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【社員インタビュー⑧】40代のおっさん社員がプログラムを学んでみた。

だいぶ久々のブログです。またサボってすいません。

昔は、プログラマ、35歳限界説と言われ、それ以降は「おっさん」と
揶揄される時代が有ったと記憶していますが、人手不足いや、能力の向上から
普通に我が社でも50代でもバリバリコードを皆さん書いています。
じゃあ、40代で経験もなくプログラムを始めた場合どの程度まで出来るのか?
という疑問がある人もいるかもしれません。
そこで今回、40代からプログラム教室に通い始めた社員にインタビューしてみました。


▽登場する社員
池 田:サッカー大好きで最近プログラムも始めたWEBディレクター
出 井:元特命求人強化係。歌って踊れる広報担当を目指す!

■プログラムを学ぼうと思ったきっかけ



出 井:
あのー、元々ディレクターだったと思いますが、失礼ですがなんでいまさらプログラム学習を始めたんですか?
池 田:
子供の頃からコンピューターは好きで、高校生の時はPC88という8bitパソコンを持っていたんですが、本格的な開発経験がありませんでした。その後、WEB制作やIT開発の業界に入ってもディレクター職が長くて”自分で作る”までには至りませんでした。
なので、ビルゲイツやザッカーバーグのような自分の考えでソフトウェアを作れる人間に昔から憧れて、最初は個人学習をしていたんですが、、忙しいを言い訳にしていて全く学習しない。去年の夏に意を決してプログラム教室に通いました。
出 井:
すいません。その頃のPC詳しくないのですが、昔から興味は有ったんですね。
私は真っ黒な画面がと英語と言うだけで固まってしまうような人間なんですが、そういうアレルギー的なものは無かったってことですか?
池 田:
逆に興奮を覚える方だったのですが、入学した途端に挫折しましたね。
僕が入学した「G'sAcademyFukuoke(ジーズアカデミー福岡)」(以下「G's福岡」という)は毎週課題が出てコードを書いて形にしないといけないのですが、最初は考えても頭が付いていけないくらい辛かった。それでも、同期の人間の半分は全くの素人なのに同じレベルの課題を仕上げてくる。
何十年と制作の現場にいたのに、コード自体は彼らの方が何倍も速く書くことが出来ていて意気消沈してました。
出 井:
やっぱり同期生は優秀な方が多かったんですか?
池 田:
僕が行っていた「G's福岡」は卒業後の起業も視野にして、卒業プロダクトを作っていく場所だったので、もちろん優秀な方も多かったんですが、それ以上に”個性”が皆際立っていて毎回刺激的でした。でも、その内の半数は業界未経験の人ばかりで理解も大変だったと思うのですが、結構多くの人たちが短い期間で最後までプロダクトを作り上げていましたね。
もちろん当社の技術者が刺激的ではないと言う訳ではないのですが、同じスタートラインの人間が何十人かいて向上心をもっている場と言うのは、社内ではどうしても作りにくいです。その環境が半年も有ったのはとても良い経験でした。

■素人がプログラムを学ぶ心構え



出 井:
素人でも結構出来る様になるものなんですね。
通っている時に何か意識した事ってあります?
池 田:
学習時に意識したのは、継続性ですね。
一日でもPCに触らないと忘れちゃうし、意欲が減ってしまうので5分でもいいから向かい合う。これは最初に担当してくれた講師の人にコツを聞いたら同じく”継続性”と答えていたので今でもやっています。何かをやるときに重要なのは、ベタですが「やる気」と「環境」。
主婦や学生の方でも2か月でJavascriptでゲームを作ってたり、この世界は傍から見るよりもはるかにスキルの伸び率が高いと実感しました。
なんでもっと早くやらなかったんだろうと思います。
出 井:
あのー、私からすると会社から帰ってからもPC見るのが考えられないのですが?!
池 田:
うーんと、まだ学習初心者の身なのでなんとも言えないですが、
僕は別に毎日PCだけじゃなくて、スマートフォンで学習サイトを開くだけでもOKとしています。
5分でもいいから新しい知識を入れてみるだけでも継続性は保たれていると感じます。

■実際につくってみたらどうなった?



出 井:
で、結局どんなのが出来たんですか?
池 田:
「GGA(GlobalGeekAudition)」という卒業発表があったのですが、その中で趣味で繋がるイベントマッチングサービスを発表しました。が、、、、

▽「GLOBAL GEEK AUDITION」
https://gsacademy.tokyo/news/2019/02/000327.html

出 井:
が、、、、?
池 田:
順位は16名中16位と断トツの最下位でした(笑)
出 井:
地方都市・福岡でも、ライバルは多かったんですね(笑)
池 田:
観衆を前のピッチは初めてだったので緊張しましたが、同期は年下なのにみんな落ち着いていて感心しました。優勝したのも、やはり一番テンポが良くてプロダクトも面白い登壇者でしたね。

■今後の取り組み


※池田さん(写真左)とお世話になった講師の方(写真中央)とその時の優勝者(写真右)との写真。ちなみにみんな年下だそうです。

出 井:
現状はどんなことをやっているんですか?
池 田:
卒業制作で作ったプロダクトは一旦止めて、別の発想のツールを作り始めています。
自分で仕事でWEBサービスを企画していても思うのですが、新規プロダクトはプロダクト以上にメディアが重要なのかなと思います。プロモーション用のティザーサイトやLPを作ったりすると思いますが、それで一定の反応が無いと本体がリリース後の集客は相当苦労します。なので、自分の技術レベルと勘案して狙っている層が喜んでくれるツールを提供して反応を見るまでをひとまずのゴールに考えています。6月完成予定だったのですが、夏にリリース出来る様頑張ります。
出 井:
そうですよね。作った後の展開って重要ですからね。
やってみて、業務に活かせる部分ってどんなことがありました?
池 田:
うちの様なシステム会社は開発力が有ってなんぼなので、現状のアプリやWEB開発の水準をキープしつつ、それに対してプラスアルファな展開を現実的に提案できるようになりましたね。
今までだったら、スマートフォンでちょいと難しい処理の依頼が来たらネイティブアプリを作って対応していましたが、最新のフロントエンド技術の長所や短所を知った事で、
サービスが成長に時間が掛かると予見される場合はWEBから始めて、初期はPWAで対処するとか選択肢が広がりました。
あと、最近のフレームワークで多用されているMVCモデルの長所も実感しました。
クライアントのソースコードによっては、まだまだ整理されていない部分も多いので、今後大規模なリファクタリングや、新規プロジェクトに入る場合はいまのフレームワークの良さも活かしたものに徐々に変えて行ければなと思います。

40代でプログラムを勉強というのは、一見無謀に見えるかもしれませんが
何か形あるモノを作る創作意欲と言うのは何歳になっても衰えないのだなと感じました。

「おっさんでも出来る!」「俺なら秒で出来る!!」と
勇気をもらった若人からの応募お待ちしてます!!

▽求人応募はこちら
http://d-nami.co.jp/recruit/

※文中で出てきたジーズアカデミー福岡さん、第4期生を募集しているそうです。
https://gsacademy.tokyo/fukuoka/

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