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こんにちは、エスタイル採用担当です!
今回は、データサイエンティストの「ちなってぃ」こと小林さんにインタビューをしました。
ちなってぃは、関西学院大学の情報学部卒。
実は、エスタイルの「第一号データサイエンティスト」なんです!
現在は、エンジニアだけでなく、チームマネージャーとして新人エンジニアのオンボーディングから組織づくりにおいても中心的な存在です。
大学では、情報科学を専攻していた彼女ですが、エスタイルに入る前は、花卉業界で企画営業していたという、少し変わった経歴の持ち主。
お花の世界から、IT業界へ大転換するに至った経緯や、エスタイル初期メンバーとしての思いなどを伺いました。
花屋の万事屋からデータサイエンティストへ
新卒で、夢だったお花屋さんに🌸
元々パソコンを触るのが好きで、通信・ネットワークに興味があったので、大学では情報科学を専攻していました。ただ、意外に思われるかもしれないのですが、子どもの頃の夢はお花屋さんでした。当時は花の綺麗さになんとなく魅力を感じ、それを扱うお花屋さんがキラキラして見えていました。子供でしたので(笑)
たしかに、情報を学んだ後は、IT業界に進む人の方が多いと思います。でも、当時は周りに優秀な人がたくさんいて、プログラムを仕事にしてやっていけるか不安もありました。それなら、子どもの頃からなんとなくではあったものの、好きだったお花に関われる仕事をしようと、路線変更したんです。
夢と現実のギャップ、そして感じた力不足
憧れて入った花弁業界。主な顧客はスーパーマーケットでした。私は、生花商品の企画から開発、営業、加工、配達、販売まで、幅広く担当させてもらいました。
ある時はクライアントに営業しに行ったり、スーパーに配達したり、工場内でライン作業を手伝ったり、店頭に立って花束作ったり…。ハイエース(バン)を運転して、走り回っていました(笑)体力勝負の仕事なので、毎日ヘトヘトでした…(笑)
正直、入社前に想像していたキラキラした花屋の仕事とは、かなりギャップがありました。また身につけたいと思っていたスキルもなかなか得られず、
やればやるほど、業界や市場の課題が見えてくるばかりで焦りがありました。
例えば、繁忙期が終わる度、在庫ロスがかなり多かったんです。この現状に違和感を覚え、「データがあるなら分析してみたい、何か改善点見つけられないかな」と提案しましたが、社内の共感が得られませんでした…。その課題を解決するためのスキルが自分にはないことを痛感しました。
エンジニアへの転職を決意
「今の会社で、課題を解決するだけのスキルを身につけられるだろうか?」と考えたとき、見えてきたのがIT業界への道でした。
花卉業界で勤めて、感覚で意思決定をしている企業が存在することを知ったからこそ、「データ分析のスキルを身につけ、課題解決できるようになりたい!」という強いモチベーションが生まれました。
「分析ができるようになれば、在庫ロスを解決するだけでなく、新しい企画やサービスを生み出すことができるかもしれない。専門家になって、同じような課題を抱える企業の役に立ちたい。」そんな思いでデータサイエンティストとして働ける会社を探し始めました。
未経験から挑戦できる、クリエイティブな環境
当時は今より規模も小さく、新事業の立ち上げ時期だったので不安もありましたが、入社を決めたのは、それ以上に魅力的な点がたくさんあったからです。
未経験からのポテンシャル採用
そもそも実務未経験でのIT転職は、簡単ではありませんでした。そんななか出会ったのがエスタイル。エスタイルは今でも積極的に未経験者を採用しています。私が受けた面接では、前職の話だけでなく、大学時代の経験や仕事に対する思いを親身になって聞いてくれました。ここなら未経験からでも自分らしく成長できると感じましたね。
自己学習をサポートしてくれる
教育・育成に関する福利厚生も充実しています。コウキシンを重視している会社なので、マガサポやコウキシン50という制度があり、これは私にとってかなり魅力的でした。自分のやり方で学習ができる、したい!という人にはうってつけですね!反対に、受け身の姿勢だと厳しい環境に感じるかもしれません。
おしゃれなカフェのようなオフィス!
カフェのようなオフィスにも惹かれました。転職活動中は関西に住んでいましたが、リモートではなく対面での面談をお願いし、仕事終わりに東京まで来てオフィスを見学させてもらいました。今でも、オフィスのお気に入りの場所で業務をすると、作業効率がかなり上がるなと感じます。
成長を支え合う仲間たち
没頭できる人が多い
今のエスタイルの魅力は、一緒に働く「人」ですかね。メンバーは自分のやりたいことに一直線ですよ。業務中は「こうやったらどうだろう?」「こっちのやり方だったら?」と、全員がのめり込んでいます。あるメンバーなんて、一度プログラミングしだしたら、目の前のことしか考えなくなりますから(笑)
そういう人材が多い環境って、けっこうレアなんじゃないかな、って思いますね。比べるのは申し訳ないですが、前の職場では「やってもムダだろう」と考える人が多くいました。私は真逆のタイプで、ずっと「やってみないとわからんやん!」って反発心を抱いていたんです。
気軽にコミュニケーションが取れる
「最近どんな感じ?」っていう会話は、業務上でもけっこう大事なんですよ。言い換えると、壁にぶち当たったときに「聞ける人が多い」という環境なんです。
もちろん、具体的なソリューションを聞くためのコミュニケーションではありませんが、自分がやっている内容をあらためて他人に説明すると、作業内容を客観視できるので、自己理解を深くするきっかけにもなるんです。
そういう日常会話の効果に気が付いてからは、リモートワークが多くなった今でも、みんなとはよく話すように心がけています。
メンバーと顔を合わせると元気が出ます!
ここからは私個人の意見ですが(笑)
いまは週2~3日が出社で、それ以外は出社とリモートワークの選択性になっています。
完全リモートワークの時期は、メンバーとのZoomには助けられていて…しんどい作業をしているときって、自宅でひとりだと、本当にしんどいんですよ。
でもメンバーのみんなが底抜けに明るいから、ちょっと気分転換に話すだけで、また頑張ろうと思えるんです。マイナスなことを言う人はひとりもいないし、お互いに助け合う意識は強いと思います。
それにエスタイルのエンジニアって、たぶん他の会社と比べても、コミュニケーション能力が高いんじゃないかな。だから会話が得意なのはもちろん、スキルが伸びるのも、みんな早いような気がしますね。
新たな課題へのチャレンジ
入社から2年経った今と入社時の違い
エスタイルの変化でいうと、ここ1年半ほどで、メンバーが急増しましたね。
入社当初は4~5名だったのが今や50名近くまできています。
自衛隊や看護師、役者など、バッググラウンドもさらに豊かになっているので、色んなメンバーと話すのが素直に楽しいです(笑)
みんな好奇心旺盛で、それぞれの興味を追いかけています。そんな仲間たちからは、毎日学ぶことばかり。フラットなコミュニケーションを大事にし、切磋琢磨できる成長環境は、入社当時から変わらないエスタイルの魅力だと思います。
HR領域に強いデータサイエンティストへ
個人としての変化もあります。
データサイエンティストという軸は変わらないのですが、その中でもゆくゆくは、HR領域(人事)のデータ活用に強みを持っていければと考えています。
こう思ったのは、私がデータサイエンティストとして、データ分析に携わりながら、エンジニアメンバーの案件マッチングにも携わっている背景があります。
この活動をしていく中で、エスタイルという組織が拡大し、「現場メンバーの情報の吸い上げが上手くいっていない」という点が特に課題だと感じています。
なぜ上手くいかないかというと、吸い上げる精度と情報の粒度が人によって異なるんです。
これが起こると配属などのミスマッチが起こる可能性が高くなり、会社とメンバー互いに不幸なことが起こってしまいます。
しかし、各メンバーの嗜好性などをヒアリングしていく内に、定性的な情報が多く、情報のレベルを同じにするのが非常に難しいと感じました、、、。
ピープルアナリティクスを活かし、組織課題の解決を
ここから人事に定量的なデータを活用できないか?と考え、「ピープルアナリティクス」※1という分野への興味が強まっています。案件のミスマッチを防いだり、人材の成長の加速にも「ピープルアナリティクス」が有用だと考えています。
何がその人に向いているのか、どこでパフォーマンスを最大限発揮できるのか、数値を根拠に適材適所が実現できたら、すごく面白いしインパクトあると思うんですよ!
そんな可能性を感じているので、ピープルアナリティクスを活かし、まずはエスタイルの人材をを最大限に活用できるようにしたいです。
※1 ピープルアナリティクス:従業員の属性データ(年齢や性別など)や行動データ等を収集・分析し、採用活動や従業員満足度の向上など、人事領域におけるさまざまな施策の実行や意思決定、課題解決に活かす手法のこと。
データサイエンス and 急成長に貢献したい仲間をお待ちしています!
私が組織づくりにも深く関わっているからなのですが(笑)
正直、大変なことも多く一杯一杯になることもありますが、それ以上に成長や達成感を得られて、楽しい
「データサイエンスによる課題解決」と「組織に関する課題解決」の両方を経験できるのは、成長中のエスタイルならではなんですよね。
職種や部署に関係なく、一緒にエスタイルという会社の成長を楽しめる方が来てくれると嬉しいです!