DXCテクノロジー・ジャパンでは、組織活性化を目的とした社内コミュニケーション企画として、代表西川主催のオンラインによるトーク配信「Live talk!」を隔週木曜日に行っています。ここではその中から、西川がインタビュアーとなり、社員と「DXCのカルチャー」から「趣味」まで多様なテーマについて語り合うトークセッションの様子をご紹介します。

西川： 自己紹介をお願いします。

F.K.：2009年に当時のHPへ新卒入社して以来、10年以上DXCに在籍しています。所属はクラウドアプリケーション部門で、データベース周りの専門性を強みとしながら、プロジェクトマネージャーを担っています。

プライベートでは、現在2歳1か月（写真）、0歳1か月の2人のお子さんの育児に夢中とのこと！

西川：データベースと言えばF.K.さん！と社内で名高い印象ですが、何かきっかけはありますか？

F.K.：「データベース管理者」のお客様をご支援する案件に従事したことが、専門性を確立するきっかけになりました。お客様はデータベースに日々接する専任者なので、その専門性を凌駕するために毎日必死に勉強しました。おそらく、この経験から自信を得ることができたのではと思っています。

西川：1つの案件が転機となり、その道を極めることになったんですね！

F.K.：そうですね。決して最初から「データベースの道を極める」といった考えを持っていた訳ではありませんでした。また、DXCは専門性を活かして案件に携わりやすい環境なので、そのオポチュニティも私の更なる研鑽を後押ししたと感じます。

西川：専門性を活かして案件に携わりやすいのは、なぜでしょうか？

F.K.：背景として2点あると思います。1点目は、社内の人的ネットワークがよく機能しており、誰が何を得意としているのかをお互いが認識しているからだと思います。もう1点は、この人的ネットワークを活用して、より専門性の高い社内人材へ相談し、お客様へのサービスを最適化することが当然と考える風土があるからだと思います。

西川：なるほど！F.K.さんも色々な相談を受けると思いますが、そんな中で壁にぶつかった時はどう対処していますか？

F.K.：発想を変えるべく、周囲の人に意見を聞くことを大事にしています。

西川：でも、F.K.さんよりもデータベースに熟練している人は、そうそういないのでは…？

F.K.：課題の多くは、データベースに限った要因を背景としたものではありません。そのため、ビジネス側の視点に立つ同僚に相談したり、お客様から業務都合の問題を聞き出そうと試みたりしています。こうした多角的な視点を取り入れることが、よりよい問題解決に繋がると思っています。

西川：では、プロジェクトマネージャー（PM）としての、マネジメント業務はどう捉えていますか？

F.K.：正直なところ、以前は「マネージャー ＝ ゼネラリスト」だと思って敬遠していました。しかし、実際に担ってみると、自身の強みを活かしてPMの業務ができている点にやりがいを感じています。

西川：強みを活かしたPM、ですか。

F.K.：はい。私はゼネラリストというよりも、スペシャリストであるという自負があります。そのため、今もマネジメントに徹するPMではなく、自身の技術的な強みを活かして、実際に手を動かしながらプレイヤ－兼マネージャーとして動くPMスタイルをとっています。これは理想に近い形で働けているな、と。

西川：理想に近い形ですか。F.K.さんの理想的な働き方について、詳細を教えてください。

F.K.：常に自身の強みに軸足を据え、その立場を活かしてお客様の問題解決に携わるといった働き方が理想です。PMという一般的な役割定義にこだわらず、幅広くお客様や社内の仲間を助けられる存在でありたいと思います。

お客様、社員、ご家族・・・誰にとっても頼れる存在である、F.K.さん！

西川：素敵ですね。そんな「自身の強み」と出会うために、若い人たちへのメッセージはありますか？

F.K.：やってみないと面白さが分からない仕事は、沢山あると思います。私自身、お客様からの感謝を通じて初めて「データベースが自身の強みになるのでは」と気がつくことができました。もし、強み探しに葛藤しているようであれば、まずは目の前の仕事を大切にするのが一番の近道かもしれません。

西川：経験に基づくメッセージには、納得感がありますね。では、最後に一言！

F.K.：社会人5年目くらいまでは、キャリアについて焦る必要はないと思います。目の前の業務を着実にこなしていく中で、「やりたい」「得意かもしれない」と思う瞬間を見つけていってください！