今の採用はなぜ難しいのか？

昨今、特に優秀な人材の採用が難しいと言われることが多いです。その理由のひとつは、多くの企業がより優秀な人材を積極的に採用しようとし、転職市場の競争が激化していることです。また、人事部の人手不足、適材適所を見極められないまま急な人員補充を行う判断、中途採用市場で優秀な人材を見つけることが難しいなどの理由もあるようです。

即戦力となる人材を求め、多くの企業が中途採用を行っています。近年、中途採用は活発化しており、約6割の社員が中途採用で就職しているというデータもあります。

RPOサービスの進化

最近、「RPO」という言葉を耳にすることが多くなりました。RPOは米国発のビジネスモデルで、日本では「採用業務アウトソーシング」という形でサービスが増えています。日本におけるRPOサービスは、米国発祥のRPOサービスとは似て非なるもので、採用の一部を支援するものがほとんどでした。しかし、近年、米国発のグローバルスタンダードなRPOサービスが正しく認知され始め、市場も徐々に変化しています。

また、企業の考え方やRPOコンサルタントの概念・役割が確立されていない日本市場では、実に多様な質の高いサービスやコンサルタントのワークスタイルが生まれ、様々な課題が浮かび上がってきています。

エンビジョンが目指すRPOは、クライアントと共に採用を成功させるプロフェッショナル集団です。クライアントの人事と共に分け隔てることなく、一つのチームとして採用を実行し、あらゆる知識とスキルで採用を成功に導きます。そして市場知識、ベストプラクティスなど、クライアントに独自の付加価値を提供する方法について、他の顧客との差別化を図ることができます。

エンビジョンでは「ワンチーム」という言葉をよく使っています。それは採用を成功させるために重要なファクターだからです。RPOを検討される企業様の中には、アウトソースすることに抵抗があり、社内人事とラインを引くようなプロジェクト進行を検討する企業もあります。ですが今の時代、役員なども外部から受け入れ、業績改善を図っている会社も多く存在します。そして採用を成功させるためには「ワンチーム」であることが重要なのです。人事採用部内が煩雑でバラバラな企業では、厳しい人材獲得競争に勝つことは難しいでしょう。

「採用」の成功は会社の成長とイコールである

採用の面白いところは、「採用」が会社の成長にイコールであるところです。だからこそ、多くの企業は人材獲得に多くの予算を費やします。数年先の会社の成長は、今採用する優秀な候補者が入社するか否かで大きく変化します。

そして採用領域はこの2-3年で大きく変化し続け、採用は特殊な知識やスキルが無いと対応できない職種に進化しています。労務・教育・異動辞令等、採用以外の多忙な業務を抱えたままでは、採用の進化に対応することは難しくなるでしょう。

RPOはそんな社内人事担当者をフォローしながら、アドレスをし、一緒に採用を成功させます。今後5年程で日本市場でも5-6割の企業がRPOを活用すると予測しています。またRPOコンサルタントは、採用のスペシャリストとして専門性を高めると共に、その経験値は価値をさらに高めていくことが予想されます。

RPOだからなんでも良いのではなく、高い品質と「ワンチーム」が実現出来る環境を選ぶことをおすすめします。