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海外の投資機会を発掘し、価値あるファンドをつくる。クラウドクレジットの根幹を担う、商品部のミッション

ファンド商品の組成を担う商品部。

資金を必要とする成長国への投資機会を提供するクラウドクレジットにおいて、同部は事業の根幹を担っています。そんな商品部に所属する白坂と氏家に、業務内容ややりがいについて人事の村松が話を聞きました。


やりたかったことが実現できる、全く新しいビジネスモデル

村松:まず、お二人の経歴から教えてください。

白坂:複数の金融機関で、オルタナ関連の投資を中心にミドルバックやクライアントサービス、商品設計に携わってきました。そうした中で、東京都内の既存金融機関ではエマージング市場やフロンティア分野での業務を推進するチャンスがなかなかできないことにフラストレーションを感じていて。たまたま『ガイアの夜明け』でクラウドクレジットが紹介されているのを見て、「ここでならやりたいことができる」と思って転職しました。

氏家:新卒でベンチャーキャピタルに入り、アジアの投資先企業の日本市場進出を支援していました。そのあと、投資先の1社だった韓国企業向けに検索ソリューションを提供する会社で経営に携わることに。5年ほど日本支社の代表を務めていましたが、日本支社を閉じることになってしまい、止むを得ず転職することになったのです。幸いなことに当時の勤務先の社長から「ソウルで一緒に仕事をしないか」と声をかけていただきましたが、いまいちしっくりくるところがなくて。そんな中、以前から気になっていたソーシャルレンディングやクラウドファンディングを展開する日本のFinTechを探していたところ、クラウドクレジットに辿り着きました。


貸したお金の返済までを見据えた商品設計

村松:商品部ではどのようなミッションを掲げているのでしょうか?

白坂:リスク・リターンのバランスが優良な投資機会を複数ルートで発掘し、それを適切な商品組成プロセスに則って、投資家のみなさまへ提供する。この道筋を立てていくことが私たちのミッションです。ラフな言い方になりますが、我々の「クライアント」は日本の投資家の皆様と、もう一方では世界各国の貸付先企業も顧客であると。両サイドにお客様が居る訳です。なので、我々は両サイドのニーズの落し処というか納得できるような最適なところへと導かなければいけない。

そのためには、様々な国における事業環境や金融関連のルール、資金需要、仕組みを把握した上で、優良な投資機会を選定すること、そして「単に資金を貸し付けるだけでなく、どのように元本と利息を返済してもらうか」まで考えて商品設計していくことが大前提になります。

村松:具体的にはどのような業務内容になるのでしょうか?

氏家:当社のファンド作りにはいくつかプロセスがあるので、まずその流れをご説明しますね。

▼初期コンタクト
まず、信用供給が十分になされていない国における投資先をソーシングするところから。つまり、貸付先候補の選定とコンタクトです。通常、各業界のデータベース、メールやイベント・取引先の紹介経由で資金需要案件の情報が入り、その中から商品化の見込みがあると判断した先に対して、当社より改めてアプローチを行い、事業説明などを行います。

▼デューデリジェンス(商品化前調査)
次に、部内でディスカッションを重ねて商品性を検討します。この段階では特に運用部と密に連携し、4段階・全9項目によるリスクの考証を行っています。

<第1段階>
■商品性の検討・確認
・想定利回りの確認
・運用資産の保全に関する手段の確認
・海外にある提携候補先の本人確認
・(疑義がある場合)日本顧問弁護士と全体フレームワークの確認

<第2段階>
■法制の確認
・運用候補国の各法律事務所と法令・規制の確認
・子会社の所在する国の法律事務所と法令・規制の確認
・日本の顧問弁護士と国内法規制の観点から法令・規制の確認

■財務の確認
・最終資金需要者の借入金利確認
・最終資金需要者の延滞率・デフォルト率等の確認
・関係者の手数料率等の確認と交渉
・必要インフラの整備及び維持に係るコストの確認

■税務の確認
・最終資金需要者が支払う利息等への現地課税料率確認
・子会社所在地における税率の確認 (Tax Treaty の有無の確認を含む)
・日本での課税料率確認

■収益性の確認・交渉
・ 資金需要者(B/S Lender) やP2Pプラットフォーム運営者の財務内容確認
・ 資金需要者が第三者から格付けを取得しているか確認
・ 資金需要者が証券取引所上場債券を発行しているか確認

<第3段階>
■オンサイト・デューデリジェンス (現地訪問確認)
・先方が業務遂行に必要な人員を有していることの確認
・先方の鍵となる部門長(コンプライアンス部門、リスク管理部門、債権回収部門等)が必要な専門知識を有しており、適切なストラテジーを有していることの確認
・先方が金融機関として営業している場合、DD資料として AML Policy の提出を受けているはずではあるが、実際に AML Policyに基づいて適切な本人確認、マネー・ロンダリング/テロ資金供与対策の態勢整備を行っていることの確認

■当社内の投資委員会の実施
・商品部として組成に問題ないとの判断ができたときに、代表取締役、チーフ・インベストメント・オフィサー(CIO)、副CIO、投資管理部長、運用部長および法務・コンプライアンス部長、商品化起案者により投資委員会を開催
・全会一致で可決された案件のみ新たなファンドとして販売

<第4段階>
■投資インフラの整備
・監督官庁(関東財務局) への書類提出
・分別管理に必要な銀行口座開設
・オンラインプラットフォームでの口座開設
・追加の取引契約書等の締結

■テスト投資
・ファンド募集前に自己資金を使用しての少額運用
・資金決済上の問題点や注意点の洗い出し
・当社内での情報共有と最終確認


ファンド発売へ


ここまでが当社のファンド作りの一連のプロセスになります。

世界には様々な資金需要が偏在していて、どのようなリスクが存在しているのかわからない。マイクロファイナンス機関さんや、未電化地域に太陽光パネル(ソーラーホームシステム)を販売しているオペレーターさんなど、当社の貸付先も様々です。そのため、「本当にこの企業に貸し出していいのか?」ということを1つ1つ確認し、貸付条件やコベナンツ(財務制限条項)を調整しながら商品化を進めています。

村松:具体的に、貸出リスクの確認はどのようにしているのでしょうか?

白坂:財務分析や事業計画分析、マーケット環境などから、資金需要者が本当に借り入れて返済する能力があるのかを判断するので、その点では基本的には銀行の融資と共通する部分が多いですね。しかし、貸付の対象を伝統的な商業銀行よりも幅広に見ているので独自の基準も設けています。資金需要者自身が気づきにくいリスクをこちらでインタビューすることもありますし、同じような経済条件の国や同業種内の類似する企業等と比較することもあります。

勿論、リスクを取らずに一定のリターンを得ることは出来ませんので、そのリスクをどう吟味するか、商品部や投資委員会でどう評価され、判断されるか、ということになります。個人的な判断基準の1つとしては「その投資商品を自分の親なり友達なりに勧められますか?」であるかな、と。


投資先の見極めが醍醐味でもあり、難しさでもある

村松:クラウドクレジットに転職して、どんなところにやりがいを感じますか?

白坂:前職では一般投資家向けおよび機関投資家向けの投資信託と年金向け基金の商品設計がメインでしたが、社内の意思決定にかなり時間がかかりました。それに比べ、クラウドクレジットではリスク管理はきちんとしつつも、合理的なプロセスで商品化を進めることができる。そういったやりやすさに魅力を感じています。

氏家:様々な国の人たちと交流しながら、実際にお金を必要としている人たちに資金を提供できるところですね。私は日本の銀行に勤めたことがないので詳しいことは言えませんが、日本だと資金がダブつくほど借り手を探すこと自体が大変だという話をよく耳にします。

一方で、当社のビジネスにおいては世界中の企業が顧客になり得ます。その中で、本当に資金需要のある国や企業とフェアに交渉して、資金需要者さんと国内投資家さんの両方に高いリターンを提供できる点が、この仕事の魅力と言えるでしょう。

村松:一方で、仕事の難しさはいかがでしょう?

氏家:「本当にこの事業はビジネスになるのか」を正しく判断することだと思います。私は投資先ソーシング業務が多いので、海外のイベントに出席したり、電話でアポをとったり、スカイプ面談をしたり、日々多くの資金需要者さんと接します。その中にはビジネスとしては魅力的でも既存のケースには当てはまるものがなく、明確に判断する指標がない場合も多々あり、「どうやってジャッジしていくか」を考えることがやりがいでもあり、難しさでもあります。

いまのところ、私が投資先の開拓を進める中で大切にしている基準は、最低限ではありますが「当社と上手くコミュニケーションがとれるか」ということ。もちろんこれは言語の話ではありません。聞いたことに対して回答がなかったり、信憑性に欠ける対応が少しでもあったりすると、こちら側としても優先順位を下げざるをえない。そこに目をつぶったとしても、中長期的には上手くいかなくなってしまうので、最初のコミュニケーションで冷静に見極めるようにしています。

一人ひとりが主役の会社で「世界に貢献する投資」を実現できる

村松:お二人はどんな人と一緒に働きたいですか?

氏家:やはり当社のビジョンに共感してくれる人ですね。経験・スキル以上に、マインド面が重要なので。もちろん、「金融機関での融資経験を活かして、国際的なビジネス経験を積みたい」という方でしたら、心強いです。


出張中の様子

白坂:私は、貸付から最終的な回収までを見据え、最後まで責任を持って仕事ができる方と一緒に働きたいと思います。こうしたマインドがあれば、金融業界でのキャリアがそこまで長くない方や語学力に自信がない方でも、当社でいい経験を積めると思っています。

特に語学力に関しては、当社には英語が喋れる人がたくさんいるので安心してください。現地に行く場合は多少トレーニングが必要になるかもしれませんが、通訳できる社員が同行するので問題ありません。逆に、スペイン語やフランス語が喋れる人は少ないので、もし英語以外の語学力があれば、とても助かります。

ただ、個人的な経験に基づいた意見ではありますが語学力よりもむしろ世界史や国際情勢への興味やバックグラウンドがあった方が、現地の方々の懐に飛び込みやすく、信頼関係が築けると思います。仕事にフルコミットできて、いろんな国の人たちと信頼関係が築ける人だといいですね。

村松:最後に、読んでくださっている方にメッセージをお願いします。

氏家:私たちのビジネスでは、普段関わることがない国の人たちと接することができます。それは間違いなく他では経験できません。私はよくイベントに参加するのですが、日本の金融業界の人に会うことはまずありません。そういった独自のサービスを提供する会社で、「自分たちで新しい商品を開発したい」という方にはやりがいのある仕事だと思います。

白坂:少数精鋭の会社なので、自分のアイデアがそのまま形になる醍醐味を味わえます。大きな会社だとプロジェクトの歯車になりがちですが、クラウドクレジットでは「一人ひとりが主役」を実感できるはずです。「自分で仕事をつくりたい」という想いがある方、ぜひ私たちと一緒に「世界に貢献する投資」を実現していきましょう。

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