DeNAでは、社内の人材・組織開発を支援する取り組みとして、ピープルアナリティクスのチームを2017年に設置。さらにその取り組みを強化するため、2019年に人事データを収集・分析するHR Techのチームを立ち上げました。収集したデータは、事業部を担当するHRビジネスパートナー(以下、HRBP)にリアルタイムで連携。人材配置の最適化や、社員の能力を活かす仕組み作りをバックアップしています。
定期的に行われる1on1やミーティングを通じて話される個々のやりがいやキャリアプランといった人事データを、いかに可視化して人材開発、組織開発に活かしていくのか。今回は、ヒューマンリソース本部人材企画部テクノロジーグループのグループリーダーを務める澤村 正樹(さわむら まさき)に、DeNAのHR Techチームの特徴や取り組み、今後の展望について聞きました。
目次
- 分散しがちな人事データを整理して組織開発に役立てる
- 社内の細かい要件に応えられるよう、データ収集ツールを内製化
- データが整理され、組織の状況が形式知化
- エンジニアの技術力で組織の「モノづくり」ができる