株式会社エレクトロドリームは今年、18期目を迎えました。手前味噌ですが、IT業界のベンチャー企業で18年も続いている会社は中々珍しいのではないかと思います。そこで、今回はこの18年間の弊社の歩みを制作案件と当時の思い出もプラスしてご紹介します！

2001〜創業期：マンションの1室にファンクラブサイトのサーバを設置

この頃はなんでも屋の時期でした。教育系やプロバイダーセットアップCD-ROMなど、マルチメディアコンテンツの制作、FlashによるWebサイトの制作が多かったです。マンションの一室だった会社の空きスペースに、インターネット回線とサーバを置いて、有名アーティストのファンクラブサイトの運営もしていました。会社のサーバを利用して、当時まだ珍しかったインターネット配信などにも挑戦しました。

「会社を創業して手探りの時期でした。弊社のアットホームな雰囲気はこの頃から変わっていません。」（社長・務台）

2003〜音楽アーティスト期：アーティスト本人にも会えて、楽しくも緊張

中島みゆきさん、矢野顕子さんのファンクラブサイトの企画運営もスタートし、音楽アーティストサイトのお仕事が増え始めました。音楽好きな社員が多かったためみな喜んでいましたね。当時、まだ人数も少なく、社員旅行で富士五湖のコテージによく行っていました。

「アーティスト本人と直接会って、ミーティングが出来る仕事は、緊張の連続でしたが、音楽好きとしてはたまらない経験でした。」（ディレクター・K）

2005〜不夜城期：売上1億円を突破するも…

このあたりから広告代理店からのFlash等によるキャンペーンサイト案件が増加。大手企業のやりがいある仕事で、会社の売上も１億を超えましたが、みな、夜遅くまではたらく事になってしまった時期でもあります。売上と同時に外部パートナーを含めて一緒に働く人数も増えたため、駒澤大学の駅の上のビルに移転しました。

「大手車メーカーの仕事をしたことが強く印象に残っています。毎日のように終電間際まで仕事をしていました。」（取締役・滝澤）

2008〜iPhone開始期：iPhone発売日にアプリをリリース！

満を持してiPhoneが日本で発売！すぐに開発に取り組み、自社アプリ「Nature Photo Clock」をリリースしました。日本の美しい写真はアジアでも人気のアプリとなりました。今では信じられませんが、当時、日本ではiPhoneは成功しないとも言われていたのです。

「iPhoneの発売日にリリースする案件を任されました。実機がない中での開発は大変でしたがとてもいい経験になりました！」（デザイナー・高梨）

2010〜教育系コンテンツ全盛期：わかりやすさと演出にこだわるものづくりは、今も昔も弊社の強みです

大手教育出版会社との仕事が始まり、教育系コンテンツの制作が増えた時期でした。英語学習やMicrosoft社の製品のハウツーものなど、わかりやすさと演出にこだわったものづくりでクライアントに喜んでいただきました。現在の熊野神社ビルに移転したのはこの時期です。

「教育系プロジェクトは、クライアントと一緒に、ユーザーのフィールドテストなどを行い、ユーザーの反応を肌で感じ、製品に反映させました。」（ディレクター・宮嶋）

2011〜改革スタート期：創業から10年。社員のために、もっと変わらなきゃ

早くから取り組んでいたこともあり、スマートフォンの案件が増え、安定的なコンテンツ制作を進めていましたが、創業から10年経ったこと、人数も10名を超え、初めて組織について考え始める事になりました。より皆が安心して仕事に取り組めるように組織作りのための研修を始めた時期です。

「通常業務をやりながらの研修はとても大変でした。でも今振り返ると、この時期から会社が変わり始めたのだと思います。」（テクニカルチームリーダー・飯野）

2014〜第２創業期：appleに注目していただいた自社アプリ「ココイル」をリリース！

この頃から３０代メンバーが中心となり会社をまわし始めました。より、自分たちの強みを生かすことを考え始め、レクリエーションの一環として大月に畑を借りたことをきっかけに、自社アプリ「ココイル」をリリース。業務も、保険業界、金融業界と多岐にわたり、大きな売上げと安定した案件に恵まれるようになりました。毎月、大月の畑で農作業やBBQなどをすることで、よりチームワーク形成に繋がった時期です。

「現在、私がココイルの開発を引継ぎ、新機能などの検討をしています。自社プロジェクトをまるごと任せられているという実感があり、やりがいを感じています。」（エンジニア・橋本）

2017〜会社拡大期：個人の成長と安心のために、もう一回り大きな会社へ

新メンバーがもっとも増加した時期になります。新たに取締役も迎え、個人の成長と安心のためにも会社規模をもう一回り拡大させることを決めました。また、新たに藤沢に「湘南オフィス」を開設しました。業務案件としても様々な業界とお付き合いをさせていただき、今日に至ります。

「単なる制作や開発ではなく、『どういうモノ、サービスを作っていけばいいか』という上流から入る仕事が増えています。責任も重いですが、やりがいも絶大です。」（取締役・松本）

いかがでしたでしょうか。弊社のことを知っていただける一助になっていれば幸いです。エレクトロドリームはこれからもより良いものづくりと、一人一人が活き活きと働ける環境を目指して、成長を続けます。これからの歴史を一緒に作ってくれる方のご応募をお待ちしております。