「就活生の横流し」への疑問から始まった体育会学生専用キャリア支援の面談サポートの内容とは?
体育会学生専用のキャリア支援事業を始めるにあたっての想い
こんにちは、CSParkCareerの中島です。
「スポーツで日本の未来をつくる」
そんな想いを胸に始めた、体育会学生専用のキャリア支援事業。
体育会学生が『就活3強』と言われる一方、学生達は4年間の集大成として部活に力を入れるあまり、”就活”と”部活”のバランスが取れていないという背景があります。
今となっては楽しく、学生のためを想いキャリア支援をしていますが、実は最初、この仕事をしたくなかったんです。笑
その理由は、このキャリア事業を立ち上げた経緯にもあるのですが、もっと体育会学生が色々な部活動で培ってきた経験を活かしていける、個人個人のビジョンや目的をもって働いていけるような世の中を作りたいなと思った時に、キャリアイベント事業であれば、企業さんが来て、しっかりと学生さんが自己分析・企業分析をして、出逢いの場になっていけるというところで利益が発生するけれど、人材紹介の場合には、その学生が、企業に入社をしたら報酬としてお金がもらえるというビジネスになってしまうので、人材エージェントは良く言えばマッチングビジネス。悪く言えば就活生の横流しみたいだな。と、この業界を見ていました。
なので、今のままでのビジネスモデルではキャリア支援はやりたくないと思っていました。
自分がキャリア支援に関わるならいかに学生を紹介した会社に入れるかみたいな感じではなく、もっと教育視点を強く持って行いたいと思いました。
どれだけ価値観を引き出せるか。そして学生自身が自ら考えて就活が出来る。いうなれば、もっと考えながら、目的を持ちながら生きていける体育会学生の人材を育成したいという想いをもってエージェント業をやるという強い想いを持って取り組むようになりました。
なので、他の会社では1面談30分等でやるケースを聞きますが、弊社では1面談2時間くらいやっています。時には3時間を越えることもあります。
3時間くらい面談をして面談ルームから出ると「まだ同じ学生と面談してたの!?」という目でうちの社員が僕を見てくることも多々あります。笑
さすがに3時間やると僕も学生も少し疲れてしまいますが、やりきったあとには面談の当初とは全然違う表情をして帰っていってくれるのはとても嬉しいです。
このような形で学生のことを心から想い、どうやったら目の前の学生が最高のキャリアを歩むことができるのかを日々本気で考えて面談をしています。
前置きが長くなりましたが、本日は実際の面談の様子を実際に面談にきていた学生のインタビューからお伝えできればと思います。
体育会学生にありがちな興味や関心で企業選びをしていた学生が数回の面談を経て、価値観で企業選びをするようになった事例のご紹介です。
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興味関心で見ていた就活から、価値観で見る就活へ
CSParkCareer面談事例 M大学アメフト部マネージャー
興味・関心で選んでいた就職活動。
旅行や保険業界から就職活動で大きな転換をし、大手コンサルティング企業へ内定を獲得。
そんな元アメフト部マネージャーの就活ついて伺いました。
就職活動を振り返ってみてどうですか?
最終的に自分が納得いく企業を選び、内定を頂いたので、本当によかったですが、予想以上に時間がかかってしまったのもあって、もうやりたくないですね笑
今更ながら、就職活動の初期は興味・関心で企業選びをしてしまい、自己分析を怠っていた自分を少し後悔しています。
どんな就職活動をしてましたか?
スケジュール的には一般的な学生と同じでした。
12月中旬から部活動の監督や、そのつながりから就活のやり方を学び、6月に就活を終える。というような流れですね。
しかし、私の大きな過ちは幅広く業界を見ることはせず、一番興味のある『旅行業界』を中心に大手企業しか見なかったことでした。
旅行業界には縁がなく、全落ちしてしまいましたが、大手生命保険会社からは内定を得ることができました。
そこで就職活動を終えることもできたのですが、納得することができず、9月中旬まで就職活動を続けました。
就活前半と後半ではなにが変わりましたか?
一言で言うと自己分析ですね。
今まで自己分析は自己流で、あまりしてこなかったのですが、CSPark Careerの中島さんとの面談で自身の人生を振り返った時に、自分では全く気づいてなかった価値観を発見できたことが契機でした。
それをキッカケに、本当に就活についての考え方が変わりました。
いくら興味ある仕事をやったとしても想いに共感しなければ頑張り続けることができないと思い、企業の『想い』ないしは『理念』に共感できるかを見始めました。
内定先を大手コンサルティングにした理由は?
一番は理念共感です。『心得』というものがその企業にはあるのですが、その部分に共感したことが一番大きいですね。
また、コンサルティングという仕事自体がやりがいを感じれるものだと思いました。
生命保険会社からも内定はいただいていたのですが、クライアントの会社に駐在し、ルーティンを繰り返すことにやりがいを感じられそうになかったんです。
しかし、コンサルティングという仕事では、様々な企業課題の解決を目標とし、プロジェクトごとにアサインされることが魅力的でした。もっと挑戦的にアグレッシブにできることが多い環境の方が人生の糧になることを学べると想い、この会社に決めました。
CSPark Careerを使ってみてどうでしたか?
1月頃のセミナーに参加したのが最初だったんですが、面談を本格的に利用したのは6月頃ですね。もっと早く利用しとけばよかったと今更後悔してます。笑
初めて自己分析をしていく中で、自分の価値観の『発見』と『言語化』の連続でした。ここまで自分と向き合ってくれる体育会の人材会社さんは初めてで、信頼できました。
他の企業もいくつか利用した経験はあるのですが、どこも紹介先からフィー(報酬)がもらえるからなのか、自分のことを思ってくれているのか疑わしかったんです…
ここでは、一対一で本当に自分がどう思っているかを分析し、どう選択したいかという方針は寄り添い考えてくれましたが、決断は自分に一任してくれました。
そのあとも不安と葛藤しながら就活しているのですが、ずっと寄り添ってくれながら1つ1つ疑問や不安すべてを可視化することができ、面談をしていくうち鮮明になってきました。
私もそうだったのですが、体育会だからって就活が有利に働くわけではないし、なんとなく大手というだけで選んでほしくない。
自分で自己分析をし、自分を持つことが何よりも大事であることをもっと多くの人に知ってもらいたいです。
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以上、面談サポートを受けた学生の生の声でした。
最後に
弊社に来てくれる学生は、このように、なんとなくの就活から、目的意識、価値観を大事にして就活を終えてくれるケースが多いです。
ただ、上記のような学生がいる一方、何も変えてあげられない、何も価値を発揮できずに面談を終えてしまうことがあるのも、また事実です。
そして、冒頭にも記載したように、就活に対して時間が割けずに適当に企業を決めてしまう、就活浪人という判断を簡単にしてしまっているという体育会学生も多く存在します。
だからこそ、私達CSParkCareerが、そういった学生の支援を行い一人でも多くの学生がより輝ける人生を送るためのお手伝いをできればと考えています。
一見非効率とも言われている長時間面談や心から学生のことを思って行う面談方法は、決してぶらさずに今後もキャリア事業を展開していきたいと思います。