1
/
5

時給130円のインターンと学生起業を経験してたどり着いた答え

ーーー今回は新規事業立ち上げを主業務として行う部署でインターンをしてる真坂さんにインビューをしてみました、それでは改めて自己紹介をお願いします!

自己紹介

青山学院大学4年を休学している真坂克哉(まさか かつや)と申します。札幌生まれ、山形育ちです。
学生時代はサッカー、陸上、ラグビー、ホッケー等やってました。いわゆるスポーツ少年ですね!

生活面で誰にも負けない点は「骨折した回数」です。今まで11回骨折しました。笑
高校ラグビーで鼻骨骨折を2回経験しましたが、その前まではよくイケメンと言われてました!(今ではもう……笑)



ーーー今でもイケメンって噂ですよ?印象に残る自己紹介ですね!真坂さんが最近ハマっているものを教えてもらってもいいですか?

「千日回峰行」(せんにちかいほうぎょう)の動画を見ることにハマってます。

千日回峰行とは奈良県・大峯山の頂上にある大峯山上本堂までの往復48キロの山道を1000日間、1日も休まず歩き続けるという行です。

もし途中で止める場合は短刀で腹を掻き切るか、紐で首をくくり、命を絶たなければなりません。

辛い時にこの動画を見ると、僕の悩みはなんてちっぽけなんだと思うと同時に、誰のために生きるのかを常に考えさせられます。

生きている意味を志と捉えると、僕の志は失敗にもめげず常にチャレンジをして他者に勇気を与えることです。
この志は普段生活しているとどうしても視座が下がり、意識できなくなってしまいます。「千日回峰行」を通して定期的に自分を見つめ直すことができるので好きです。

ーーー真坂さんのストイックさはここから来ているんですね...。

人生の中で一番熱中したこと

ーーーこれまでの人生で一番熱中したこと、頑張ったなあと思うことはなんですか?エピソードとかも詳しめにぜひ教えてください!!!

前職のインターンですね!
前職は強烈なビジョンと社長のカリスマ性に惚れて入社を決めました。
その会社は当時7人くらいのスタートアップ企業でした。

僕は会社で展開していたサービスの1つである「外国人向け不動産仲介サービス」を中心に採用、営業、顧客対応、新規事業等々多くのことを経験させていただきました。

インターンとしてジョインした当初は仕事が何もできず、自分の不甲斐なさに毎日帰り道は泣いていましたね。笑

今思い返せばかなり責任の重い仕事を任されていましたが、上司達は一切の妥協を許しませんでした。僕もなんとか信頼してもらうためにまずは量をこなそうと頑張っているうちに、学校にも行かなくなりました。笑

当時会社にはオフィスがなく、恵比寿の吉野家やマックに12時間くらい居座って店員さんによく怒られていましたね。給料も5万円しかもらえず、時給換算でも130円くらいしかなったです。

当然生活はできなくなり家の電気ガスは止まってしまいました。11月のシャワーの冷たさと毎日食べていたジャムなしフランスパンの味は今でも忘れられません。笑

今思い返せば相当過酷な労働環境でしたが、当時は目的のために情熱を持って仕事をしているチームメンバーがカッコイイと思っていました。

ーーーそのような大変な環境で、なぜそこまで頑張れたんですか?何がきっかけだったんですか?

原体験は、「死」に直面したことでした。

自分の身の回りで「死」と直面することが多かったことが原体験です。死を目の当たりにすることで自分の存在意義について、随分考えました。

具体的には高校1年生のラグビーの練習中に先輩が亡くなって、高校3年生の卒業式の日に突如後輩が病気で亡くなってしましまいました。

亡くなった方との関係も近かったため、この人たちのためにも絶対に幸せになってやる!と自分の中に使命感が芽生えました。

その後高校を卒業して大学に入り、サークルや勉強、アルバイトなど人並みに幸せな生活を送っていましたが、全然満たされませんでした。

亡くなった「2人」の分も生きている気がしなかったんです。

そんなことを思っていた時、今度は大学で一番の親友が脳出血で倒れたと知らせが来ました。

知らせを聞いた時「死」が頭をよぎり涙が止まりませんでした。

僕は知らせを聞いた日にたまたまベンチャー企業のセッションに申込んでおり、常識的には行かないと思うんですが何故かその日は行ってしまったんです。

そのセッションで聞いた経営者の方達の話に衝撃を受けたんです。彼らはお金のためでも名誉のためでも無く、社会のために命を燃やしていることが感じ取れました。

まさにこれが僕の使命だと感じました。この経験があった後にすぐに行動してベンチャー企業を探しまくり、一番過酷そうなところを選んだのが前職のスタートアップのインターンに出会った次第です。

ーーーそういった経緯だったんですね...。そのスタートアップでのインターン経験から学んだことはなんですか?

スタートアップで学んだことは「素直さ」と「成長意欲」と「覚悟」の大切さ

学んだことはたくさんありました。その中でも「素直さ」と「成長意欲」と「覚悟」の大切さを身をもって学べたことが一番大きいです。

僕が会社に在籍していた8ヶ月間の間で計40人くらいのインターン生と関わってきました。
9割くらいが仕事がきつくて1ヶ月未満で辞めてしまうんですね。

その方達の中には有名大学に通っていて外資コンサルに内定が決まっている優秀な方もたくさんいましたが、決まって会社の文句を言って辞めていきました。

一方でそんな環境でも凄まじい速度で成長していく人もいます。彼らはこの環境で仕事をする覚悟があり、志があります。そして素直さを持って、まるでスポンジのように知識を吸収し成長していきます。僕もその1人だったと自負しています。

地頭ももちろん大事ですが、何よりも大切なのは、素直さや覚悟など仕事のスタンスと直結する部分だと思っています。
新規事業に携わる人間としてはこの素養がなければやっていけないと考えています。

ーーー確かに大切なことですよね。ちなみに過去はどんなバイトやインターンをやっていたのですか?

居酒屋。フィットネスジムのトレーナー。カフェ。ゴルフ場。建設現場。雪山でのリゾートバイト。携帯電話の営業。スタートアップで長期インターン。2人で独立して事業を作ったりもしてました。結構色々やってましたね。

ーーー確かに色々なことに挑戦してますね!独立からなぜキュービックを選んだのですか?

神戸で不動産事業をしていたのですが、上手くいかず資金ショートしてしまいました。

自分の実力不足を痛感し、事業をたたみ残りの学生生活はインターンをして卒業と同時に独立しようと決めました。

インターンを決める基準は4つありました

その際、僕の中のインターンを決める基準は4つありました。
1)100人以上の規模感の会社であること
2)経営層など会社の舵をきる意思決定者と近い環境で仕事をできること。
3)+αで何らかのスキルを獲得できること
4)一緒に働きたい人がいること
将来起業することは決まっているので、学生の今だからこそ働ける規模感の会社でに働きたかったんです。
何社か選考を受ける中で1〜3の条件においては、面接においては他の会社と大きく違いはないと感じました。

しかし、「この人と一緒に働きたい!!」と心底思えたのはキュービックだけでしたね。

他の企業では僕のことを戦力の一部としてしか考えていないように感じましたが、キュービックの新規事業開発部は僕のキャリアを真剣に考えている姿勢が感じられました。僕も前職で採用に携わっていたこともあってか、この姿勢にはとても感動しました。

実際に入った後に感じることはキュービックには役職や年齢に関わらず「善い人」しかいないです。

これは後付けですが、前職で僕が学び大事にしたいと思っていた価値観を体現している人達が集まっていたのかなと思います。だからこの会社に惹かれたんでしょうね。

ーーー運命的な出会いでしたね。キュービックでは今、どんな仕事をしているんですか?


今は事業開発に夢中です

ジョインしてからおよそ2ヶ月が経ちましたが、現在は新規事業開発をやっています。

ユーザーインタビュー、リサーチ、思考実験を通して仮説検証を繰り返しながら世の中に新しい価値を創造するために日々奮闘してます。

新規事業開発部は2チームに分かれて活動しており、外部で経営者をされている経営者インターンの方とバディを組んで事業開発に取り組んでいます。

1月頭までに事業アイディアを開発段階に進めるというミッションが課されているのでとても責任の重い仕事ですが、日々学びがあります。

ーーー実際働いてみてどうですか?働く前とのギャップはありましたか?

何回かキュービックのメンバーとの面談をした上での意思決定でしたし、新規事業も過去に経験したことがあったので大きなギャップは無かったです。

ただ想像していたより個性的なメンバーが揃っていることと、少しカオスな環境であることは良いギャップでしたね。笑

新規事業開発部のメンバーは、執行役員/社員/経営者インターン2人/インターン3人の計7人チームです。

みなさん僕とは比べ物にならないくらいの視座の高さと経験を持っていますし、いい意味で変な人が揃っています。笑

入社当時は部署立ち上げから日が浅く、コミットできる人が少なかったので、最初は部署内に散らばっている仕事を探して奪い、事業部の土台を作ることに専念していました。

具体的には事業部としてのミッションや中長期のビジョンなどの策定です。

かなり抽象度が高く僕が苦手な分野でしたが周りのサポートもあって何とか成し遂げることができました。

ーーーまだ入社2ヶ月とは思えない仕事の進め方ですよね。笑
今後、何かやってみたいことはありますか?

僕の中で人生のビジョンは3つあります。
1)短期的(20年くらい)には世界に「0→1」を加え続けるような人である事

2)長期的には資本力と影響力を持って「マイナス→0」の世界を創る事(社会課題の解決)

3)恒常的に関わる人たちに愛される事

僕は、近しい人を亡くした経験から他者に貢献していという「利他」の気持ちが強い人間です。利他の影響力を広めるために、ビジネスで資本力と影響力を身に付けたいです。

また、このビジョンを達成する過程で関わる人々に、「社会的地位/出身/人種/親/等々に関わらず誰でもチャンスはある」というスタンスを伝え、「自分はできない」というバイアスにかかっている人を変えたいです。

この原体験は、僕自身が両親が自衛官で高卒という保守的な家庭に生まれ、山形という閉鎖的な地域で育ったことに強烈なコンプレックスを持っているからです。

人の能力は生まれた時点で決定する要素が多く、今まで関わってきた人達を見てもそれは疑いようのない事実だと思います。

そのような人達と関わる中で、反逆心がメラメラ生まれ社会を見返してやる!!という気持ちが芽生えました。

自分の力ではどうすることもできないと決断している人々に対し、僕が常にチャレンジし、成功を収める中で希望になりその人々の人生を変えられるようになりたいです。

このビジョンは常にアップデートされているので、明日になったら変わっている可能性もあります。ただ根本の「他者のために」という考えは一生変わらないでしょう。


キュービックで成し遂げたいこと

そのためにキュービックで大学卒業までの残り18ヶ月を使って成し遂げたいことは2つです。

1)サービスの構想段階からリリース、グロースまで携わること

2) 執行役員の川俣さんや、代表取締役である世一さんから経営視点を盗むこと

とても難しいチャレンジではあると思いますが、絶対に成し遂げたいと思います。

ーーーおわりに。これからキュービックのインターンに応募する学生や、長期インターン先を探している学生向けてのメッセージなども盛り込んでもらえると嬉しいです!

インターンを考えている学生へ

長期インターンが初めてで、悩んでいる方は、仕事を通して何をするか?できるか?より、どうなりたいか?どう思われたいか?の解像度をクリアにすることがオススメです。

志が明確になれば、何をすればいいかは自ずと見えてくると思うからです。

僕自身は人生のロードマップを作って死ぬときにどうなってたいか考えたりしてます。笑

また、キュービックは日本一学生インターンが活躍するインターン生の多い企業です。

多くの企業がインターン採用で課題を抱えている中キュービックが上手くいっているのは、それだけ働きがいがある環境だからだと思います。

キュービックの経営理念である「ヒトファースト」はヒトの本質と向き合うことが理念であり、成長戦略だと考えています。職場においては、社員・インターン関係なく日々高め合える文化が形成されていることが良い点ですね。

また、僕が所属している新規事業部は経営者、大企業でも名をあげていた優秀な方達が揃っています。求められるアウトプットやコミット量は高いですが、覚悟のある方ならいつでもウェルカムです!

求める人物像は、「善い人であること」「コミュニケーション能力があること」など基本的な能力に加えて尖っている人と一緒に働きたいですね!

将来起業したい方はシード期、アーリーステージ期のスタートアップで働くこともいい経験だと思います。

しかしながら、メディア事業の実績があり尚且つ新規事業部で働けるこの環境は、経営視点と事業部視点どちらも得るチャンスある環境です!学生の立場でこの環境で働ける企業は中々ないと思います。

興味のある方はお話だけでもお待ちしております!!


キュービックのインターンについてもっと詳しく知りたい方はこちら!

「※本記事は〜年〜月時点のものです。キュービックのCIおよびコーポレートロゴは2020年9月に変更されています。」

株式会社キュービック's job postings
13 Likes
13 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Invitation from 株式会社キュービック
If this story triggered your interest, have a chat with the team?