こんにちは。エウレカBIチームの小林です。私事ですが、去年待望の第一子を授かり、半年間の育休を取得して、職場復帰後さらに半年ほど経過しました。
これを機に、この一年で感じたことやそれを踏まえてみなさんにしていただきたいこと、エウレカがいかに素晴らしい環境の企業かということを、育休を取れる環境にいるのに取らないという選択をしてしまう男性を減らすためにお伝えしたいと思います。
産休育休を経験した女性社員の体験談として、渡辺の記事もありますので、ぜひご覧になってください。
良かったこと
まず、子どもめっちゃ可愛いので、育児をしないといけないというよりは、こんな尊い子どもを私めに育てさせていただいてありがとうございます、という気持ちです。なので、育児に専念できたこと自体が良かったことだと思います。
子どもが最も成長する時間を常に一緒に過ごせて、間近で観察できることは何より大きいと思います。一度体験してしまうと、この大事な時期の子どもと24時間過ごせる機会や権利を捨ててまで、仕事を続けることがもったいなく感じました。
また、妻も同時期に育休を取得していたので、二人で共同で育児をできたのはとても良かったです。生まれてすぐの赤ちゃんは時間帯に依らず夜中でも平気で活動し続けるので、この過酷な状況でワンオペさせてしまうことにならず良かったと思います。気持ちの上ではご褒美気分ですが、まとまった睡眠が取れず、常に緊張状態でいることは心身ともに大きな負担になるので、二人で負担を分け合うことができて良かったです。毎日、寝れない日が続いてしまうと辛いですが、夜と朝で担当を分けたり、日によって少し休ませてもらったりすることで、お互いの調子を見てバランスをとることができました。
やった方が良いこと
育休に入る前には、なるべく自分の関わる業務が属人化しないよう、自分がいなくても何も問題がなく回るように、ある程度意図的にタスクを拾う量を減らしたり、引き継ぎ内容を洗い出して、ドキュメント化するものとその進捗を週次で確認して備えました。ただ、どうしても引継ぎ漏れは出てしまうと思うので、そんな時でも最悪なんとかなる手段をつくっておくことが大事だと思います。僕はチームを信じてなんとか頑張ってもらうという手段を取りました。
育休中はたまにチームランチに出て子どもを見せたり、1,2ヶ月に一度程度で上司と1on1したり、たまに気が向いた時に全社会などの資料を見たりしていました。コロナ禍ということもあり社会と隔絶しがちだったので、たまに外の人と話ができるのはリフレッシュになって良かったと思います。
ただ、上記以外ではなるべく業務のことは忘れるようにしていました。Slackを見てしまうとどうしても脳の一部を占有されてしまいます。メリハリをつけるためにも、育休中は仕事からは完全に切り離した生活をするのが良いです。
復帰前に、その先1〜3ヶ月でやることをすり合わせしていたので、比較的スムーズに仕事には復帰できましたが、早めに帰って子どもと過ごして徐々に子離れを進めていきました。今でも子どもが家にいる間はずっと一緒に過ごしていて、保育園に送ってから仕事を始め、帰ってくるタイミングで終えるようにしていて、健康的に過ごせています。
助かったこと
弊社では男性でも育休を取ることが一般的で、過去には一年間フルで取得する社員もいたので、育休を取ることが当然だと考えていました。
「半年間育休を取ります/取りました」と言うと、社外の人からは「男なのに必要?」「2ヶ月くらいで良くない?」「仕事してないの辛くない?」などと言われることがありましたが、社内からはそのような圧を感じることなく素直に快く受け入れてもらえたのでとても助かりました。
また、福利厚生の面では基本的にはこちらの記事に記載されているとおりですが、育休復帰後について言えば、子どもの看護休暇を年に12日取れるので、子供が体調を崩した時には気兼ねなく休むこともできるし、シッターの補助が出るので(病児については全額出ます)、家でシッターさんに看病してもらいつつ働くという選択肢を取ることもできます。
また、フルフレックス(2021年8月現在)なので、子どもが熱が出してしまい途中で保育園から帰宅させられてしまうときや、普段の保育園より遠い場所にある病児院に連れて行くなどの際にも、柔軟に勤務時間を調整することができました。
育休は労働者の権利です
平成30年の男性の育休取得率はなんと6.16%。期間については、半数以上が5日未満、8割以上が一ヶ月未満です。男性の取得するほとんどの育休は、短期インターンのような期間でしか取得されていません。
育児休業の利用希望があったにもかかわらず利用できていない男性が35.3%もいるという事情や、金銭的に難しいなどの家庭の事情も個々で見ていけばあると思いますが、社会全体でいえば男性が育休を取らなすぎだと思っています。
「業務が繁忙で職場の人手が不足していた」が27.8%、「自分にしかできない仕事や担当している仕事があった」が19.8%ですが、この辺りの理由は、そのまま育児にも当てはまり、結局負担を会社から家庭に転嫁していることになります。
育休を取得可能な立場にいる方が取らないという選択肢を取ることで、ますます男性は育休を取らないものだというバイアスの強化につながります。取りたくても取れなかった人たちのためにも、今後出産を控えている家庭の男性はぜひ育休の取得をご検討ください。
また、家族を大切にしながら働きたい、エウレカが目指す世界を一緒につくっていきたい!と思われる方は、ぜひ弊社への転職をご検討ください。弊社の福利厚生は、出産や育児だけではなく、パートナーや家族のお祝いや看護、介護なども手厚くサポートしております。また、この育児関連の福利厚生も私の入社した5年前から拡充されていたわけではなく、要望に応えてアップデートされ続けていますし、今後も、情勢やトレンドに合わせて会社のシステムがアップデートされていくかと思います。
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※前出の数字はすべて 厚労省の資料(男性の育児休業の取得状況と取得促進のための取組について) を参照しています
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