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個人事業主を経てマネジメントでは群を抜くエンジニアとして活躍【ENRISEの中のヒト#6】

エンライズコーポレーションという会社の魅力を知ってもらうための企画【ENRISEの中のヒト】。当社で働く社員をご紹介いたします。第6段はICTソリューション事業部の副部長としてマネージメントを発揮しているSMの徳川さんです。※SM=Senior Manager

得意だった情報系に入ったのは、たまたま

― エンジニアを目指したきっかけを教えてください。

元々はそのつもりがあったわけではないんですよ。心理学を専攻していた高校時代の家庭教師の影響を受けてその分野を目指していましたが、結局滑り止めで受けた大学が、しいて言うなら得意な情報系だった、ってところです。なので、たまたまですね。

― 情報系は得意だったんですか?

当時では珍しく自宅にパソコン(※PC-9801)があって、子供の頃からゲームをしたりと触れる機会が多かったので他の人と比べると得意な方だったかもしれません。大学では情報系の学部を専攻していたので、卒業したらパソコン関係の仕事かな、と漠然とは思ってました。

- 今までの経歴は?

ネットワークエンジニアとしては監視、保守、運用、構築、設計、提案など下流から上流まで一通り経験してきたつもりです。最初は電話関係(IP-PBXやIP電話など)の企業に在籍していたんですが、何度か転職を経て多少サーバも触りましたが、基本的にはずっとネットワーク系が主体です。

- エンライズとの出会いは?

出会いのきっかけは、今社内の受託案件で活躍している方との繋がりですね。 以前個人事業主で5~6年働いていたんだけど、テクニカルサポートや運用保守の仕事をやっていたある現場で彼と出会いました。

現場を離れたあと、再び彼と再会するタイミングがあって、彼の紹介で弊社代表の吾郷と会ってエンライズに入社したという経緯です。

―エンライズに入ってからはどんなことをやりましたか?

設計構築が多かったですね。一時期北海道での案件なんかもあって、公共系のインフラ全般やパソコン周り、WLC(ワイヤレスLANコントローラー)、AP(アクセスポイント)の設置、認証装置など色々経験させて頂きました。

これはエンジニア人口の絶対数が少ない地方の特性でもありますが、様々なレイヤー――例えば、ネットワークエンジニアですとL2からL4辺りが主戦場ですが、一つの案件全体を少数アサインでこなす必要があるため、L1(物理配線など)やL7(アプリケーション)なども同様に見なければいけないこともあります。

工事関係もあったんですが、そちらは専門外でしたので常駐先の方に色々面倒見て頂いたのを覚えています。

―今はどんな仕事をやっていますか。

ネットワークの運用管理で、定型作業のディスパッチャーや作業手順書のレビュアーを担当しています。案件としてはたまに設計構築もあるのでやれることは多いですね。今の現場では敏捷性と可用性にプライオリティが置かれているので、細かな申請よりもチャレンジが多く出来る環境だと思います。入ったばかりの頃は構成図なども全然ないところから、見える化がSESの一つのミッションだったので、まずはそういった足回りを強化するための立ち上げ時期を経験出来たのは大きな資産ですね。


マネジメントを推進して、あったら良いなを具現化していく


―今後の展望を教えてください。

現在の立場になって出来る事が増えたというのが大きいですが、最近はマネジメントの比重が大きくなりつつありますね。

元々マネジメント志向はあったのですが、まだまだその分野においては若輩者ですので、実際のマネジメント手法などに関して歴史的な背景も含めて勉強している最中です。

イントロダクション教材として使えそうなものを部下への指導に活用し始めているところですが、あくまで仕事上の成果を上げることを前提として、まずはマネージャーがマネージャーとしてのアイデンティティを確立して行く必要があると思っています。

―マネジメント志向になった背景など何かあったりしますか?

弊社に限った話ではありませんが、弊社はまだまだ他から比べると若い企業ですので、マネジメントに関することは確立されていないなと感じる部分があります。体制が固まってきた現在だからこそのアクションがあるはずで、見えてきた課題に対して自分が出来るアクションを実行しているに過ぎませんが、浸透していけるような仕掛けも検討を始めています。

―実際に新たな手法を取り入れ始めて、何か手ごたえは感じていますか?

自発的に動いてくれることが多くなったと感じています。

伝えている内容を一つずつ実現していこうとすると結果的にそういった行動が増えていくのかなと思います。

今はまだトライ&エラーを繰り返している状況ですので、結果に関してはそれほど急いではいません。いきなりスーパーマンが出来上がるわけでもないですからね(笑)。

私自身が気を付けていることは、課題を出した以上、フィードバックやサポートなど、アカウンタビリティは充実させなければなりません。

まずは自分たちが実践して、それを部下たちへの指導にも活かしてくれたら良いですね。

―最後に想いを聞かせてください。

ひねくれてる言い方になるかもしれませんが、誰しも少なからず楽をして仕事がしたい、と思っているはずです。

若い内はショートサーキットな答えを求めがちですが、思考を停止せず、それを実現するには「楽をするためには何をしたら良いか」、「何があったら良いか」について考えて、自動化したり、無駄な工数を減らしたり、手順のナレッジをまとめてみたり、そうすることで無駄な仕事を減らしていく努力というのが大切になってきます。

そうすることで、結果的に自分の好きなことを出来る時間が増えて、それが新しい知識であったり、チャンスであったり、自由な時間だったり様々な報酬が得られると考えています。

言われるがまま仕事をするのではなくて、どうやったら今より良くなるか……そういう改善する発想力を持った方と一緒に仕事がしたいですね。


ー ありがとうございました。

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