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障害者の戦力化に向けて、最強の組織づくりに挑む!

こんにちは! 株式会社D&I・採用担当です。

前回に続き、今回も『D&Iで働く女性管理職』の特集をお送り致します!

本日の投稿は『障害者の就労前と就労後、それぞれを支えるチームを統括している女性社員』のインタビューです!

障害者雇用に関して、そして女性が活躍しているD&Iに関して、気になる方はぜひご覧ください!

採用担当:安部さん、本日はよろしくお願いいたします!

まずはこれを読むみなさんに向けて、簡単な自己紹介をお願いします。

安部:こんにちは。

私は就労移行支援事業所のワークイズと、障害者の就業フォロー・カスタマーサポートチームを統括している安部桐子(あべ きりこ)です!

14年前(2007年)に産業カウンセラーの資格を取得してから、EAP事業の立ち上げを行い、前職では、障害者のサポートをするチームでマネジメントを行うようになり、もともとやりたいと思っていた「障害者の雇用について」さらに考えるようになりました。

当時は、障害者手帳を持っていない方のサポートが多かったのですが、それでも大変なことばかりで、「手帳を持っている方はどんなに大変なのだろうか」と考えるようになり、D&Iに入社を決めました。

入社してからは、産業カウンセラーの資格を活かし、既に企業にお勤めの障害者に対してカウンセリング等を行いながら、定着のお手伝いをするチームに配属されました。

その後、障害者の在宅支援サービスである「エンカク」チームに配属され、現在は定着支援サービス「ワクサポ」のチーム、そしてエンカクのカスタマーサポートチーム、就労移行支援事業のワークイズを統括し、フロー構築などの業務を行っています。


3つのチームを統括されている安部さん!
プロフェッショナルなお仕事風景です!


ーエンカクについて

採用担当:ありがとうございます!エンカクと言えばD&Iで注力しているサービスの1つですが、具体的にどういったサービスなんでしょうか?

安部:テレワーク型障害者雇用サービス「エンカク」は、業界で初めて障害者のテレワーク雇用を支援するもので、コロナが流行する前から行ってきたサービスとなります。

日本の働き方のモデルは多くが通勤型ですが、身体的だけでなく精神的理由による通勤が困難な方が多くいらっしゃいます。

また、地方では障害者の求人件数が少ないため、働きたくても働けない方もいらっしゃいます。

更に、障害者の雇用にあたって、受け入れる体制やその他社員の労働環境などに不安を抱いている企業があることも事実です。

「エンカク」は、その課題を解決するため、「システム」と「人」でサポートをしていくサービスとなります。

企業と障害者、それぞれのテレワークを支援し、テレワークの障害者へは職業紹介から就業後の研修や業務フォロー等を行い、企業へは在宅雇用スキームの導入に伴う業務切り出しや、就業状況の定期レポート等のコンサルティングを行います。

テレワークシステムの「エンカククラウド」では、勤怠管理や体調管理、タスク管理が行える上に、画面キャプチャ機能がついているので就業状況をリアルタイムで確認することができ、自宅で働く障害者も、業務を依頼する企業も、双方が安心して働ける環境を作っています。

更に、エンカクトレーナーは、障害者の体調面や業務面など、就業全般をサポート。

企業側もトレーナーを介してテレワーカーの障害者のことを理解しながら雇用管理をすることができます。


詳しくは下記のサイトへ!
https://d-and-i.jp/service/enkaku/

ー「義務から戦力へ」を体現

採用担当:なるほど。コロナ前からあったということで、革新的なサービスだと思いますが、実際にどんな価値があると感じていらっしゃいますか?

安部:常に実感しているのは、在宅での就業ができるようになったことで、障害があっても自分らしい働き方を諦めなくて良くなった点ですね。

特に地方の方にはとても喜んで頂いています。

地方ではそもそもの求人数に限りがある中で、障害者枠となると更に数は減りますし、自分に合った働き方や、やりたいことを実現することが難しくなってしまいます。

しかしエンカクがあれば、地元の企業だけではなく、都内や別地域の企業に勤めることも可能となり、選択肢を広げて頂けるようになりました。

エンカクを利用されている方の定着率は90%以上を誇っているんです。

その数字から見ても、たくさんの人に価値を感じてもらっていると思っています。

採用担当:それはすばらしいですね!

在宅で働くとなると、パソコンを使った働き方をイメージしてしまいますが、実際に働かれている障害者の方はどのような業務をしているのでしょうか?

安部:業務内容は本当に多岐にわたります。

もちろんパソコンを使う業務もありますが、制作や印刷業務もあります。

なので、パソコンスキルだけが必要になるわけではありません。

大事なのは「ビジネスマンとしての対人能力や理解力」なので、もしスキルに不安があったとしても、そこはトレーナーを頼って頂ければ、安心して働いて頂けると思っています。

採用担当:なるほど!

実際にフォローをされているカウンセラーやトレーナーの皆さんはどのような方たちなのでしょうか?

安部:定着支援サービス「ワクサポ」のカウンセラーの皆さんは資格をお持ちの方々で、専門的な知識を活かして障害者のフォローと行って頂いています。

「エンカク」のトレーナーは全員が資格を持っているわけではないですが、ビジネス経験や人生経験が豊富な方々で、障害者一人ひとりと向き合う力に長けていらっしゃる皆さんです。

それぞれにカラーがあり、知識や想いや責任感があり、その専門性をお互いが尊重し合える理想的な環境だと思っています。


採用担当:そうなんですね!カウンセラーやトレーナーの皆さんが日ごろ大事にしていることや目標はありますか?

安部:私たちが目指していることは「戦力として働いてもらうこと」です。

D&Iでは「義務から戦力へ」というバリューを掲げていますが、その根幹を担っていると思っています。

障害があることで、活躍できないと思われている方が多くいらっしゃると思いますが、スキルを活かせる場、活かせる方法は必ずあると思っています。

だからこそ、障害者と企業の間で、公平性を保ったコンサルティングを行わなければいけません。

大事になってくるのは、障害をお持ちの方や企業の担当者の方と信頼関係を築くことですね。

障害があることで働くことに対して不安を抱いている方のサポートをするわけですから、相手に寄り添うことが一番大事になります。

しかし、就労のフォローということは、時に厳しくすることも必要となるのです。

そして、年齢や性別や経験されていることも違い、決まったセオリーがない中で、言葉遣いにも配慮しながら、相手にとって気持ちが良い距離感を保つことが大切です。その積み重ねでしか信頼関係は築けないと思っています。


ーワークイズってどんなところ?

採用担当:なるほど、皆さん色々なことに配慮をしながら、サポート業務をされているんですね。

ここまでは就業後のサポートについて伺いましたが、就業前のサポートをしている「ワークイズ」という場所はどういったところなんでしょうか?

安部:就労移行支援事業所のワークイズというところは、障害者の方のビジネススクールだと思ってください。要は、社会に出る為の準備をする場所です。

パソコンの基本的な操作や、面接の準備、働く姿勢など様々な訓練を行っています。


こちらはワークイズの業務風景です!


採用担当:ありがとうございます!今年の7月からワークイズを統括されることになったと伺いましたが、安部さんはどういった役割を担っていらっしゃるんですか?

安部:私が行っていることは、職員の皆さんが専門性を活かしながらそれぞれの役割が全うすることができるようなフローの構築です。

ワークイズでの訓練を経て社会に出るということは、自立に向けた第一歩を担っているわけですから、ワークイズの皆さんは、責任感や熱意を持って業務をしてくださっています。

しかし、利用者一人に対して職員が一人でサポートするというのはもったいないと感じています。

社会にでるとたくさんの人と関わるわけですから、職員も役割を分けてサポートをすることで、利用者さんにとっても色々な人と関わる練習になると思います。

そして、職員が一丸となることで、多角的な視点から訓練を行えるような体制を作りたいと思っています。


ーこれからについて

採用担当:ありがとうございます!

複数のチームをまとめあげるのは大変だと思いますが、実際に統括されてみていかがですか?

安部:そうですね。障害者の戦力化を目指すD&Iにとっては、どのチームも大事なポジションになるので、最初はプレッシャーも感じていましたが、今はやりがいを感じながら気を引き締めて取り組めています。

チームの皆さんは、専門性を活かしながら、それぞれが持っている信念のもと、障害者の就労の入口と出口を守ってくださっています。

私ができることは、そんな皆さんのサポートです。

皆さんが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、最善のフロー構築を行い、達成感や成長を感じてもらいつつ、障害者の戦力化に向けての支援の質を上げていっていただけるようにサポートしていきたいですね。

採用担当:なるほど、ありがとうございます!

それでは最後に、安部さんのこれからのビジョンをお聞かせいただけますか?

安部:日々の業務では、先程の話と重複しますが、引き続き皆さんが支援の質をあげていけるサポートを行っていきたいと思っています。

そして、福祉の目線だけではなく、しっかりビジネスとしてとらえ、障害者のための新しい支援を増やしていけるよう、会社に貢献できればと思っています。

写真を撮る時も快く対応してくださった安部さん!
いつでも明るくパワフルな安部さんは、チームからだけではなく会社の皆に頼られる存在です!
かっこいい女性として、今後のご活躍に期待ですね!


採用担当:ありがとうございました!

D&Iでは「義務から戦力へ」というバリューのもと、障害者の雇用を推進するだけではなく、戦力として活躍できる社会を目指しています!

その社会の実現に向け、一緒に切磋琢磨できる仲間を募集しておりますので、少しでも興味がある方はカジュアルにお話ししましょう!

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