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「治したい病気がある」。設計、チームづくりを牽引する山本達也(やまたつ)のモチベーションの原点とは。

「アプリで治したい病気があるんです」。自身の経験から治療アプリの開発に一際強い思い入れ持つ、キュア・アップのエンジニア、山本達也(やまたつ)。アーキテクトを担うやまたつが大事にしている「設計」、「チーム」、そして「愛」とは?やまたつのストーリーをお届けします。


こだわり抜いて作れる「愛せるプロダクト」に携わりたかった

ー出身はSIerだそうですが今と違うところはなんですか?

100人で10以上のチームをつくり、一つのアプリケーションを開発していました。そうすると、設計が競合して、例えばマンションの1階の部屋の高さがそれぞれ違うみたいな、そんな仕様齟齬がでてきてうまくいかないということがあったんです。マイクロサービスアーキテクチャのような考え方が普及する前でしたし、設計者が各チームにいれば当然のことだったように思います。そういった中で設計や開発体制に対する「問題意識」が芽生えました。100人で書くときに何をルールとして統一していくのか、本を読んだり考えたりしていました。スクラム開発を始めたのもその頃でした。

あとは、すばらしいプロダクトオーナーに出会えたのが何よりの財産です。スクラムのマネージメントまでできる人で、すごくきれいなスクラムの中で仕事ができていました。いろんなチームを渡り歩いたので、よくできているところできていないところの差を目の当たりにし、チームビルディングに関してすごくよい経験ができたと思います。

ーそんな中、どうして転職を決意されたんでしょうか?

製品への愛を持ちづらかったこと、技術で評価されたかったこと、という2つが大きいですね。

Slerは作業量に応じてお金が発生するため、会社にとっては工数が増えることが価値で、個人のスキルが評価されにくい。成果物の評価も、「より早くレビューが通り、バグが起きない」という所に置かれがちなので、プロダクトへの愛情を持ちづらい環境でした。私はプログラミングが本当に好きで、技術で評価され愛を持ってプロダクト作りに取り組みたかった。だんだんとそれをやりたい人はWeb系に行った方がよくて、それができるスタートアップに行くのが良さそうだと思うようになり、転職を決めました。


「人の病気を治せるアプリ」というのが入社の決め手だった

ーCureAppにはどのような経緯で入社されたんですか?

たまたま勉強会での登壇を見かけたのがきっかけでした。全てJavaScriptで作っていて使っていてDB(データベース)もJSフレンドリーなMongoDBを選んでいると知って興味をもち、翌日にはWantedlyで「話を聞きたい」を押していました。

ーキュア・アップへ転職を決意された理由は何だったのでしょうか?

設計へのこだわりと、プロダクトへの愛、両方を満たせる会社だと思ったからです。

設計面でいうと、iDDD本(実装ドメインドリブンデザイン)でのRails批判を見たこともあり、フレームワークに依存しすぎず、長く愛せるコードを書き残すための設計に強い関心を持つようになりました。そのような中で、CureAppはDDD(ドメインドリブンデザイン)やオブジェクト指向プログラミングに関心がありましたし、サーバー・ブラウザ・アプリのどこでも実行することができるUniversal JSのためのクリーンなドメインを重要視する文化があったので、そこにとても惹かれました 。

ープロダクトへの愛という点ではいかがですか?

初めて「治療アプリ」という言葉を聞いたときは「アプリで人を治すなんてできるのか?」と半信半疑でした。でも、話を聞いてみると、治療の仕組みも納得できるものだったし、医師二人が本気で取り組んでいて、なおかつ一人は医師でありながら熱量のすごいエンジニアだったので、きっとすごいものができると確信したんです。

同時に、治療の仕組みを聞いたときに、そのロジックなら自分の関心のある疾患も治せるのではと感じました。実は妻が妊娠糖尿病だったんです。妊娠糖尿病の食事制限はすごく大変で、妻は体重増加±0kgで次男を出産しました(現在母子ともに健康です!)。血糖値測定のための指からの採血は痛い、インスリンの自己注射も怖い、そもそも情報があまりなくて何が効果があるのかわからないと不安だらけでした。なので、傾向がある人に妊娠前からアプローチしたり、治療中に悩んだことも含めて治療アプリでのアプローチができるんじゃないかなと思いました。あるといいなと思っているものを、自分のエンジニアリングの力で実現したい。 キュア・アップに糖尿病の治療アプリは今はありませんが、自分の手で作るのが目標です。

ベストプラクティスがない中で「より良きもの」を議論できる

ー実際に入社してみて、いかがでしたか?

CureAppでのエンジニアリングは、設計や検討の余地が広く、自分に向いているなと感じています。クライアントリッチな世界でのドメイン駆動設計は、想像上の産物ではなく、自分の手で磨いていく現実のものです。Railsのように方法がはっきりした世界から、そうではない、ベストプラクティスが定まっていない世界で、一緒にどうするのがよいか議論できるという仲間がいるというのが、勉強になり、切磋琢磨でき、すごく良いなと感じています。CureAppには設計で変えられる幅が大きく、それを議論できる文化的な土台もあって、とてもやりがいを感じています。

CureAppの「治療アプリ」というサービスは「トランザクション競合が少ない」「アプリにオフライン利用の要件がある」「医療ドメインを扱う」という特性があって、それに適うべく「ドメインをアプリ側に持つ」「サーバーサイドを薄く作る」といった他ではあまり味わえないアーキテクチャを持っています。加えて患者向けアプリ(React Native)と医者向けアプリ(ブラウザ)のプラットフォーム差分や、今後の国際化対応、マネタイズ方式差分などに柔軟に対応できる共通でクリーンなドメインが求められ、それをmonorepo(lerna)で切り分けて作っていくという、フロントエンジニアにとって刺激的な環境だと感じています。

ーCureAppならではの特色というのはなんでしょう?

医療機器としての「治療アプリ」を世に送り出すために、さまざまな出身の人がいることですね。一般的なソフトウェア開発現場にいる、エンジニア、営業、企画職に加えて、現役医師、看護師、薬剤師、保健師、治験コーディネーター、医学生のインターンなど様々な経歴の方がCureAppで働いています。また、「医療」という明確なテーマがあるおかげか、開発メンバーもプロダクトに対するこだわりが強い人が集まっているように思います。


ー最後に、今後キュア・アップでやっていきたいことを教えてください

これからやりたいことは大きく分けると二つあります。

一つ目は、治療ドメインやマルチプラットフォームを含む設計のブラッシュアップです。より深いドメインの発掘や蒸留、またUniversalでポータビリティの高いコードのためのクリーン化など設計の余剰は多く、やりがいを感じます。それらを独りよがりでなく、エンジニア全員の議論を以てよりよい設計を探していきたいです。そのために社内勉強会を通して各種設計論や技術を発信、共有していこうと考えています。

二つ目は、途中でも述べましたが、糖尿病のアプリをつくりたいということです。全部自分でやってみたい。実際それは会社のルールの中で可能だと思っています。企画から自分がリーダーになり、社内のノウハウを借りたり、勉強して能力をつけて、トライしていきたいです。アプリが世に出ていくためには、エンジニアだけではなく、いろんなポジションの人が必要です。医学的なところ、ユーザー体験のところ、薬事、臨床開発、営業、マーケティングなど、仲間の力を借りて、世の中に出すところまでのプロジェクトをやりたいです。

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