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今日が新卒最終日。スタートアップの「否が応でも裁量のある仕事ができる」は想像以上だった

私は2016年サイバーエージェントに新卒入社しました。新卒配属の希望で、サイバーエージェントグループの子会社である株式会社CyberBullへの出向を希望し、現在は広告営業に従事しています。CyberBullは動画に特化した広告代理店です。私は主に、企業のブランディングや商品の認知度を上げたいと考えているお客様に対して、デジタル領域×動画に特化したマーケティングの提案・支援を行っています。

内定者時代、社員数たった4人の会社を選んだ理由

CyberBullへの配属は自らの希望です。というのも実は、私は内定者アルバイトとしてたった4人しか社員がいない時代からCyberBullで働いていました。なぜ、こんなにも人数の少ない立ち上がったばかりのスタートアップで働くことを希望したのかというと、理由は2つあります。

1つめは、組織づくりを近い距離で見たかったからです。サイバーエージェントグループにある子会社の中でもこんなに小規模なスタートアップはなかったですし、会社がどうやって作り上がるのか間近で経験し、自分自身も近くで携わりたいという思いがありました。

2つめの理由は「裁量権の大きさ」です。就活をしているとよく聞く言葉ですが、最初から本当に裁量権のある仕事ができる場所って少ないのではと思っています。その点、当初社員がたったの4人しかいなかったCyberBullは、否が応でも裁量権のある仕事ができる環境でした。自分がこけたら会社に大きなダメージを与えるという非常にスリリングかつやりがいのある場所だと感じたので、ここで社会人としての最初の勝負をしたいと思いました。

コミュニケーションひとつでも壁にぶつかった社会人1年目

内定者バイトを経て入社したものの、まず「想像以上に出来ない自分」と出会いました。正直、私は今までの人生であまり大きな挫折がないまま生きてきたタイプで、また内定者アルバイトの経験もあったので多少は自信がありました。しかし、仕事はそんなに甘いわけはなく、今まで悩んだこともなかった「人とのコミュニケーション」ひとつにしても壁にぶつかりました。

例えば、新しい動画広告の構成案を提案する際に、提案内容がお客様の求めているものとズレてしまうことが起こりました。原因は、お客様とのやりとりをメールのみで完結してしまっていたことでした。電話1本の、直接的なコミュニケーションがあるだけで結果は違っていたと思います。それからは、1つ1つのコミュニケーションをどれだけ細かく丁寧にやり抜けるかを意識しています。電話が嫌いではないお客様であれば、絶対にブレてはいけないポイントについて会話してコンセンサスを取る、など。コミュニケーションでズレを起こさないためには、小さなことの積み重ねが重要だと痛感しました。

一方で、1年間働いてみて「組織目線」が付いたことは成長できた点かなと感じています。配属当初は、仕事の質や量に対して実力がついてこない状況の中で日々足元の業務に追われていましたが、今では「チームで結果を出す」ことを意識しています。そのためには、マネージャーの時間を空けることが一番早いと感じているので、小さなことでも現場レベルで起きていることを随時報告したり、数字進捗をまとめる作業などを自ら巻き取るようにしています。

スタートアップで経験することのできた「裁量」と「業務の幅」は圧倒的

特に自分が成長したなと感じたのは、「ブランド広告チーム」へジョインした時のことでした。

CyberBullでは営業が2つのチームに分かれています。ひとつはダイレクトレスポンス向けのお客様に獲得効率を高める施策を提案する営業チーム。もうひとつが、宣伝営業部といって、企業や商品などのブランディングを目的として動画を活用したいお客様に対して、デジタル領域×動画に特化したマーケティングの提案・支援を行うチームです。私は入社してからダイレクト営業チームで獲得効率をどう高めてお客様に還元していくのかを軸に営業活動を行ってきました。現在は、その経験も活かしながらブランドチームで働いています。

動画広告はまだ新しい市場ということもあって、前例のないお客様に対してWEBで動画広告を活用するメリットから説明しなくてはいけないケースがあります。そのような場合は、WEBを使って何ができるのかなど、できるだけ丁寧に説明をさせて頂くことでやっとご提案の機会へとつながっていきます。

実際にご提案から受注を頂いたケースでは、私がコミュニケーションプランの設計・企画、メディアプランニングまでを担当しました。当時の私にはまだメディアプランニングに対する知識がほぼなく、どんなことができるのかすらわからない状況でした。ですが、上司からWEBプロモーションの全体設計を一任されていたので、何としてでもお客様に納得して頂ける提案をしたい、と思って手探りではありますが自信のもてる提案内容に仕上がるまで徹底的に向き合いました。

特にプランニングに関しては、細部まで徹底的に考える必要がありました。WEBだからこそ全ての数字が見えるので、いかにロジカルに芯を食ったプランニングを立てることができるかが重要になります。知識が足りていない状態の私ひとりでどうしたらいいのか、と悩むこともありましたが、成功のためにはひとりでやりきる必要はなく「いかに人を巻き込むか」が大切だと感じました。社内の先輩方にひたすら質問をして提案内容をブラッシュアップしたり、市場調査や資料の見せ方ひとつに関しても何度も上司にフィードバックをもらい、自信をもって提案できる状態になるまでとにかく向き合い続けました。

結果として受注を頂くことができました。お客様の課題に寄り添って考え抜いた時間や提案内容について評価頂けたことは広告営業マンとして僅かですが一歩進んだと思える経験でした。

同時に、真摯にお客様と向き合い、1つ1つの不安要素を潰したり、本質の課題に対しての提案ができれば、新卒の自分も戦っていけると実感しました。もちろん先輩方や上司の支えがありつつですが、コミュニケーションプランの設計・企画、メディアプランニングまでを網羅的にひとりの営業がこなさなければいけないという状況はスタートアップだからこそできたの経験なのかなと思ってます。1年目で経験することのできる「裁量」と「業務の幅」は圧倒的でした。その分、責任も非常に重いものだと、日々感じています。  

もうすぐ2年目。お客様に寄り添うチームを作ります

これからの目標は、マネージャーとしてチームを持って戦いたいです。1人でできることもたくさんあるかとは思います。ただ、僕の経験からもそうですが人には弱点はあると思っていますし、そこをうまく補ってひたすらお客様に寄り添うチームを作れたらと考えています。入社当初から、CyberBullの動画市場における「新しいマーケットルールを作る」というビジョンを叶えるために、組織を引っ張っていく存在でありたいと思っていました。現状はまだまだ力及ばずなので、もっとアクションを起こしていかないとですね。

現在、CyberBullでは共に動画マーケットルールを創っていける仲間を募集しています。是非、熱いご応募をお待ちしております!

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