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「ecbo cloak」サービスローンチから1年!代表の工藤に聞いたこれまでとこれから。

「ecbo cloak」ローンチ1周年記念インタビュー:CEO 工藤慎一

荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」( https://cloak.ecbo.io/ )のサービスローンチから2018年1月18日で1周年を迎え、この1年間を振り返るべくecboの代表取締役社長、工藤にインタビューを行いました!
インタビュアーはecboのコミュニティ・マネージャー、辻が担当します。

【プロフィール】

1990年生まれ。日本大学卒。Uber Japan株式会社にてインターンを経験。
2015年6月、ecbo株式会社を設立。オンデマンド収納サービス「ecbo storage」をβ版運営。
2017年1月18日に荷物一時預かりシェアリングサービス「ecbo cloak」をローンチ。

【インタビュー】

:ecbo cloakをローンチしてから1年。まずはざっくりと、この1年はどんな1年でしたか?

工藤:1月18日にローンチをする前からずっとローンチに向けてバタバタで、店舗が足りないとか、ちゃんと登録がされていないとか、プレスリリースがどうとか、前日までecbo cloakのページの詳細にギリギリまでこだわったり、いろいろとありました。

でもローンチをしてみると、そこから色々なメディアに沢山拡散されて、このサービスすごいぞ、みたいな空気感は作れたのかなって思ってます。
そこから毎日せわしく走り抜けてきて、チーム全員が忙しい状態がずっと続き、気づいたらもう1年という、そんな1年でした。

:あっという間でしたね。この1年でここは達成できたなって思うところは何ですか?

工藤:一番はやっぱり荷物をカフェに預ける、ということの認知が世の中に広がったことがすごく大きいですが、分けると二つあります。

一つは昨年国内外多くのメディアに取り上げられて、コインロッカー代わりにecbo cloakというサービス、スーツケースをカフェやお店に預けるという文化が、ある程度僕らから世の中に大きく発信できたこと。

二つ目は、2016年末まではこんなサービスがなかったのが、たったの1年で今JR東日本さんと東京駅で荷物預かりを行っていたり、大々的にポスターも貼ってもらったり、他にも様々なところと提携できていること。
TSUTAYAやアパマンショップなど、今まで仕事を一緒にできるとは思っていなかった沢山の企業といちベンチャーが仕事できるっていうのはすごく大きな意味合いがあるのかなって思っています。

:1年前、思い描いていた1年があったと思います。それに比較的近いものはありましたか?

工藤:そうですね、1年で達成したかったことの全ては結局達成できなかったけれど、思い描いていた1年の前半戦は達成できたと思います。
次の1年で行うさらなる実験の種まきはできたのかなと思います。

:1年で達成できなかったことというのは、例えば店舗の数とか、そういう面ですか?

工藤:そうですね、一番は店舗の数ですね。
あとは、リソースが足りなくなってしまったので、そのリソースの確保をもっと最初の1年でするべきでした。人であり、お金であり。

:そういうことも含めて、ここはまだ課題だなって思うところはどういうところでしょうか。

工藤:ぶっちゃけ課題だらけです。
例えば今エンジニアが足りないので、エンジニアの体制をもっと厚く整えたい。

あとは全パートの戦略を角度を高く作らなければいけないけれど、まだブラッシュアップしきれていないこともすごく課題です。

でもそれら全て課題に感じている理由って、そもそも今ある課題が目まぐるしく変わっていて、解決したらまた次の課題が出てきているので、やっぱりecbo cloakのサービス自体が、ものすごい勢いで成長しているからかな、と思います。
なので良い意味でも課題がたくさんあるのはすごく嬉しい。
でも今一番の課題は、やっぱり人が足りないところ。早く人が欲しいですね。

:課題はあるけれど、とても濃い、大事な1年でしたね。

工藤:良い1年でした。うまくいかないことも沢山あったけれど。
例えばピッチコンテスト。メディア露出とか、店舗が増えたりすることは数字として追いついてきたけれど、それを表にプレゼンするっていうことに関しては、僕はすごくプレゼンが苦手で。

数々出たピッチコンテストではなかなか思うように結果が出ず、ecboとピッチは全然相性が良くないんじゃないかって思ったりもした。
それでも粘ってアウトプットしていった結果、IVSの優勝につながりました。そこでなんだかいちベンチャー企業としてのハクがついたような感じがします。

僕はもちろん嬉しかったけれど、社内がそれで嬉しいムードになったのはちょっと驚きました。IVS優勝後から社内でのリスペクトを感じるようになりました。笑
「これがIVS効果か。」と。

あとはベンチャー界隈、IT業界界隈でecboの知名度が一気に上がり、それはすごく嬉しかったですね。

数年前までecboって何?って感じだったところが、僕の友人や友人の母親までecboという会社を知っている。日本だけじゃなくて海外でも認知が広がっている。すごいことですよね。
今までなかったものを作っているっていうのはやりがいがありますよね。

:後半にかけて勢いがついたというか、今年に向けてすごく良い流れができたなって思いますね。

工藤:ちなみに僕、運勢的に今後3年間はずっと絶好調らしいですよ。笑 今年引いたおみくじも大吉。

:素晴らしい。笑 結構周りには、「もう1周年?」っていう反応をもらうことが多いですね。

工藤:確かに。でも、まだ1年?っていう感覚もあります。
結構周りに、トランプ大統領来日・コインロッカー封鎖は、運持ってるねって言われたけれど、コインロッカー封鎖って毎年あるっていうのをなかなか皆知らない。なので結構狙い通り。笑

去年の1年間は、まぐれって思ってる人ももしかしたらいるかもしれないので、今年1年間に関してはちゃんと去年の施策を再現できるようにします。再現できたらそれはもう実力だから。去年以上のサプライズを今年はできると思います。

:採用にも力を入れていきたい時期ですが、この会社の雰囲気というか、どんな人が弊社に合うと思いますか?

工藤:ベンチャー企業なので、やることがものすごく沢山あります。
また、僕らがやっていることっていうのは、社会に対して全く新しいインフラを作ろうとしているということ。これは荷物預かりだけではなくて、ボタンひとつで荷物を運ぶ事業の構想もそうなんですけど、これから作っていくプロダクトは、今の世の中には全くないものなので、それに対して「自分も全く新しいインフラに携わっていきたい」という人。
特に自分のスキルセット、能力に自信のある人はぜひecboの門を叩いてくれたらなと思ってます。

:次の1年はどういう1年にしていきたいですか?どういうことを達成していきたいですか?

工藤:まずは主要都市エリアを完璧にecbo cloakエリアとして完成させたいと思います。
必要とされる地域、東京・大阪・京都のような主要エリアに関して必要とされる店舗数はこの1年で達成したい。最低限、全国1万店舗を今年こそは達成しないといけないなと考えています。
そこは達成できるとして、プラスアルファの機能作りをできる限り早く実験できたら嬉しい。

:他に伝えたいことがあればぜひ!

工藤:やっぱり僕が代表だからかもしれないんですけど、今の事業に対してはすごくワクワクしているし、世の中にない全く新しいインフラ、当たり前をいちベンチャーが今のステージで作っていくというのはものすごく楽しいこと。

これをやりきったら、この経験は人生の糧にしてもいいんじゃないかって思います。今やっていることを積み重ねていったら、個人的にはこのecboという会社はUberとかAirbnbと肩を並べる、もしくは超える存在になるんじゃないかなという風に考えています。

それに共感して、一緒にやりたいと思ってくれる人、興味がある人はぜひ連絡をください。一緒にランチでも行きましょう!

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