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入学式「らしくない」けど、私たち「らしい」、DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX 2019

こんにちは!デジタルハリウッド広報室の清水です。

前回の投稿は卒業式、ということで、今回は4月7日(日)に行われた入学式のお話を。

デジタルハリウッドの入学式は DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX(以下、「DF」)というタイトルで行われ、今年で24回目を迎えます。DF2019は、デジタルハリウッドが展開する専門スクール・大学・大学院・オンラインスクール、ジーズアカデミー、デジタルハリウッドアカデミー導入校など国内外からアウトプットされた作品の中から、2018年度のNo.1作品を決めるアワードです。これからの学校生活において、ゴールのイメージを最初に共有するために、あえて入学式とセットで開催するのです。

デジタルハリウッドで働く私たちにとっても、この日が一年で一番大きなイベント。直前は担当スタッフの皆さん、本当に忙しそうでした…。初参加の社員は全員客席で見学と、なんとも贅沢な待遇です。

一風変わった入学式

今年の会場はEX THEATER ROPPONGI。900名以上を収容するホールですが、会場直前に来られた方の案内にスタッフが苦労するほどの盛況ぶりです。

まず、第一部は大学・大学院・スクールの合同入学式。デジタルハリウッド株式会社代表取締役社長の吉村からの15か国語スピーチや、俳優 別所哲也さんからも祝辞をいただきました。

一般的な入学式では新入生が登壇して挨拶をすることが多いと思いますが、今回のDF2019では4名の新入生にイベントの司会を務める杉山知之学長がインタビューをするという形で進行しました。

「なぜデジタルハリウッドを選んだのですか?」という質問に、「クリエイターと関わる中で、理解するために自分もクリエイティブを学ばなければと思った」という、高校生の時点で社会人とプロジェクトを立ち上げているような方や、「日本でクリエイティブを学ぶことがずっと夢だった、日本は夢の国!」という留学生も。大学は留学生が全体の3分の1を占めていて、日本でクリエイティブを学びたい!と様々な国から学生が集まります。

また、大学院には、現役の産婦人科医も入学。最近、デジタルヘルスやヘルステックと呼ばれるような、医療×デジタルの分野が非常に注目されていて、大学院は医師の入学が非常に増えています。

スクールの入学生は、自分の持っているスキルをさらにレベルアップするため入学を決めたとのこと。このように、もともとクリエイティブ業界とは関わりが濃く、さらに活躍するために新たなスキル習得をする人も多くいらっしゃいます。

入学時点から自分の目標や夢を明確に語れるなんてかっこいいですね。

いよいよ各賞の発表

第一部となる式典は杉山学長から新入生への激励の挨拶をもって終了。休憩明けの第二部では、いよいよ昨年度のクリエイティブを表彰していきます。

今年で24回目を迎えるDF、より明確な評価基準を設けようということで、ルーブリック評価というものが取り入れられました。この多角形のグラフ、きっとみなさんも一度は見たことがあるはず。項目は、知能や技能、表現力等に加え、デジタルハリウッド独自の観点(エンターテイメント性)の計6つで評価されます。

①インタラクティブコンテンツ部門②グラフィックデザイン部門③CG・映像部門の3部門から、各賞が発表されるのですが、それぞれの個性やスキルが光る作品ばかりで驚きの連続。早く実際に世に出てほしい、と思うものばかりです。デジタルハリウッド大学の卒業制作展で来場者から人気のあった作品も多かったですね。

受賞者のインタビュー映像もあったのですが、共通するのは「自分」を起点にしているということ。
自分が好きなもの、自分が困っていること、自分が伝えたいことを作品を通して表現したり、解決したり。実は生活の中に問題か解決のヒントがあるのかも、と思いました。

私たちが日々の中で感じている、「こんなものがあったらいいな」「こんなものつくりたい」は、方法を知らないから実現できないと思っているだけで、本当は自分の手で生み出すことができるのかもしれませんね。

あれもすごい!これもすごい!と驚いていたら、あっという間に受賞者全員の発表が終了。

続いてWebでの観客投票に移ります。QRコードを読み込んで、投票したい作品をタップするだけ。テレビを見ながらdボタン押して参加しているみたいな感覚でした。

投票結果が出るまで、受賞には至らなかったけれども素晴らしかった作品をいくつか上映。これもレベルが高い作品ばかりで、ここに至るまでの審査も接戦だったのだろうなと感じました。

そして、学長賞等の発表が終わり、どきどきの観客賞の発表です。

会場全体が耳を傾ける中、発表された観客賞受賞者は、グラフィックデザイン部門ベストデザイン賞を受賞した大学卒業生の小堀さん!

作品は、Podという、水族館のいきものを楽しく勉強できるアプリ。こちら大学の卒業制作展でも観客賞を受賞した作品でした。アプリの中身はもちろん、デザインにもかなり手をかけたそうで、すごくかわいい!発案からデザイン、アプリ制作まで一人で作り上げたのだから驚きです。まさに大学4年間の集大成ともいえる作品でした。

そして最後は昨年度の一番を決める、グランプリの発表。

もはや誰が受賞するのか、予想もつかないほどハイレベルな作品の中、グランプリを受賞したのは、またもや小堀さん!おめでとうございます。ベストデザイン賞も含め、三冠受賞に会場全体もワッと盛り上がりました。

とはいえ、どの作品がグランプリを獲得してもおかしくないくらい、素晴らしい作品ばかりでした。

参加した新入生にとっても、今後のデジハリ生活において良い刺激になったのではないかと思います。このステージに立つことを一つの目標にして頑張ってほしいです。

Entertainment. it's everything!

「Entertainment. it's everything!/すべてをエンターテイメントにせよ!」は大学の精神を体現したタグラインですが、まさにすべてがエンターテイメントの一日でした。あの式典特有の異様なつまらなさゼロで、すっかり楽しんでしまいました!私も来年はスタッフとしての参加になると思いますが、今からとても楽しみです。

デジタルハリウッドは、学生だけでなく社員も教員も、何が楽しいか、面白いか、常に考えているような環境です。デジタルやクリエイティブの進化を体感しながら、主体的にアイデアを実現していくような働き方をしたいと思っている人にはぴったりの職場です。

気になった方はぜひ「話を聞きに行きたい」を押してみてくださいね!

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