計16年、アパレル系企業で店舗運営・本社勤務・配送のキャリアを積んできた堀川さん。50歳で当社に入社し、現在社歴3年。企業の役員などの対応をメインで担う、コンシェルジュドライバーとして活動しています。アパレル関連でキャリアを積んでいた堀川さんが当社に入社した理由、コンシェルジュドライバーになるまでの道のりに迫ります!
【プロフィール】堀川 圭三(ほりかわ・けいぞう) 53歳
アンティーク家具・雑貨店に8年間勤め、店長として販売・アルバイトの育成・店舗運営を担う。その後、全国の大手ショッピングモールに店舗を構えるアクセサリー関連企業の本社にて、商品の仕入れ・管理、新店立ち上げを経験。5年務めた後、ウェディングドレス配送会社に転職。2015年2月に大稲自動車へ入社。2018年1月より「株式会社 福岡ハイヤーサービス」に異動し、コンシェルジュドライバーとして活動中。
好きな言葉は、「笑う門には福来たる」。休日でも仕事の日とほぼ同じ時間に起き、ウィンドウショッピングなどに出かけるアクティブ派。
【大稲自動車・福岡ハイヤーサービスについて】
創業1950年、歴史ある企業でありながら、タクシー業界にイノベーションを起こし続けている。10年以上前から先駆けてプレママタクシー・こどもタクシーを開始。2016年には国内外VIP向けのツアーサービス、行政・地元企業との共同プロジェクトを手掛ける福岡ハイヤーサービスを設立。2018年8月には、国内大手も未だ実現していない米国リムジン会社のM&Aを実現。大稲自動車から福岡ハイヤーサービスへのキャリアアップ以外にも、海外勤務というキャリアルートも確立。
“人”と関わりながら、“息の長い仕事”を
―これまで、接客や店舗運営、商品管理、配送のお仕事を経験されています。当社への入社理由はどのようなものだったのですか?
はい、これまでアンティーク家具店・アクセサリー関連企業・ウェディングドレス配送会社に勤めてきました。全くジャンルが違う3社ですよね(笑)。ただ、私は昔から人と話すのが好きなので、転職の際、それだけは大切にしてきました。関わる相手はその時々によって違っていましたが。1社目では直接商品を購入してくださるお客様で、2社目では商品の卸業者や全国にある各店舗のスタッフ、3社目だとクライアントである結婚式場の方々という感じです。なので、「人と接する仕事」というのは、転職の際も自分の中で大前提となっていました。
もう1つの理由は、直前の仕事がウェディングドレスの配送だったことから、結婚式の送迎の仕事がしたいと思うようになったんです。結婚式場へドレスを納品する際に、新郎新婦の送迎をするドライバーさんと話す機会もあり、晴れの日に関われる仕事で、且つ長く続けられる仕事だなと。
さっそく結婚式の送迎の仕事を探してみたんですが、これがなかなか見つからなくて。結婚式は一生に何度もないことなのでドライバーの仕事も希少性が高かったんです。そんな時に、大稲自動車の「ウェディングタクシー」というサービスを見つけて、「これだ!」とすぐに応募しました。
二種免許取得からスタート。半年後には“需要のありか”も掴めるように
―なんと、「結婚式の送迎をしたい」というのが入社理由だったのですね。全く未経験の業界に飛び込んだわけですが、入社後はどのように慣れていったんですか?
結婚式の送迎がしたくて入社したわけですが、とは言え未経験なので、まずは一般のお客様を送迎するドライバーとして勤務することになりました。正直、「やっていけるかな…」という不安はありましたね!ただ、入社時は二種免許も持っていない状態だったので、結婚式の送迎を担当するためにもまずはドライバーとして頑張ろうと思ったんです。
▼日勤ドライバーとして勤務スタート
入社後まずは二種免許を取るために教習所に通うことからスタートしました。もちろん取得期間中は出勤扱いで、取得費用は会社が全額負担してくれました。その後は、新人研修や現役ドライバーによる先輩研修でドライバーとしての基礎スキルを身に付けていきました。
先輩ドライバーからは運転技術以外にも、いつ・どこに行ったらお客さんの需要があるかというアドバイスももらっていて。情報を独り占めするとかは一切なく、どんどん情報交換しようというスタンスでしたね。
また、一般的にタクシーは街中でお客さんを乗せる「流し」がほとんどですが、大稲自動車は予約が多いんです。だいたい3割くらいはホテルや企業からの予約で、結婚式場からの依頼で新郎新婦の親族を送迎したこともあります。
▼半年ほどで要領を掴み、ドライビング技術も習得
どの時間帯に・どこに行ったら良いかというお客様の需要が把握できてきたのが、入社半年経った頃だったと思います。要領が分かってきたので、精神的にも余裕が生まれました。給与も目指している金額をずっとクリアしていました。
ただ、臨機応変さはとても鍛えられました!当たり前なのですが、街中でお客さんをお乗せした場合、お客様が乗車されるまでどこに行くか予定が分からないんです(笑)。5分ほどの近場という場合もあれば、数時間かかることだってあります。
私はあまり普段からバスを使わないということもあり、「●●というバス停の近くに行きたい」と言われると大変でしたね(汗)。住所だと分かるのですが、バス会社も複数あるのでバス停の名前では目的地がすぐに把握できないこともあったり。そんな時はお客様とコミュニケーションを取って目的地を把握するしかないので、分からないからこそ生まれる会話を楽しんでいました。
実は、転職を考えた時期もあった
―それは対応力が必要ですね…!ピンチをチャンスに変えていたということですね。では、コンシェルジュドライバーには、どのような経緯でなったのですか?
ちょうど入社1年が経った2016年4月に、国内外VIPや観光ツアーの対応をする「株式会社福岡ハイヤーサービス」が設立になって、異動の話をもらったんです。設立時は組織体制も整っていなかったのでタイミングをみて、組織やサービスが整ってきた2018年1月に異動、コンシェルジュドライバーとなりました。
実は、コンシェルジュドライバーになるまでの期間は正直、不安もあって、転職を考えたこともありました。理由は、将来性と安定性。将来性としては、元々、結婚式の送迎がしたいというのが入社理由だったので、それが本当に実現できるのかということ。安定性としては、給与面・業務内容ともにより安定させたいと考えていました。
ただ当社は、福岡ハイヤーサービスへステップアップすることを口約束で終わらせず、しっかり実現してくれました。会社の誠実な姿勢を感じて、ここにとどまって頑張ろうと思いましたし、会社との信頼関係もより強くなったと感じています。
これまで1日15件だった運行件数が、1~2件に!?
―赤裸々に話してくれてありがとうございます!コンシェルジュドライバーへのキャリアルートによって転職を踏みとどまり、より気持ちも前向きになったのですね。今はコンシェルジュドライバーとしてどんな業務をされていますか?
今はコンシェルジュドライバーとして、予約をいただいたお客様の送迎をしています。念願叶って、新郎新婦の送迎もさせていただいています!運行業務が全体の約8割で、1日1~2件のご予約に対応しています。私は、企業の役員送迎・九州の不動産を見に来られたビジネスマンの方など、ビジネス関係のお客様対応をすることが多いですね。1件の運行時間は1~8時間で、ご予約の内容によって本当に差があります。ただ、流し業務メインだったドライバー時代は、1日15~20組くらいお乗せしていたので、数は少なくなり質が高まったという感じです。
その他には、運行準備として目的地やルートを事前に調べたり、車両管理としてタイヤの消耗など車両の点検・メンテナンス、新人教育をしています。
海外展開を皮切りに、この先、面白い展開が待っている
―最後に、今後の目標を教えてください!
個人としては、自分の強みとなる分野を確立させていきたいです。観光に知見のあるメンバーは他にいるので、私で言うとビジネス関連の対応だと思っています。スピード感やこれまでのビジネス経験を活かしていきたいです。
会社としては先日遂に、ロサンゼルスの日系リムジン会社の買収が実現し、これから本格的に海外展開に着手していきます。もちろん手探りの部分もありますが、それについて不安はあまり感じておらず、期待感が大きいですね。面白い展開になると思うので、自分も一緒に事業・サービスを拡充させていきたいと思っています!
―堀川さん、ありがとうございました!
約束します。「年齢」はハンディキャップになりません
新たなチャレンジに年齢なんて関係ありません。大稲グループには10~20年の社会人経験をもって入社してきたメンバーが多く、30~50代がボリュームゾーンです。年齢を重ねると転職が難しくなるということは一切ありませんし、これまでのキャリアや個性を活かしていただきたいと考えています。
また、経営陣・幹部も30代後半~50代ですが、とてもエネルギッシュ。年齢に関係なく、活躍できるフィールドをご用意してお待ちしています!少しでも気になった方は、ぜひご応募ください。
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