「地方におけるブランディング」という言葉を可視化してみて、ブランディングに必要な要素をテーマに書いてみる。
必要な要素その①「ブランドが持つ意思」
いきなりの結論。
これがブランドを構築していく上で、最も重要な要素。
Q.「意思ってどう作ればいいいのか?」
A.「意思=想い」
初回の面談や相談を受けた際にこの質問が出た時点で、そのビジネスちょっと待った!をかけた方がいいな。と、思う時もある程。
その意思を伝えるための課題は何か?その為にどんな手段が必要か?
そこで、僕たちの仕事はこの意思を表現し、その意思を伝えるべき人に伝えるデザインをする。
岐阜という地方都市で活動しながら、DESIGN HI-がディレクターとデザイナーが共同でクリエイティブを進める理由もここを大切にしているからである。
全ては意思(想い)から始まる。
これは、僕たちの理念である「想い灯す」にも通じのである。
必要な要素その②「ブランドの意義」
意思があると、意味を問うこととなる。
「それって本当に意味があるのか?」なんて事考えた事ないだろうか。
僕たちはこの思考作業を無駄だと思わないようにしている。
何故ならその問いを追求し続けることによって、「意義」へと変化する。
先ほど説明した、ブランドの意思の始まりも、様々な”意味”を問いだした結果であると思う。
地方でも、単にお金だけを儲けるという独善的な考え方ではなく、「地域、社会、未来」に対して両立して考えていく事が必要とされつつある。都市部の大企業だけでなく、岐阜県のようなローカルエリアの中小企業、さらには小さなお店にも求められるようになったと感じる。
意味を問い続け、意義に発展させる事で、自社の価値にも繋がり、ファンづくりにも役立つ。
これがDESIGN HI-のクライアントワークで実証する、ファンマーケティングとブランディングの兼ね合わせでもある。
僕たちは何者か。
地方で「ブランディングデザイン」という仕事をしていると、ブランディングに対して上面の会社が多いのがよく目立つ。あまり角が立つ言い方はしない。(もう遅いか)
地方だからこそブランディングが必要な時代。
「DESIGN HI-は何屋さんなんですか?」とよく聞かれる。
それが僕たちっぽい。
それが「ただのブランディングデザイン屋さんです」なんて答えたりする。