こんにちは!
人事担当のあっこです。
女子大生と人事の交流会
先週の水曜日と土曜日に、24卒の女子大学生が参加する採用イベントに参加してきました。
9つの女子大の学生と、12社ほどの企業が参加するイベントで、
学生・企業共に、両日参加する方もいれば、片方だけの方もいらっしゃいます。
▼イベントの流れ
①まずは全体向けZOOMにて各企業が2~3分企業説明
②企業ごとのブレイクアウトルームが作成されるので、学生は気になった企業のブレイクアウトルームに参加してより深く話を聞く
弊社は2日間とも参加したのですが、
水曜日に実施したきと比べて土曜日は
☑個別のブレイクアウトルームに来てくれた学生の人数が3倍以上
☑インターンのエントリー数が5倍以上
という大きな改善を果たしました。
今回の記事では、なぜこのような改善に繋がったのかをお話します。
相手が求めていることを把握しないと始まらない
まずはこちらを御覧ください。
▼水曜日の採用イベントで使用した資料の表紙
▼土曜日の採用イベントで使用した資料の表紙
…本当に同じ企業?
というレベルで表紙のテイストが違いますね。
これに合わせて中身も全面的に変えています。
なぜこんなに変えたのかというと、
参加している学生のニーズに合わせたから
です。
「デジタルアスリート株式会社」という会社の中身は変わりませんが、
その中で何を伝えるのかを変えることはできます。
1回目のイベントの際、私たちは、参加してくれている学生が本当に求めているものを十分に提供することができませんでした。
こうしたイベントに参加してくれている以上、
きっと、「デジタルアスリート株式会社がどんな会社か」を知りたいと思ってくれているんだろう。
そんなふうに思って資料を作成し、説明を実施したのですが、
当日直接学生に話を聞いてみると
「就活って何をしたらいいのかわからない」
「まだ業界も絞っていない」
「友達が就活を始めたので、自分も焦ってはじめてみた」
とのこと。
そうした悩みを持つ学生に、「うちはこんな会社です!」と伝えるだけでは、十分に学生のニーズに答えられたとはいえません。
イベント終了後、このことを深く反省した私は、即反省会を実施。
そして翌日にはその振り返りを元にして戦略を立て直し、
何もかもを作り変えたのです。
(全部一人でやったように言っていますが、私がマシンガンのように話した振り返り内容を整理して資料を作り直してくれたのは、一緒に採用を担当しているりささんです、ありがたい…)
資料はもちろんのこと、話し手も変え、ブレイクアウトルームでの時間の使い方も変えました。
(水曜日の話し手は私、土曜日の話し手はりささんです。ありがたい…②)
こうした一連の行動が、
☑個別のブレイクアウトルームに来てくれた学生の人数が3倍以上
☑インターンのエントリー数が5倍以上
という成果につながったわけですね。
ちなみに一番変えたのはここ。
▼実際に使用した資料の一部
冒頭の全体向けの企業説明のターンで、会社の説明をしないという選択。
個別のブレイクアウトルームに来てくれた学生に対しても、会社の説明はしていません。
「就活って何したらいいんだろう」
「まだ業界も絞っていないけど、周りが就活始めていて焦っている」
そうした悩みを持つ学生に、我々が提供できるもの。
それは…
後悔しない就活&社会人生活ためのマーケティング活用術だ!!!
ということで、何も決めていない今だからこそ知ってほしいマーケティングの話をしました。
私自身も話しながら、「マーケティングってやっぱすごいな」と思ったので、
今後はより一層、採用の現場にマーケティングの考えをもちこんで、
一人でも多くの学生の力になれるよう頑張ります。