに、今はすっごいヤングはいないよね(笑)

Nipper)エウレカ全体と比較すると、デザイナーチームってどんなチームだと思う?
かりん)にぎやかですよね(笑)
Nipper)そうね、にぎやかよね。けど、前よりちょっと落ち着いた気がしてる。
かりん)みんな成長してジュニアがいなくなって、締まるところでピシッと締まるようにはなったのかも。各自が、シビアな判断ができるようになったというか。

Nipper)最近、新しくシニアメンバーも増えてきたけど、チームに何か影響がでていたりする?
かりん)すごく推進力がでてきたと思う!リリースを出すまでとか、その後の改善の進め方もスピードアップしていると思う。デザイナーだからここまでとかじゃなくて、できることすべてにトライする姿勢を、チームメンバーみんなが学んだ感はあるかな。
Nipper)ふむふむ。
かりん)あと、デザイナーチームが運用しているSlackのアウトプットチャンネルでの振る舞いとかがわかりやすいですかね。各々が自分のアウトプットを投稿してレビューし合っているんですが、その運用の徹底と、出てくるもののクオリティーの高さとか。とにかくクオリティがぶれないんですよね。
Nipper)確かに!
かりん)背中で見せてもらった感があります。
Nipper)いま「Pairs」は国内だけじゃなくて、グローバルで成功したサービスも競合になっているから、プロダクトの成長のためにもそういうプロ意識は今後も醸成していきたいよね。

シニアデザイナーとしての働き方、腕の見せ所は?(by なごしん)

Nipper)なごしんは入社してからどれくらい経った?
なごしん)あっという間に9ヶ月経ちました。早かったですね〜(笑)入社してからすぐに「Pairs」のグループトーク機能のリリースと、その次に今もまさに開発中の新機能を担当しています。

Nipper)担当したプロジェクトへの思い入れや感想を聞かせてよ!
なごしん)グループトークは入社直後に担当したプロジェクトで、1ヶ月ちょっと一気にリリースまで進めたので、正直記憶にないくらいあっという間でしたね(笑)今までの経験では、成長しきったサービスの微細な改修を担当してきたんですが、このプロジェクトでは、まだプロダクトには存在しない全く新規の機能のデザインを0からつくるというミッションだったので、これは自分にとって新しい挑戦でした。

Nipper)いま開発中の新機能のプロジェクトの方はどう?
なごしん)そちらはさらに、チャレンジングです!まだ機能の要件定義もなにも固まっていないところからスタートしているので。
Nipper)確かにね。でも、すごくいい機能に仕上がってるからリリースが楽しみだね。

Nipper)自分のスキルを生かせたな、と思うシーンはある?
なごしん)そうですね、“プロダクトマネージャーの目”を持ったビジュアライズスキルですかね。
Nipper)ほ〜!“プロダクトマネージャーの目”?
なごしん)はい。一般的にはデザインって要件が固まってから着手することが多いと思うんですが、まだ要件が詰まり切っていない段階でも、まずは手を動かしてラフを作成するんです。その方が、関係者とよりクリアに課題の洗い出しを進められたり、アライメントを取りにいけますよね。プロダクトマネージャーと同じ視点に立ってデザインを考える意識を持つことで、ラフ段階でもある程度相手に議論してもらえるくらいには形にできるのかなと思います。

Nipper)逆に、エウレカに入社してから、まだここ伸ばせるなと感じる伸びしろってある?
なごしん)エウレカのデザインチームは、基本的に職人肌のデザイナーが集まっている集団だと思うのでそこは良くて、ただUXリサーチをふまえてのデザイン設計というところまではまだまだ足りていないので、ここはこれからもっと向上していける部分だと思っています。

Nipper)これから新しく一緒に働く人に伝えたい、なごしんがプロとして大切にしている価値観は?
なごしん)さっきの話とも共通するんですが、“視点”ですかね。ユーザーファーストだけに限定されない多角的な視点を持つことを、意識として強く持っています。例えば、マネージャー視点とか、経営視点とか。ユーザー視点においては、ユーザー自身が気づいていないニーズもあると思っていて、そういうところにまで応えていきたいですね。今後も、デザイナーとしての価値だけでなく、自分にしかできないことを見つけて稀少価値を発揮することにフォーカスしていきたいです。

Nipper)ちなみに、なごしん的に今のエウレカで挑戦できることはなんだと思う?
なごしん)そうですね〜、エウレカは働く環境として本当に稀有な会社だと思っていて、親会社であるMatchGroupと絶妙なバランス関係があったり、グループ内の他ブランドへのキャリアチャレンジあったり、英語スキル必須ですけどその辺りの挑戦は他社にはないものが実現できると思います。
Nipper)
うんうん、まだまだ組織として足りていないところもあるし、そこに入って補強できるチャレンジや伸びしろがあるよね。
なごしん)ですね。エウレカ単体でみれば規模としては小さい会社ですし、CEOも含めて経営陣との距離も近いと思います。なので、多くの情報に触れる機会もありますし、経営目線でデザインを考えるデザイナーを目指したい人は本当に良い経験が積めると感じますね。

デザインチームにおけるスキルアップについての取り組み〜3D・エフェクト〜(by ステラ & レイレイ)

Nipper)最後はモーションと3Dスキルの習得に励んでくてれいるレイレイとステラだね。トッププレイヤーはすでにプロダクトに取り入れているトレンドだと思うんだけど、チームでやりたい人を募った時に、ふたりは真っ先に手を上げてくれたよね!
レイレイ)はい、僕はモーションを選んだんですけど、もともと2Dアニメーションが好きで、ドローイングやストーリーボードなどに興味がありました。モーションも近いものがあると感じていて、それを業務にいかせることに魅力を感じました。
ステラ)私は3Dを選択しましたが、前から興味はあったんですよね。ひとりのアーティストとして強みが欲しかったことと、10年以上UIデザインをやってきたのでそろそろ挑戦したことのない新しいスキルを身につけたいと考えていました。空いた時間に学習するよりも業務内で学ぶことで、ハイクオリティなものをアウトプットしなければならないという責任感が生まれ、結果短期間で質の高いアウトプットが出せるのでは?と考えました。

Nipper)いままでのプロダクトデザインと違うものに取り組んでみて気持ちの変化はありました?
ステラ)3Dは平面的なデザインとはまったく違って、立体になるだけで光の描写とか気にしないといけないポイントが一気に増えて、実際に手を動かしてみることでその難しさや大変さを体感しました。
レイレイ)モーションは、今までやってきたことの延長線という感覚がありました。というのも、プロトタイプをつくる時のイージングの調整をするときが結構あると思うんですが、これがモーションデザインとちょっと似ていて。スピード感とか、どういったところからどこまでで止まるのかとか、そういうことを考える辺りが今やっていることと近いなという気づきがありました。

*実際に2人が制作した3Dとモーションのデザインサンプル

Nipper)スキル獲得に向けて、二人がどんなアクションを取ったか聞かせてもらえないかな?
レイレイ)モーションデザインに関するYouTubeのチュートリアルとかネット上の講座で、自分の興味あるものに合わせてキャッチアップしてたりします。MatchGroupの配下であるエウレカでは、福利厚生としてUdemyの有料講座を視聴できるので、まずはそういったコンテンツで体系的にまとめられているものを見ることが効率的だと考えてそうしました。
ステラ)私もUdemyの講座をとっかかりに開始しました。その講座が網羅的に3Dデザインの技法についてまとめてあるものだったので、まずはその特徴と自分が苦手そうな領域を分析した上で、苦手を解消するためのキャッチアップをしました。

Nipper)ちなみに、ステラはどの辺が苦手って感じるの?
ステラ)色の調整と光の加減が難しいですね〜。ひたすらYouTube (*1) でblenderの動画を見ながら実践しています。
*1)https://www.youtube.com/c/Mdesign_blender, https://www.youtube.com/c/KeelanJonathan

Nipper)レイレイのおすすめは?
レイレイ)お気に入りがあって、海外のものも日本のものも (*2) 両方みています。
*2)https://www.schoolofmotion.com/, https://www.youtube.com/c/PuttiMonkeyWrench, https://www.youtube.com/c/BenMarriott/videos

Nipper)学んだスキルでこれからの「Pairs」にどんな影響を与えられそう?
レイレイ)モーショングラフィックに限っていうと、よりエモーショナルなプロダクトにしていけると思います。ストレスフルな説明的なものではなくて、もっと直感的に可愛いとか、楽しそうでワクワクするようなグラフィック表現とかが可能になると考えています。「Pairs」がただの便利ツールではなくて、ユーザーのお気に入りのサービスのひとつになってくれると嬉しいですね。
ステラ)今後「Pairs」のターゲットユーザーの世代がスライドしていくことを考えると、業界においてのトップであり続けるためには、常にデザインはモダンなものにしておかないといけないと思っています。3Dも含めてもっと新しい表現方法を導入して、若い層にも響くようなプロダクトにしていきたいですね。

Nipper)最後に、雑なフリですが感情的感想ももらっていいですか?
レイレイ)やった結果、そうですね、楽しい!です(笑)できることが増えることで、自分のデザイナーとしての可能性を感じられました。
ステラ)やる前から大変とは思っていたけど、やってみたら想像以上に大変で。2Dよりも微調整の細かさがあって大変なんです。でも、この短期間で新しいスキルが身に付いてきたのは嬉しいですし、もっと挑戦していきたいと前向きになれましたね!

チームマネージャーより(by Nipper)

エウレカのデザインチームがどう変わってきたか、どんなプロ意識を持って働いているのか、そしてどう成長しているのか、なんとなくイメージしてもらえたでしょうか?

私たちはこれからも引き続き、ワールドクラスのサービス・プロダクトをつくるために1人ひとりの強みを伸ばせる・発揮できるチームづくりに取り組んでいきます。これは簡単な目標ではありませんが、そんな高いレベルのデザインを求められる環境で一緒に切磋琢磨できる仲間を猛烈に探しています

ぜひ一緒にグローバルで通用する最高のプロダクトをつくっていきましょう!!

プロダクトデザイナー
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株式会社エウレカは、2012年10月にローンチしたオンラインデーティングサービス「Pairs」を開発・運営しています。 「Pairs」は、日本でも急成長中のオンラインデーティングサービス市場において国内最大級を誇り、現在、国内累計1,500万人以上を突破しています。 また、2015年5月にはオンラインデーティングサービス領域における世界的リーディングカンパニー「Match Group」に、M&Aにより参画。Match Group(NASDAQコード: MTCH)は、「Tinder」「Match」「Plenty Of Fish」「OkCupid」「OurTime」「Meetic」といった、恋活・婚活マッチングサービスを世界190カ国以上・42言語で展開しています。私たちは、このグローバルカンパニーのノウハウとアセットを生かし、まずはアジア全域でのサービス展開を推し進めています。 その第1フェーズとして2013年10月にリリースした台湾版「Pairs」は、すでに台湾最大級のオンラインデーティングサービスに成長。第2フェーズとして、2017年に韓国版をリリース。“アジア全域”における、オンラインデーティングサービスのリーディングブランドになることを目指しています。
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