サイバーレコードのEC事業部でチーム長を務める名取早紀さん。アパレル業界で店舗運営に携わった経験を経て、現在はECコンサルタントとしてクライアントの売上向上に向き合っています。お客様の商品を深く理解し、「どうすればその魅力を最大限に届けられるか」を考え続ける姿勢が印象的です。
今回は、そんな名取さんに、これまでのキャリアや現在の仕事、クライアントとの向き合い方、そして今後の挑戦についてお話を伺いました。
目次
今の仕事とこれまでのキャリア
サイバーレコードとの出会い
現在の業務と仕事のやりがい
チームの雰囲気と働く環境
今後挑戦したいこと
未来の仲間へのメッセージ
今の仕事とこれまでのキャリア
―― まずは、部署や役職、現在の業務について教えてください。
名取さん:
EC事業部に所属していて、クライアントのEC運営をご支援しています。具体的には、楽天やYahooなどのECモールに出店されている店舗さんの売上をどう伸ばすか、戦略立案から実行までをチームで行っています。クライアントの業界としては、コスメや美容健康ジャンルが中心で、美容家電やボディケア用品などを扱う企業さんが多いです。
余談ですが、この仕事をしていると、自然と市場のトレンドにも詳しくなるんですよ。例えば「今どんな美容家電が売れているのか」といったことは日常的にチェックしていて、モール内の売れ筋商品や検索キーワードなどはよく見ています。仕事としての分析でもありますが、単純に「これ流行ってるんだ」と知るのも楽しくて(笑)、そういう部分もこの仕事の面白さの一つですね!
役割としてはチーム長を任せていただいて、個人で売上や利益を最大化するというよりは、チーム全体でどう成果を出すかを常に考えています。売上や利益の最大化がミッションではありますが、目先の数字だけでなく、中長期的にどう成長していくかも含めてご支援しています。
―― これまでのご経歴についても教えてください。
名取さん:
出身は千葉で、前職は関東のアパレル企業で店舗運営をしていました。店舗の売上をどう上げるかを考える仕事で、接客や売り場づくり、在庫管理など幅広く関わっていました。
前職時代で印象に残っているのは、社内コンペで関東ブロック1位を獲得した経験です。売上だけでなく、接客の満足度や売り場の作り方、在庫管理の精度など、店舗運営全体を総合的に評価されるコンペで、関東エリア約200店舗の中で1位を取ることができました。50人規模のメンバーと一緒に、それぞれの役割を細かく分担しながら改善を積み重ねていった結果だったので、純粋にとても嬉しかったですし、チームで成果を出すことの難しさと面白さを強く実感した経験でした。
この経験は今の仕事にも活きていて、チームで成果を出すために一人ひとりの役割を理解することや、コミュニケーションの大切さはずっと意識しています。
サイバーレコードとの出会い
―― 前職は関東にいらっしゃったとのことですが、そこから熊本の会社に転職されたのはどんなきっかけだったのでしょうか?
名取さん:
当時は店舗というオフラインの場でどう売上を伸ばすかを考える仕事だったのですが、社内でも店舗数の減少が見えるようになり、今後はオンラインが中心になっていく流れは肌で感じていました。さらに、戦略もAIの導入や全店舗での共通化が進んでいく中で、店舗ごとに施策を考える余地や、自分自身が主体的に売上づくりに関わる実感が少なくなってきていました。
ちょうどそのタイミングで、家庭の都合で熊本へ引っ越すことになり、改めて今後のキャリアを見直す中で「EC業界に挑戦したいな」と思ったんです。市場としても伸びている領域ですし、より主体的に売上づくりに関われるのではないかと考えました。
熊本でEC関連の仕事を探していた中でサイバーレコードを見つけました。ECに強みがありながら、ふるさと納税の支援など、地域や社会の役に立つ事業をやっている点にも魅力を感じました。
―― 入社の決め手は何だったのでしょうか?
名取さん:
実は、もともとはデザイナー志望で仕事を探していたんです。結構いろんな会社を調べて検討していたのですが、その中でもサイバーレコードはデザインのクオリティが高く、実績を見ても「ここならしっかり力をつけられそうだな」と感じたのが最初の印象です。
前職で店舗に立っていた経験があるからこそ感じるのですが、オフラインでは接客を通じて商品の魅力を直接伝えることができますよね。一方でECはそれができない分、ページのデザインや構成がその役割を担うものだと思っていて。そういった意味で、デザインが売上に与える影響はとても大きいと感じていました。
実際にサイバーレコードの制作物を見たときに、すごくしっかり作り込まれていると感じて、自分もこの環境でECやデザインに関わってみたいと思ったのが、入社を決めた大きな理由です。
―― 入社前に感じていた期待や不安はありましたか?
名取さん:
一応独学で勉強してはいたのですが、デザイン未経験だったので、正直最初は不安でした。ただ実際に入社してみると、しっかり教えていただける環境があって、ゼロからでもスキルを身につけることができました。
入社当初は、クライアントごとにデザインから運用まで一人で担当していました。その後、組織の成長とともに役割も分かれていき、現在入社して3年目になりますが、現在はクライアント折衝や戦略立案といったフロント業務に専念しています。
変化が多い会社ではありますが、その分、自分のやりたいことに挑戦できる環境だと感じています。
―― その後、また千葉に戻られて、現在は東京オフィスで勤務されているんですよね。
名取さん:
はい、入社して1年半経った頃ぐらいに、また家庭の都合で千葉に戻ることになってしまい...そのときは一度退職しないといけないかな、と思っていました。ただ会社に相談したところ、「ちょうど来年東京オフィスが立ち上がる予定だから、それまではリモートで続けてみないか」と言っていただいて。なのでそこから1年間は千葉からリモートで働いて、今は新しくできた東京オフィスに所属して働いています。
個人の状況に合わせて柔軟に対応してもらえたのは、とてもありがたかったですし、こういう環境だからこそ長く働けるんだなと感じました。
現在の業務と仕事のやりがい
―― 1日の業務の流れについて教えてください。
名取さん:
朝はまず担当クライアントの売上を確認して、課題を洗い出すところから始まります。その後、問い合わせ対応やタスク整理を行い、朝礼でチーム全体の状況を共有します。
午前中は分析や戦略立案に時間を使うことが多く、午後はクライアントや社内でのミーティング、夕方以降は提案資料や報告資料の作成を行う...というような流れです。
ただ、実際にはイレギュラーな対応も多くて、楽天のキャンペーンやクライアントの状況に応じて急な提案が必要になることもあります。そういった状況に合わせて優先順位を考えながら、柔軟に対応していく仕事ですね。
―― 仕事の中で特に意識していることはありますか?
名取さん:
クライアントごとに課題は異なりますが、共通して大切にしているのはLTV(顧客生涯価値)を意識した支援です。サイバーレコードは売上に対して成果報酬をいただく形なので、極端な話ですが、広告費を増やしたり値引きをしたりすれば売上を伸ばすこと自体はできてしまうんです。ただ、それによってクライアントの利益率が下がってしまったら、本質的には良い支援とは言えないと思っていて。
委託していただいている以上、クライアントの業績がしっかり上がっていくことが一番大事だと考えています。そのため、目先の売上だけではなくて、広告費を回収できるのか、最終的に利益として残るのかといった中長期的な視点も含めて提案するようにしています。
売上をつくること自体が目的ではなく、事業として健全に成長していく状態を一緒につくっていく、という意識で向き合っています。
―― この仕事のやりがいや面白さはどこにありますか?
名取さん:
複数の企業や商品に関われることが一番の面白さだと思います。私は商品への愛着が強くて、担当している商品を自然と好きになってしまうんです。その商品の特徴や競合との違いを深く理解した上で、「どうやったら売れるか」を考えるのはすごく楽しいですね!市場や売り方もどんどん変わっていくので、常に学びがある環境だと感じています。そして、その結果としてクライアントの期待を超える成果を出せたときには、大きなやりがいを感じます。
―― クライアントとの関係性についても教えてください。
名取さん:
最初の頃は、前職の影響もあって「お客様は神様」という意識が強かったんです。どうしても気を遣ってしまって、本音で踏み込んだ提案ができないこともありました。
ただ、クライアントの予算やブランドをお預かりしている以上、本当に成果を出すためにはそれではいけないな、と感じるようになって。そこからは「並走するパートナー」として、対等な立場でしっかり向き合うことを意識するようになりました。
できないことはできないとお伝えしますし、その上で「こうした方がもっと良くなる」と思うことは、遠慮せずに提案するようにしています。腹を割って話せる関係性をつくることが、結果的に成果にもつながると感じています。
実際に、あるクライアントから「名取さんが良いと思った提案なら全部ください」と言っていただいたことがあって。その言葉をいただいたときは、これまで積み重ねてきた向き合い方が信頼につながったのかなと感じて、とても嬉しかったです。
もちろん、毎回すべてが成果につながるわけではないですが、クライアントのことを考えて提案し続けることが、関係性にも結果にもつながっていくのだと思っています。
チームの雰囲気と働く環境
―― チームの雰囲気について教えてください。
名取さん:
すごく温かいチームです!みんなそれぞれ忙しい中でも、フォローが必要なときは誰かが必ず手を挙げて助けてくれる環境があって、「一人で抱え込まなくていい」と思える安心感があります。
みんなに共通しているのは、周りを尊重しながら働いている人が多いところですね。お互いの状況を気にかけながら動いているので、自然と助け合いが生まれているんだと思います。
熊本オフィスで働いていたときは、そういった温かさを日常でもすごく感じていて、例えば気づいたらお菓子が回ってきたり、残業していたらジュースをもらったり(笑)県民性なんですかね、すごく居心地の良さを感じていました。
一方で、東京はまた違った良さがあって。東京オフィスのチームはスピード感があって、日々の意思決定や動きも早くて刺激的な環境です。ただ、まだオフィス自体はコンパクトで人数も少ないので、隣の部署との距離が近くてコミュニケーションが取りやすく、他のチームの視点を知れるのが面白いですね。仕事以外の話もたくさんしています!東京オフィスは筋トレの話が多いです(笑)
社内全体としても、人の良さや思いやりをすごく感じる会社だと思っています。
今後挑戦したいこと
―― 今後の目標について教えてください。
名取さん:
今ある手段だけにとらわれずに、「他にできることはないか」を常に考え続けていきたいと思っています。
ECはできることの幅が広い分、少し視点を変えるだけで新しい打ち手が見えてくることも多いので、自分自身も日々勉強しながら、良いと思ったものはどんどん取り入れていきたいですね。
サイバーレコードはそういったチャレンジを比較的自由にやらせてもらえる環境だと思うので、その中でトライ・アンド・エラーを重ねながら、クライアントにより良い価値を提供していきたいです。
未来の仲間へのメッセージ
―― 最後に、未来の仲間に向けてメッセージをお願いします!
名取さん:
「自分で課題を見つけて解決しにいける人」と一緒に働きたいです。スキルや経験よりも、現状を見て「こうしたい」と考えられる力があれば、どんな仕事でも成長できると思います。
サイバーレコードは変化が大きく、常に新しいことに挑戦できる環境です。向上心を持って働ける方にとっては、とても面白い会社だと思います。
名取さん、お忙しい中ありがとうございました!